Royal Copenhagen
Bonbon Dish-monkey on lid ペインター:158
年代:1924-1934年?
サイズ:高さ約13cm 幅16cm
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憧れの作品が遂に手に入りました。もう思い残すことはありません。
新しいデジカメが使いこなせなくてとうとう諦めてしまいましたが、本当はもっと華やかな作品です。
敷きつめられた桜の花の上にうつむいた猿が乗っています。
猿の色は薄い灰色なので、桜の木を連想します。
蓋を開けると中に青い豆科の花が2輪描かれています。桜の木の下に咲いているのでしょうか。春らしい作品です。
うつむいて後ろ足に前足を重ねる猿のポーズは一時期流行したようで、他のメーカーにも見ることができます。
フッチェンロイターに、同様のポーズをとった猿が小皿の縁に乗っている白磁の作品があります。白磁なので使いやすそうです。
さて、今回も色々と驚いたことが・・・
"またしても"ですが、予想していたサイズより2倍の大きさで、分厚い受け皿は「Dish」というよりも「硯」です。
薄くて華奢なイメージを持っていたので少しショックですが、猿の人形が大きくて重いのでそれを支えるのに分厚くなるのは仕方がないのでしょう。
品番は11番だと思って購入したのですが、確認したら"2461"。(驚いて一時22番と勘違いしてしまいました。)分母が品番でしたよね。
形はそっくりなのですが(復刻版とか?)・・・
以前、オークションに出品されていた"11番"には蓋に桜の絵は描かれていませんでした。
お皿はかなり使い込まれています。
リアルな猿(奇抜な作品)ですので、どんな人達がどんな組み合わせの食器で、どんな設定で使っていたのか興味が湧きます。