公園の池も雨の中

陶磁器コレクション、千夜一夜物語、映画の話等

Fragile World 松かさの上の蛙

2007-01-18 17:36:19 | コレクション

Fragile World
Frog on Fir Cone

 品番:FWMP6
 デザイン:Martin Perry/Sherman Drackett
 リリース:8/2004

河童風の蛙の可笑しさもさることながら、今回はこの松かさに惚れてしまったのでした。
松かさは私の好きなモチーフです。世界的に人気(?)のようで、ヴァチカン博物館の庭で見た巨大な松かさのオブジェは忘れられません。松かさはイタリアの七宝焼きのキーホルダーにもなっていました。
イランではプラスティック製の松かさが商店街の電飾になっていました。
日本では備前焼きの宝瓶の蓋にくっついていますね。

Fragile World のピースの多くは250個単位で作成され、在庫がなくなり次第販売終了になります。
在庫切れになるものは一部ですが、このピースはその一つ。
eBayに出品されたものを落札したのでした。
Fragile World はたとえ市販で手に入らなくなっても定価以上の値の付くことがないのでのんびり集めることができます。

災難続きです

2007-01-17 17:42:03 | 

じゃーん。雑種犬登場。
当ブログは際物ブログなのでまともな彼女は久々のお出まし。
休み中もごりごり押し押しな外来種(バセット)に、日々圧迫される在来種といった風情でして、
彼女にはとんだ日々でした。

利発で陽気で温和、諍いを避ける傾向の強い雑種犬。彼女のお友達犬達もやはり同じような気質です。

一方、喜怒哀楽が激しくて気まぐれ。お気に入りの犬に会うと興奮しまくり、相手の状態もお構い
なしでしつこく匂いを嗅ぎまくるバセットは、自分とそっくりの犬が大嫌いで、雑種犬のお友達が大好き。

・・・当たり前のようですが、彼女のお友達犬はうちのバセットが大の苦手です。
でも諍いを避けるので表立って嫌がらずに、さりげなくリードが伸びる範囲目いっぱいのところにいたり
して抵抗しています。

正月中、2頭を連れての散歩で、雑種犬のお友達(シーズー)に会いました。ご挨拶が大好きなうちの犬は
シーズーに駆け寄りましたが・・・

その犬は私達を見て「はっ」とくるっと向きを変えて違う道を行ってしまいました。
追い討ちをかけるように飼い主さんが「今日は初詣だからさようなら」と走り去ってしまいました。
いつもならシーズが嫌がっても、飼い主さんが連れてきてくれるのですが・・

シーズーのあからさまな態度に呆然自失の雑種犬。その日はお友達が去ってしまった方向を向いて座り込ん
だまま数分が過ぎても動きません。

一方、バセはさっさと諦めて「なんだよ行こうぜ」ってな態度。

私が「そんなに落ち込まないでよ」と雑種犬の肩を叩くと、振り返った彼女の顔は目が横に細くなっていて、
あっ怒ってる!?。明らかに不機嫌です。彼女の今の気持ちを言葉にしたら
「こんなやくざな犬が一緒にいるからだ。私の人生こんなはずじゃなかった」って感じでしょうか。

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その後も彼女の災難は続き。
近くに住む祖父の家に挨拶に行ったときのこと。2頭は玄関に繋がれたまま2時間。
バセが我慢できずに騒ぎ出しだしたので一旦犬2頭を自宅に連れ帰ることにしました。
「待っててね」と言えば何時間でも待っていられる雑種犬。「えっ私もですか!?」と目が点に。
すまん。バセだけ帰すと、あいつはやさぐれるのよ。

いつもこんな感じで押しまくられて 尻尾が・・・あっヒドイ。
なんでわざわざこんな近くに来るのよバセバセ:なんか言った?

バセットハウンドのお正月

2007-01-11 21:03:15 | 


明けましておめでとうございます。

気が付けばどんどやきも終わり、仕事も始まり、今日は鏡開き。
ああ、疲れた。犬の世話で。
普段は朝の散歩しか担当していないのですが、夕方も当然私の担当に。
バセが来てから毎年のことですがこの時期になると腰が痛い。
母が「日頃の私の苦労が分かったか」と高らかに言うのであまり愚痴れませんが
奴はとんでもない悪戯です。

私が家にいるとバセットは一日中「遊べ遊べ」と付きまといます。
お正月休み初日。
朝の散歩から帰り、私が洗濯物を干している隙にバセは早速スリッパを銜えて走ります。
2時間も散歩した後にそんな要求を聞いてやるつもりは無いので無視。AM11:00頃。
その後、部屋の掃除、台所の掃除、車の掃除・・・とこの間、ずっと諦めず、悪戯がエスカレートしてゆき。

とうとう14:30頃、お風呂場の掃除にとりかかったところで、風呂場の側にある棚の
脇に置いてあった画鋲ケースをこじ開けて中身を口にいれてしまいました。

「ぎょえー。お前何やっているの!!」

さすがに無視するわけにはいかず、かといって下手に口をこじ開けたら、針がささってしまいそう
で手も出せず、バセの周りをうろうろ・・・
当犬も口が痛かったらしく、入れ歯を外したお爺さんのようにもごもご口を動かしながら、「ウゥゥー」
と唸っていました。

バカだ、この犬、本当に馬鹿だ。がっくり。

仕方がないので、よしよし、と撫でてあげ遊び相手に。

バセットハウンドは"狩をする時に、速さで獲物を仕留めるのではなく、嗅覚で1日がかりでも追跡して
居場所を突き止める"という記事を読んだことがありましたが、どうりで執念深いはず。
バセは絶対に諦めません。

ふと時計をみるとあと40分で夕方の散歩の時間。私の休む時間は無しかい。

休みの最後の日。
海へ行きました。砂浜の水際を延々とはしゃいで歩くバセ。ちょっとかわいいかも。
しかし、やつの狙いは拾い食い。干からびた海星を必死に齧っていました。

2頭とも体重が1kg減りました。