夏休みをとったのは7月29日から8月6日まで。今更ながら夏休みの日記を書いています。
8月1日-4日まで村上の祖母の家へ両親と犬2匹を連れて遊びに行きました。
8月2日
翌朝早速、村上城跡が残るお城山(臥牛山)へ犬を連れて登ることに。
久しぶりに訪れたら階段がコンクリで舗装されて登りやすくなっていました。
年長の雑種犬は延々と続く階段を暫く「・・・・」と見つめた後にくるりと向きを変えて
帰ろうとするので「いーくーのーよー」と説得。
一方のバセットも普段はこれと同じ態度なのですが、"初めての場所に大勢で散歩"という
設定に舞い上がり飛ぶように登っていきます。
途中蚊がわんさか寄ってきました。 -横浜の蚊よりも大きい。-
石垣の残る頂上には沢山の山百合が自生していました。
頂上からは小さな市内と三面川に日本海を見渡せます。粟島は残念ながらガスって見えませんでした。
反対側は朝日村や朝日連峰が見えるはずなのですが、祖母がいないとどれがどれだか分かりません。
私は川が山に沿って大きく蛇行した場所に出来た洲を眺めるのが好きなので満足して下山。
しかし。下り。バセットにはこの階段の段差が高すぎて、地元の方に
「その犬、腹、打ってるよ」
と指摘され・・・。
祖母は91歳で一人暮らしなので、ある程度買い物や掃除をしたら、温泉宿へ泊まりに
行った方が負担をかけなくて済むので温泉宿へ。
村上には有名な瀬波温泉があるのですが、祖母のお気に入りは山形のあつみ温泉。
瀬波温泉を横目にしながら、13:00過ぎにあつみ温泉へ出発。
途中
笹川流れの美しい景観に遭遇。
エメラルドグリーンの海、人が少ない、ゴミがないー!日本にこんなところがあったとは!
由比ガ浜や九十九里浜の「芋洗い」海水浴場ばかり見てきた私には新鮮でした。
しかし、平均年齢の高い集団だったので誰も降りてみるとは言わず、写真を撮る気力も
なく、「砂・・・熱いかな」と遠まわしに言ってみるも、軽く流されて通過。
笹川流れは義経が奥州に逃れる際に通過したそうです。こんな遠くまで徒歩でくるなんて
昔の人って健脚。
あつみ温泉はシーズンオフの時期だったらしく、空いていて快適。
日が沈んで涼しくなってから足湯を探しに街中へ。
川を中心に温泉宿が並んでいます。小奇麗な街中の道路の真ん中に足湯がありました。
ペット用の足湯もありましたがうちの犬は水嫌い。とほほ。
帰りに「飲める温泉」があったので飲んでみましたが温泉味・・・匂いと味が同じ。あと数杯
飲まないと効果がないそうで、挫折。
60度くらいはあったと思うのですが、地面の側溝に流れ出したお湯を飲もうとうちのバセは
何度も挑戦していました。
布団に入った後、足湯に浸かり過ぎたらしく、足が熱くて寝れませんた。
8月3日
雑種犬の方は毎年両親の帰省に同行していたので慣れたものですが、バセット
の方ははじめての家に大興奮。1階の全部の部屋を物色し、廊下で追いかけっこ。
庭に降りてオシッコ。
さらに・・祖母の家は庭の入り口に門扉や柵がないので、自由に外へ出て行ってしまいます。
ちょっとずつ出たり入ったり。尻尾をふりふり真昼の厳しい照り付けの中でもお出かけ。
奴は臆病なので、2-3mの範囲を歩いて戻ってくるのですが、買い物から帰ってきた父が外
でバセにあったと聞いて、家から出さないことに決定。
これがガムを食べているバセ。
カメラに気が付いて頭を上げてしまいましたが、頭を下げると
クロアゲハの幼虫にそっくりです。
これが、もう一頭の雑種犬。
太りすぎですが実物は写真ほどではありません。(多分)
熊五郎とふざけて呼んでいるうちに「くま」と呼ぶと振り返るようになってしまいました。
一応女の子(メス)です。