覚書あれこれ

かつて見た映画、かつてやったマイナーゲームなどの覚書と単発ラクガキなどなど

ザキントス

2013年10月27日 | こんな処にギリ神が!(小ネタ集)

・昨日さま○ずのリゾート番組見てたらたまたまザキュントスのビーチ紹介だったんだ…。

めちゃめちゃきれいなうみでした。地中海最高です。

(いや、イタケ人の管轄地だからね…。ザキュントスおよびイタケ島、サモス島…なんか、
瀬戸内の水軍ほどの小規模っぷりだな…)

 

・毎日新聞に時々ビルマのスーチ○さんからの手紙が載るんですが
今日の手紙の冒頭がオデュッセウスネタだったのでメモ。

ス○チーさんはいまいちオデュッセウスが好きではないらしい。
頭が良すぎて狡賢く感じるから、という至極真っ当な理由です。

でも、テニスンの『ユリシーズ』とフィッツジェラルドの訳本に寄せられた
大学教授の解説読んで、ちょっと親近感持ったらしい。

馴染めないおっさんから、放浪友達、くらいまでには昇格したっぽい。

よし、テニスンとその訳本、探そう!


へパイストストか

2013年05月26日 | こんな処にギリ神が!(小ネタ集)

別件でギリシャ神話の辞書ひいてたら、おもしろいネタを見つけたのでメモ。

・ヘパイストスは初期は髭のない若い姿で描かれていたが、そのうち髭アリのおっさんに。
 なんか、ヘルメスとか、ディオニュソスと逆パターンですね。ほんとかな、こんなことって
あり得るのかしらん。

・エウポルボス。前にもちょっとメモったピュタゴラス伝説の一部で、
ピュタゴラスは転生する前はエウポルボスだったとか。
(前にメモったときは、確か、もともとがヘルメスの息子だったとか、そんなネタだった。
随分何回も生きなおしてんだな、ピュタゴラス。そら頭も良くなるか)
このエウポルボスって、どうやら、パントオスの子で、プリュダマスの兄弟
みたいですよ!!なんと!!!
しかも、パントオスさんって、もともとデルポイで神官やってたんだけど、
若いころなんかの折にデルポイを訪れたアンテノール(=トロイア重鎮)の息子
だかなんだかに、美貌を見初められ、スカウトされてトロイアに来たっぽいぞ。
プリアモスもウェルカム状態だったらしいぞ(幅広いな、プリアモス!)。
いや、この件は前にもどっかで読んだ気がしますが、
改めて、そうか、と思ったので。メモメモ。


トロイのブルータス

2012年03月03日 | こんな処にギリ神が!(小ネタ集)

いやね。なんかイギリス史の新刊を立ち見してたら、ブリテン島の名前の由来に関する叙述があったんですよ。

曰く、アイネイアス(トロイア戦争後、イタリアに移住済み)の孫ブルータスがある日間違って父だか友人だかを殺してしまい、イタリアの地にいられなくなったと。
彼は奴隷たちのリーダーになって船団組んで旅立って、イギリスまで辿り付き、そこに移り住んで島に自分の名前を付けたのだそうな。

こんな伝承あるの、知らんカッター!(有名なんでしょうか!!)

イギリスの雅号アルビオン、のほうも、アルビナという人名かららしいし。
いやあ、世界はまだまだ謎に満ちてるなあ…!(お前が無知なだけだ)


王様の名前

2012年01月08日 | こんな処にギリ神が!(小ネタ集)

プロイセンだか東欧のどっかの国だか忘れましたが、歴代の王様がそのものズバリイリアスキャラの名前だったのでメモっておきます。

1470-86在位アルブレヒト3世アキレス

1499-1535在位ヨアヒム1世ネストル

1535-71在位ヨアヒム2世ヘクトル

しかし、ネストルの次がヘクトルなんだね…

 


髭万歳!

2011年04月30日 | こんな処にギリ神が!(小ネタ集)

こないだ古代ギリシア展に行って、ヘルメスの髭率の高さにびっくりした、というのは日記で書きましたが(いや、もともとヘルメスが髭男神だったってのは知ってましたよ?でも、時代が下ってからの若い姿の彫刻の方が印象的だったから、さ)、もうひとつ、髭で印象深かった展示物の事を忘れてました。

タナトスとヒュプノスなんですが。

ふたりが描かれた壺だか酒盃だかがあったんですが、ヒュプノスが若い姿、タナトスは髭有りの壮年の姿で描かれてたんですよね…!

えー!そうだったの!?ギリシア人たちにとってタナトスの方がヒュプノスより年上イメージなんだ…!!

と、なんかビックリしたのでした。