いきなり脳腫瘍~病名が聴神経腫瘍→右脳腫瘍→右小脳橋角部髄膜腫。手術後に東日本大震災、2度目は右顔面神経麻痺~

最初の病気の告知から入院・手術と順繰りに回想…はブログの頭(2012.4.7開始)の方、2018.3の再手術で障害を負う

コリオリ力!

2020-09-07 22:01:16 | お天気、季節、自然現象
台風で被害を受けられた方も多くいらっしゃるタイミングで
こんなことを書くのもどうかと思いつつ。。。
理系の人には常識なのですが、文系の人は知らないようなので。
台風に限らず、低気圧、高気圧の回転方向がいつも同じなのは
皆さんよく知っていると思います。
北半球であれば、台風や低気圧は左巻きで内側に風が吹き込み、
高気圧では右巻きで風が吹き出します。で、南半球ではその逆です。
この理由は、いわゆる「コリオリ力」による物です。
ニュートン力学では、静止座標系では外力がない限り、
物の運動には加速は生じませんが、
加速している座標系ではそうではありません。
ご存知の通り、地球は自転していますので、回転座標系です。
この場合、有名な(擬似的な)力は遠心力ですが、
それ以外にも、座標系に大して移動してる物体は、
北半球では進行方向に対して右方向の、
南半球では進行方向に対して左方向の、
擬似的な力を感じます。
この(擬似的な)力をコリオリ力と呼び、
コリオリ力が低気圧や高気圧の回転方向を決めています。
洗面台に貯めた水の栓を抜いた後にできる渦の方向も、
低気圧と同じ方向で、北半球であれば左まき内側に流れ込み、
南半球であれば逆です。
これも、コリオリ力による物ですね。

コメント
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