じぃーーーーーーーーーーーーーーー!と、真剣に見つめています。
そして、楽しそうに笑います。
そんな娘の視線の先にあるのは・・・・・・
大好きなドラえもんです!
正確に言うと、しずかちゃんとドラミちゃんが大好きなのですが、
娘から 「 しずかちゃんみたいになりたい 」 という言葉を聞いたとき、
いつのまにか女の子になったんだなぁと、嬉しいような寂しいような気持ちになったのを憶えています。
ところで、
娘がこのようなドラえもんのステージを観たのは3回目なのですが、その度に私は一抹の不安を覚えるわけです。
「 こんな不細工なドラえもんだと夢が壊れるやろ 」 と。
仮面ライダーやウルトラマンなど、元々実写のものとはワケが違います。
短足の着ぐるみで軽やかに歩くことなど不可能なわけで、ステージのドラえもんはいつも足を引きずっています。
大人の視点からすれば、中の人の苦労ばかりが気になって仕方ありません。
しかし、そんな大人の醒めた見方とは裏腹に会場は子供でいっぱい。
握手会は長蛇の列となっていました。
子供たちの夢というのは、簡単には壊れないパワーを持っているんですね。
そして、その列の最後尾に並びながら思いました。
娘がこんな着ぐるみのショーに行かなくなったとき、あのドラえもんを不細工だと思うようになったとき、
そのときはやっぱり寂しい気持ちになるんだろうな~と。