ANDANTE 〜アンダンテ〜

海と犬と猫とローラーカナリアと

そういう理由だったの?

2011-11-20 22:44:45 | 北斗のこと

今日は北斗の2回目の月命日です。

あまりにも唐突な別れでしたが、今は賢く健気だった北斗らしいと思っています。
北斗は私たちの状況を汲んだのかもしれないのです。

       
       2010年11月20日

離れて暮らす老親四人、それぞれが年相応の心配を抱えています。7月には母が数日入院し、どうしても北斗に留守番をさせなくてはならない日がありました。
出かける前には北斗に事情を説明し、「急いで帰るからちゃんと待っててねー」と頼み、帰ってくると「ごめんねー、良い子だったねー」と話しかけていました。
老親のだれかに万一のことが起こったら北斗をどうしよう?北斗のケアをどんな段取りで整えたらよいのか?もし泊まりがけになったらどうしたらよい?夜中に悶々としたことも何度もありました。
北斗にはいつも「お姉ちゃんはほっくんを絶対に守るからね。どんなときでもほっくん優先でがんばるからね」と話していました。本気で北斗優先でした。そして、絶対に重なることはないようにと祈る思いでした。

亡くなった当初、北斗はそんな状況をわかっていたのかもしれない、「お姉ちゃん、僕を優先なんて、道を外れたことしたらダメだよ」と思ったのではないか、だからこそ今のうちに…と思ったのではないか、そんな風に感じていました。
でもでも、老親それぞれ落ち着いている様子でもあったので、あんなに早くに旅立つ必要はなかったのに~とも思っていました。

それが、11月に入った途端、想像が真実だったような状況になっています。
私の両親がいよいよ覚束なくなり、急遽こちらに来て一緒に暮らすことになったのです。
それが決まったのは11月8日。北斗の四十九日の翌日のこと!
まるで北斗が計ったような展開です。

       
       同じ日の夜 北斗とミルの心温まるツーショット

以前にも記しましたが、北斗は実家の父にプレゼントしたワンコでした。
こちらに連れてくるまでの8年間、父と母にとてもかわいがられていました。朝は母と散歩し、夜は父と、庭では自由を謳歌し、伸び伸びと半生を過ごしました。
そんな北斗、きっと実家の両親に恩返しをしたかったのではないのかな・・・?
だから、あのタイミングで旅立ったのではないか、そして、この世には留まらずに一気にお空に行ってしまったのもお空で色々と画策するため、そういう理由だったからでは???

北斗が亡くなったあとのほぼ40日間、私たちは北斗への想いにドップリと浸かることができました。
そんな時間まで与えてくれた北斗、ちょっと出来すぎ、カッコ良すぎますね♪
きっと今頃はお空でニコニコしているのかな?

       
       お空ではこんな笑顔かしら?

いつか必ず、私たちはもう一度北斗に出会います。
北斗、大好きだよ、愛しているよ!


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24 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (BOSS母)
2011-11-20 23:27:41
北斗君も 最高のタイミングを 選んだのですね。
もう少し まだまだ 一緒にいたかった~っと
長女にもBOSSにも 思っていますが
よく考えると 最高のタイミングだった気がします。

北斗君 離れて暮らす お父様やお母様の事も
考えてくれたのですね、、、
さすが 日本男児です!
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Unknown (ゴン太)
2011-11-21 13:31:54
20日は北斗君の命日、ゴンと同じ日です!

北斗君が旅立ち40日間、millecoさんの思われた事を読みましたが、本当にそうだなぁと思いました。

後の事まで考えて良いタイミングで~やはり北斗君は賢い子だったのですね!

おじいちゃんおばあちゃんへの恩返しでしょう!

millecoさん、ぜひこの貴重な時を与えてくれた北斗君のためにもご両親様を大切にね~☆☆

ミルちゃんとのぬくぬくツーショット!可愛いです!またまた涙しています

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Unknown (松の実)
2011-11-21 22:15:08
ワンコは状況を見極めて、
理解して、行動する天才だと思っていますが、
旅立ちの時まで・・・・
ご両親と一緒に暮らせるのは安心ですね。
ヒトより動物が多かったmillecoさんのお家。
今度はヒトが圧倒的に多くなって
ミルさんは文字通り猫可愛がりされるのでしょうか?
返信する
Unknown (トドまま)
2011-11-22 00:55:24
私の年齢になってくると、そろそろ、親御さんの旅立ちや介護の話を耳にします。
特にこちらにいると、何かあった時に
大変です。フライトも取れない人もいました。


実際に私も昨夏、父を亡くしました。
まだ、グシュンとしていますけれど。(涙)

パパっ子だった私は、あまり母とはCloseではなく、強気の母でしたので、一人になった母にしばらく、寂しいだろうとか、特別な気持ちがありませんでした。

でも、今年になってから、変わりました。
一人残った自分の親です。
71歳になった母を労わっていこうと
思い出したのです。

離れすぎているので、そばにて、何かをして
あげられる事はできません。
でも、気持ちは2倍になっています。

millecoさん、ご両親様は、同居される事になり、心からお喜びだと思いますよ。
安心されていますよ。

ジュン母さんもお母様と同居してみえますね。
羨ましいです。
親子なら、気も使わないし。
学ぶ事もいっぱいありますものね。
大変な事もありますけれどね。?
そこは、親子ですもの、クリアですよ。

北斗くん、ご両親様からもいっぱい愛を受けてきましたね。
北斗くんの仔犬時代の可愛い口黒写真を思い出しました。

北斗くん、今はお姉ちゃんに「ボクの大事な
両親(millecoさんのご両親)をお願いね」って言っていますよね。

北斗くんも喜んでいると思いますよ。
北斗くんの旅立ちの事、偶然ではないかもしれませんね。

思いやりのある北斗くんです。

ミルちゃん、北斗兄さんに抱っこされて、
暖かだったね。
ミルちゃんが寒い時、暖めに来てくれるよ。



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Unknown (たたこ)
2011-11-22 13:29:18
あまり悲しむ時間が長くならないようにホックン頑張ってたんだね  おりこうだね
ご両親と同居 最高の親孝行だね
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Unknown (たぶ)
2011-11-22 20:01:41
ほっくん、旅立ちまで格好よすぎます....!

後のこと、いろいろ考えてくれてたのかなぁ
親と同居。
喧嘩もしますが、やっぱり傍にいると安心しますよ。

ほっくん優しい笑顔ですね。

ミルちゃんと、ほっくんの、ツーショット今は
meillecoさんとの、ツーショットに変わったんでしょうか?
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Unknown (さと)
2011-11-22 22:40:55
私もずっと同じ不安を抱いていました。
親に何かあっても、チロを放ってはいけないと。
それもあって、新たにワンコを迎えることに躊躇しています。

北斗さんはモノクロ写真も似合いますね。
たくましくて心優しい、健気な日本犬そのものです。
きっとこれからも、自分を可愛がってくれた
millecoさんのご両親を見守り続けてくれるでしょうね。

親子とはいえ、大人になってからの同居となれば
お互い色々と気疲れもおありになると思います。
高齢者ならではの難しさもありますし。
millecoさんにはご主人へのお気遣いもおありでしょう。
ミルさんがこれまで以上に、
ご家族にとって癒しの存在になってくれますように。
返信する
Unknown (キャア)
2011-11-24 14:52:23
お久しぶりです。

北斗君、きっとわかっていたのでしょうね。。
愛された子は、その愛を返していくのでしょうね。きっと。

ウチの子もわかっていて 私の休みの日に旅立ってくれたと思っています^^
 
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Unknown (sachiko)
2011-11-25 20:02:59
私も思います。旅立つ日は決めていたのだと。
何でも用意周到なんですよ。

獣医さんで借りた本を読んでいます。(アニマルコミュニケーション)
つくづく動物ってすごいなって思いました。

御両親と同居されるのですね。
ミルちゃんの心のぽっかりも埋まるといいな。

これからお忙しくなりますね、無理されませんように。
返信する
>BOSS母さん (milleco)
2011-11-26 00:21:57
BOSS母さんもデヴィちゃんとBOSSくんが選んだのだと思われるのですね。
とはいえ、まだまだ、ずーっと一緒にいたかったですよね。

なんだかね、本当に北斗はすごい子だったなって思うのです。
色んなことを気遣って…
そんな北斗に会いたくて会いたくてたまりません。
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