ずっと調子が悪かったカメラを直しに出している間、桜が至る所で満開になりました。
しかし毎年のことですが、この時季はメディアがうるさいです。
去年より何日遅いだの、満開はいつだの、夜桜には防寒が必要だの。
なので毎年、学生の時に習った歌を思い出します。
世の中に絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし
じつは 「 桜 」 「 春の心 」 「 のどけ 」 という3つの単語以外は頭から消え去っていたのですが、
インターネットとは相変わらず便利なものですね。
私は桜自体は特別好きではありませんが、散り際は好きです。
一番輝いている時にスパッと散ってしまう潔さには、ちょっと感動してしまいます。
例えるなら、長い花火を観ているような感じでしょうか。
綺麗で、儚くて、潔くて・・・
それが昔から桜が愛される理由なのかもしれません。