自分の経験だけで言うので、断定するものではないが、
自分で判断する力や、体を動かせる内に治療する方が、
多くの場合は、治りが早いと思う。
まず精神科クリニックを選択したが、
私は定期券の範囲で探したが、病院HPを見て、
ここは行きたくない、とか、あんまり良くなさそうだな、
と感じる病院の方が多かった。
まあいいかなと感じる病院と、ついでに、
行きたくないと感じた病院も、
現地に足を運び、外観を確認した。
精神科医師は特に相性が合う合わないが大きいらしいが、
事前にわかる絞り込みはした方が無駄がないので、
ここまでできる気力が残っている内の方がいい。
実は、以前に精神科に掛かっていた友人に、
お薦めの病院を教えてもらったのだが、
評判が良過ぎて予約を取れるのが大分先であり諦めた。
本当は、大分先でも待てる余裕がある内の方がいい。
こうして病院を選んだが、
3ヶ月の病気休暇を挟んだ評価は、
良かったとは言えないが、まだいい方だろうなと。
良かったことは、精神科医師しか書けない、
休職の診断書を貰えたことと、薬の処方を絞られたこと。
処方は精神安定剤と睡眠導入剤の2種類だけで、
私の状態を診ながら最小限に調整してくれた。
ただ、診察時間が短くて、
初診と診断書発行時は長めだったが、他の患者を見ても、
普段は5分位で収めようとしていた、全然、足りない。
…これは、多くの精神科に共有しているようだが。
だから事前に前回までのおさらいをし、メモを準備したが、
そこまでするのは重症患者には無理だし、
私はストレス要因が複数あるのに、単純化されてしまった。
そこを自分なりに消化し、回復に向かう力がないと長引く。
またネットでは、
「精神科の薬は一切ダメ」という極論が多く、
私はブログをしているので、そういうコメントも貰った。
よく読むと、掛かったのがやぶ医者で
薬の処方が不適切(種類や量が多過ぎる)だったり、
どんな薬も異物だから副作用の個人差もあるだろうし、
患者本人と医師の責任割合はともかく服用が多過ぎたりで、
今、適切な服用が必要な患者に対し、一切ダメと言うのは、
単なる暴論であり、治療の邪魔をする行為である。
そこを判断できる力が残っていないと鵜呑みにして、
治るものも治らなくなる。
自力で運動療法(歩く)、音楽療法(クラシック)、
読書もしたが、それでもまだ、不安が大きいです。