公園の池も雨の中

陶磁器コレクション、千夜一夜物語、映画の話等

食パン一斤

2006-09-27 15:40:13 | Weblog
仕事が煮詰まると他のことをする気が起きなくなるという、よくない癖で。
ブログをサボっているうちに色々書きたかったことが山のようになり、
どれにしようか悩んでいるうちに書くのは止めようという結論が・・・

ここのところ涼しくなって、益々食欲の増した雑種犬(12歳)は
朝の5時半から私の枕元で催促のステップを踏んでうるさくてたまりません。

昨日は雨で、2匹は夕方の散歩に行かなかったもよう。
家族が留守中にテーブルの上にあった食パンが1斤無くなりました。
母が1匹ずつ問い詰めてみると、どちらもキョドっていたそう。
2匹で分けたのかー?

バック・オーライ

2006-09-14 12:57:56 | Weblog
 バセットはここのところの雨で夕方の散歩に行っていないらしい(私は朝担当)。
昨日は同居犬につられて戸口の先まで出てみたが、雨を見てそのままバックして部屋
へ戻ったようです。
うちのバセはバックするのが得意です。他所のバセットも同じく、ではないでしょうか。
胴体が長過ぎて後ろ3分の1は別の生き物のように動きます。

 夕方の散歩に行かないせいなのか、朝の散歩は熱心です。
私はというと急に寒くなったので眠くて起きれません。5時30分発が6時30発に。

 バセがウンの構えになったので、すかさずビニール袋でキャッチしようと屈むと腰痛が。
何とか痛みを堪えて屈んでいると、バセがいつまでたってもいきんだままのポーズで固ま
っています。
1分以上経過した頃さすがに変に思いつついてみると、どうやら途中から何か考え事を始めていた模様。

ワンス・アンド・フォーエバー

2006-09-11 09:48:20 | 映画
アメリカ 2002年
★☆☆☆☆

当初、主人公のヒーロー振りを堪能するアメリカ万歳映画として観ていたので、
よく出来た作品だと思っていました。

それにしては、ベトナムの指揮官が切れ者に描かれており、彼がアメ
リカ兵の残した国旗を元の場所に戻しながらため息混じりに「我々の勝利の代償
は大きい」と呟く場面などは呻ってしまいました。

その後この映画は双方の視点から描いたという記事を見つけたので★1つにしました。

アメリカ兵の死者数を出してベトナム兵の死者数を出さないのはおかしい。

後半、アメリカ兵と国内の内に閉篭った内容に終始してしまい、ベトナムは全く出てこない。
ベトナム側も記載するべきだと思う。圧倒的な武力の差による戦争。民間人も巻き込み国土
を消耗させた戦争だったはず。

アメリカが勝った時点で以降の戦況が出てこなくなるので、まるでこの戦争に勝ったかの
ように錯覚する。(その後はメルギブソン扮する兵士の重なる出兵にも関わらず、不死身の生還が強調される)

制空権をとられた戦争がどんなに悲惨かは、恐らくこの映画の通りでないかと思う。
しかし、それでもアメリカは勝てなかったのだ。
未だにこんな映画を作っているようでは、何故勝てなかったのかを考えたりすることは無か
ったのだろう。戦争が終わってもかの国に地雷は残したまま。国土は汚染したまま。
そして何故かアメリカが被害者になっている。

ベトナムにとっては米兵が勝手にやってきて破壊しつくしていった戦争だったはず。

そして変わらず同じような戦争が繰り返されるのだ。

TAMALA2010

2006-09-08 12:53:51 | 映画
2002年 日本 アニメ
お勧め度★★★☆☆

 公開当時、渋谷の地下鉄に貼られた「未来なんてゼツボー」と書かれたこの映画の
ポスターを見てからずっと気になっていたのですが、やっと観ました。
とても気に入りました。但し、映画として大きな欠陥があるのであえて星3つ。

ストーリーはこちらを参照
http://d.hatena.ne.jp/keyword/TAMALA2010

噂通り、素敵なセンスの絵です。
2D中心で3Dが良いバランスで入っています。
イマドキのCGがあまり好きではないので、特に気に入りました。
手塚チックなのですが、雰囲気は「白蛇伝」の頃の東映アニメの絵にも似ているように思えます。

この映画。新しいようでいてとても古い映画です。
過去の印象的な映画のエッセンスを少しずつ集めて構成されている感じですね。
よく破綻させずに上手く纏めました。

ブレードランナー、2001年宇宙の旅、GHOST IN THE SHELL、惑星ソラリス、シャイニング、銀河鉄道999
タマラ&ミケランジェロのバカップルはヌーヴェルバーグの頃のカップルを思い出します。
"この瞬間に書き換えられていく過去"はオーウェルっぽい。
美術館の地下に隠された部屋の場面も見覚えがあるし、
Q星の広場に立つ像(幸福の王子)が常に市民の窓から見えていてるのも、
像がQ星の既存の"幸福な"世界の崩壊とともに崩れ去るのも何かで観た~。 

どうしても気になっていたあの場面この場面の連続で、私はこの映画を無視できません。

「永遠に一才を繰り返す」、とはネタバレしていうと
「生贄にされ、1歳として再生する」のであります。

タマラは再生すると過去を忘れますが「オリオン座にいるおかあさんに会いたい」と刷り込まれています。
タマラはオリオン座を目指し出発しますが、実際にはCATTY社が次の市場とする星に送り込まれます。
生贄として食われるために。

再生したタマラの言葉。「ファッキンな一日がはじまりますね」 -確かにね。-

CATTY社の母体であるミネルヴァ教の教義は「破壊と再生」。
古い、自然崇拝によくみられるリングの思想です。
世界は一年に一度死ぬと考えられていました(冬=死、春=再生)。タマラの一年周期もここから
とったのでしょうか?

「謎」

・猫世界のみならず犬世界もCATTY製品で駆逐してしまったミネルヴァ教。
どうやら人間世界もあるようですが、人間世界の商品はどうなっているのか気になる~。

・”物語は古代から未来へとつづくオリオン座神話へと疾走していく。”

続編ありってことですか?

「問題点」

・画面を観ていて話の展開がわからない。
 事前に「お母さんを探しに宇宙へ出発する」「タマラの出現で次第に変貌していくQ星」
という説明を読んでいないと劇中で何が起きているのかわかりません。(Q星は初めから暴徒の集団に見える)
大事なポイントは登場人物の科白で説明。
これって映画としては論外・・・。 

・ゲイの猫2匹とゾンビ猫の声以外は何を喋っているのか、聞こえない。
 芸風なんでしょうか?ならば字幕を出して欲しい。

・問題点ではないけど、何でタトラがフランス語(?)で喋るんだよ!おフランス・コンプレックスですか?
 私はダサいと思います。

オマケ バセット

2006-09-04 20:44:24 | Weblog
当初似合うかと予想されいてたバセットは下の写真の通り。
カメラを持って追い掛け回したら、うねうねと鰻のように逃げて行ってしまいました。

ウナギーヌ参上

何すんですか?



あーやだやだ

いやだってば

もう・・・



・・・

うう・・


オマケ

2006-09-04 20:41:49 | Weblog
サプリメントを注文したらオマケで"羽"が付いて来ました。
本当は人間の親子用なのですが、うちでは当然のように犬に着けることになりました

天使です