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覚書あれこれ

かつて見た映画、かつてやったマイナーゲームなどの覚書と単発ラクガキなどなど

バレンタインでー

2009年02月14日 | こんな処にギリ神が!(小ネタ集)
生協のチョコ売り場を徘徊しておったらば、ブルボン(うろ)から、洋酒の詰まったチョコの詰め合わせ商品『デュオニッソ』というのが発売されてました。
なんというか、チョコと酒の「デュオ」て意味でつけたのか「ディオニュソス」由来なのか、その両方なのか、微妙に迷うネーミングです。一体どうなんだブルボンさん!

(それより生協の人が何を間違えたか、商品名の札を「デュオニオニッソ」と書いていた方が気になりました。ニオが余分だよー。)

ギリシアネタってより、エトルリアネタ。

2009年01月28日 | こんな処にギリ神が!(小ネタ集)
今更ですが、ディオニュソスのエピソードで、彼が海賊に襲われる話について。

結局海賊はイルカになってなんとはなしにほのぼの終わるんですが、例の海賊ティルセーノイって、つまりエトルリアのことです。

どうも、当時、制海権かけて争ってたらしくてさ。ギリシア側の伝承には悪し様に書かれてたりします。(それはフェニキアも一緒かも)



似たような名前だからって…

2009年01月22日 | こんな処にギリ神が!(小ネタ集)

アケメネス朝かアケネメス朝かいつも一瞬迷ってしまうペルシャ。

方々で色々と聞いた事があった小ネタが今読んでいる本でまとめて出てきたので、とりあえず備忘の為にメモっておきます。

・ペルシャ語は印欧語族(基本です)。

・ペルシアは、自分たちではParsaと言っていたらしい。

これが、ギリシア語に入って特有の癖で最初の母音がa→eに変化して「ペルシア」になったらしい。(今回おお、と思ったのが、この音韻変化部分)

・ちなみに、名前が似てるからかどうか知らんが、ギリシア人はペルシャとペルセウスを関連づけて考えていたらしい。そういえばそんなエピソードをどこかで読んだ気がします。ペルシア王家の祖はペルセウスに遡るとかそんな話を…(でもどこで読んだかは思い出せなーい)


お金の単位

2008年12月04日 | こんな処にギリ神が!(小ネタ集)
いつ何回聞いてもすぐ忘れる金の単位。
おばかさんなわたしの備忘の為にメモしておきます。


6オボロス=1ドラクメ
100ドラクメ=1ムナ
60ムナ=1タラントン
(1タラントン=36000オボロス)

大体、目安として
黄金期のアテナイの歳入=総額1000タラントンちょい(これは異例の規模らしい)
カルキスからオロポスまでの船賃=2オボロス
オロポスからヒスティアイアまでの船賃=1ドラクメ
アイギナからアッティカまでの船賃=2オボロス(当時船賃は破格に安かったらしい)
前5世紀のアテナイの職人や労働者の日当=1ドラクメ
親子三人の最低限の生活に必要な金額=3オボロス
ペルシア大王へ派遣された外交使節の日当=2ドラクメ
ピンダロスがアテナイを讃える歌を作ってもらった賞金=1000ドラクメ
プロタゴラスの授業料=100ムナ(ソクラテスの全財産の20倍だそうな)
つまり、ソクラテスの全財産(家も何もかも売り払ったとして)=5ムナ

です

蛇足だけど、
スタテール(アッティカ外の単位)=20ドラクメ相当

美術館代わり?

2008年12月03日 | こんな処にギリ神が!(小ネタ集)
ロドス島の近くのコース島の山の上にアスクレピオスの大神殿があって、そこに多くの彫像が奉納されてたんだって。でもって、参拝客はそんな奉納品を参拝がてら眺めたりしてたんだって。彫像の台座には作者名も彫ってあったらしいし、意外と神殿が美術館代わりになってたのだなあと思ったのと、アスクレピオスの大神殿がそんなところにあったのは知らなかったのでメモ。

ただ現在未だにアスクレピオスとパイオーン(『イーリアス』ではパイエオン)の位置づけがよう分からん…。異名?それとももとは違う神だったのかしらん。(アスクレピオスの方が遅く入って後習合したっぽいけど)要学習