品番:3087 年代:1966年 サイズ:H=6cm,W=10cm デザイン:Th. Madsen |
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陶器の質感を生かした洒落たフィギュリンです。
Rosenthal やRC,B&Gには、痒がっている犬をモチーフにしたフィギュリンが幾つかあります。
わざわざ痒がる仕草を模写するなんて変に思いますが、犬や猫を飼っていると、
日常の格好悪い仕草の方に気持ちが動くから不思議です。
私はそんなメーカーの思惑にまんまと乗せられているわけで・・・
「痒い」シリーズは主に後ろ足で首の辺りを掻く仕草が多いのですが、これは背中を咬んで
います。ノミに喰われたのでしょうか?
目を細めたり、鼻が広がったりと、芸が細かいです。
正面から見た顔は渥美清に似ています。
Th. MadsenはNo.3085,3086,3087とシーリハムテリア三連作を作成しています。
No.3085,3086はレアですが、この3087はたまに出てきます。3087が一番可愛いので生産数が
多かったのでしょうか?
ちなみにB&Gの痒い犬 No.2060を探しています。