覚書あれこれ

かつて見た映画、かつてやったマイナーゲームなどの覚書と単発ラクガキなどなど

お金の単位

2008年12月04日 | こんな処にギリ神が!(小ネタ集)
いつ何回聞いてもすぐ忘れる金の単位。
おばかさんなわたしの備忘の為にメモしておきます。


6オボロス=1ドラクメ
100ドラクメ=1ムナ
60ムナ=1タラントン
(1タラントン=36000オボロス)

大体、目安として
黄金期のアテナイの歳入=総額1000タラントンちょい(これは異例の規模らしい)
カルキスからオロポスまでの船賃=2オボロス
オロポスからヒスティアイアまでの船賃=1ドラクメ
アイギナからアッティカまでの船賃=2オボロス(当時船賃は破格に安かったらしい)
前5世紀のアテナイの職人や労働者の日当=1ドラクメ
親子三人の最低限の生活に必要な金額=3オボロス
ペルシア大王へ派遣された外交使節の日当=2ドラクメ
ピンダロスがアテナイを讃える歌を作ってもらった賞金=1000ドラクメ
プロタゴラスの授業料=100ムナ(ソクラテスの全財産の20倍だそうな)
つまり、ソクラテスの全財産(家も何もかも売り払ったとして)=5ムナ

です

蛇足だけど、
スタテール(アッティカ外の単位)=20ドラクメ相当

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