覚書あれこれ

かつて見た映画、かつてやったマイナーゲームなどの覚書と単発ラクガキなどなど

告死天使

2011年04月30日 | その他の神話

ずーっと以前、『ライラの冒険』を読んだ時、主人公ライラの父親の名・アスリエルにひっかかってたんです。
だって、あからさまに意味ありげなのに、よく分からなくって。(おそらく、欧米の読者ならぴぴっとくる名っぽいのがこれまた癪)

でもこないだ、図書館の4月の新刊本に『ジブリールの翼』てのがあって、それ見ながら「ジブリールってつまりガブリエルの事だよな…」などと思ったのがきっかけで

「じゃあ、アラビア語のアズライール(告死天使)は聖書のなんになるんだろう…。…ん?アズライール?アスライル?アスリエル!?まさか」

調べてみたら、ドンぴしゃりでした。なーんだ、こんな簡単な答えだったのか!


クイキニャーク

2009年12月17日 | その他の神話
『天空の世界神話』という本を読んでいて、出て来たカラス。
いや、もともと、東北アジアやら北米やらでは、
カラスやウサギがトリックスターだったり、
文化英雄だったりするのは知ってましたが、
でも、これまでワタシ動物の姿のままのそれらを想像してたのです!
今回、くだんの本で、「東北アジアの神話は基本動物も人型」と読んで、
目から鱗がおちました。
大ワタリガラスは、普段は人の姿をして生活してて、
家の壁にかけてある羽のマントを羽織って空を飛ぶんだって!

かっけー!!

あまりのときめきに妄想がグルグルしてイキオイで色まで塗ったその一部。
(せっかく色を塗ったので全身図はメルフォ送信画面にしてみました貧乏性です)

美名

2009年10月31日 | その他の神話
こないだの『イスラム美術』の講演会を聞きに行った時、アラーの99の美名についてとかもちらっと説明を受けたんですが、ふと、それって、ギリシア神話でいう所の神々に対する固有のエピテトン、的ななにかなのかしら、と思ったもので(いや、そんだけ)。

ロシア

2009年06月29日 | その他の神話
ロシアの土俗信仰の神で、家畜・農耕神にヴォロスというのがいるらしい。
古くは森の神で、熊信仰とも関りがあるとか。
熊信仰というと、アイヌとか、アルテミスとか思い出します。
ロシアあたりは全く知識がないので目新しくて楽しいなあ。