保育園で月に1度、茶道教室がある娘。
「うちでもお茶会したい」
ということで、

園ではお茶を点ててはいないそうですが、
しゃかしゃか

苦いお茶を飲みながら、お菓子を食べたかった私。
そんな私に娘は、
「お菓子は先に食べんなんよ」
お茶と一緒に食べたい・・・。
「お菓子食べんとお茶貰えんよ」
なかなか厳しい先生です。

ちなみに、お茶会がとても気に入った様子の娘。
お正月は毎日のようにお茶会をしていました。

4月から年少さんとして保育園に入園した娘。
最初は先生にも馴れず、友達の輪にも入れず、
給食を嫌がり、お昼寝を嫌がり、夜寝るときに 「 行きたくない。 」 と泣いたことも数回ありました。
9月に行われた運動会でも恥ずかしさが先に立ち、大好きな駆けっこではダントツのビリでした。
10月の誕生会、上級生に 「 お名前は? 」 と聞かれただけで泣き出してしまいました。
しかし、今月の生活発表会。
わずか数メートル前に座る大勢の観客を前に、
娘は元気に踊り、しっかりと大きな声で台詞を言いました。
私は柱の陰からカメラを回していたのですが、その姿を見て危うく泣くところでした。
カメラ越しじゃなかったら、堪えるのはもっと大変だったと思います。
一生懸命練習したんだろうな。
小さな体から沢山の勇気を振り絞って頑張ってきたんだね。
30年前、私の幼稚園の発表会で泣いていた母の気持ちがようやく分かりました。
行事の準備で休日も無いほどの忙しさでも、いつも娘の背中を押してくれる先生、
遅れて入ってきた同級生をいつも輪に誘ってくれる友達、
みんなに感謝します。