一番恐い人…

　　　　　　　
　　　　　　　生後２ヶ月と１０日の北斗…　ウチに来た翌日

　　　　　　　
　　　　　　　生後２ヶ月半ごろ… ちっともじっとしていないのでボケボケ写真（笑）

北斗にとって一番恐い人は…多分、私、お姉ちゃんです。

北斗は１６年前の父の日に私が父に贈ったワンコです。
犬好きだった父は昔から柴犬を飼いたい、が口癖で、ワンコ不在となって半年ほど経ったとき、思い切ってプレゼントとしたのです。（実は私がワンコを飼いたかったのです～♪）
当時はブリーダーさん等の情報を調べることもなく、父の日の２ヶ月ほど前に近所のペットショップで「６月１９日の父の日にあわせて柴犬を調達してください。たぬき顔の子を！」とお願いしました。
１９９４年６月１９日の父の日の朝、私は柴の子犬を迎えにペットショップに向かいました。
ペットショップの片隅に深～いダンボール箱に入れられて、その子は新しい飼い主を待っていました。箱を覗くと、チラッと私を見るチビワンコ。目が合いました…あの時のワンシーンはとても印象的で今でも鮮明に覚えています。
そのダンボールごと車に積んで帰宅し、サプライズとして父に北斗を手渡しました。
驚く父…　もう動物は飼わない、なんて言っていた父でしたが、相好を崩していました。
密かに柴犬を飼おうと決めてから、名前を色々と考えました。日本犬だから男の子らしく？「龍」が良いかな？「勇」かな？なんて考えていましたが、その子を引き取りに行ったときに血統書も同時に渡され、そこにあった名前は「北斗号」…　家族全員一致で決定でした！

その北斗。どの柴犬もそうだろうと思いますが、チビのときはとにかくゴンタでした。
何頭も柴犬を飼った経験をお持ちのあるお方から「３歳になるまで仕方がない。３歳になったら落ち着く」なんてアドヴァイスいただいていましたが、なかなか…（笑）　
振り返ると、落ち着いたのは１３歳過ぎた頃からでしょうか？？？（爆）

　　　　　　　
　　　　　　　お気に入りの縫いぐるみを振り回しています

　　　　　　　
　　　　　　　同じく縫いぐるみをいたぶっています（笑）

　　　　　　　
　　　　　　　「泥棒顔」が目に付くようになりとても心配したっけ…（笑）

　　　　　　　
　　　　　　　なかなか濃い顔ですね～

さて、生後５ヶ月頃、北斗のゴンタが度を越してきました。いわゆるワンコの「反抗期」。
それまで、躾は私が行なっていましたが、反抗期になったら上手に対処しないと後々大変なワンコになると思っていました。
ある日、庭で遊ばせていると、調子に乗りすぎて私に噛み付いてきました。ここだ！と思い、近くにあったジョウロを手にして北斗のお尻をバキーン。
「キャイーン！」　
庭の奥に逃げ込み、「どうして？？？」という、何とも言えない顔で私を見ました。
それ以降、北斗はとてもとても聞き分けの良いワンコになりました。ジョウロを私が手に取ると、即刻逃げ出すまでの…（笑）

続く…