さて、昨日お約束しました『猫年は何故ないの？』と、いう日本昔話です。
ある日、神様はネズミを呼んでこう言いました。
「動物達の年を決めるぞ。よーいドンで競争して、早くゴールした順にその動物の年とする。
他の動物達にも伝えておくように。」
といいました。ネズミは、さっそく他の動物達に競争の日時を伝えました。
しかし
猫にだけは、わざと違う日を教えたのです。競争の当日、神様の「よーい、ドン！」で、動物達が一斉にスタートしました。
先頭は牛さん。それを見たネズミは牛の背中にヒラリと飛び乗りました。
もうすぐ、ゴール。このまま行くと牛さんが1番です。あと一歩でゴールと言う時に
ネズミは牛さんの背中からゴールに向かってヒラリと飛び降り、ネズミが1番になりました。
神様は「1番、ネズミ。2番、牛。3番、トラ・・・」と次々、干支の順番を決めていきました。
後日、ネズミに騙されたと知った猫は大激怒
。それ以来、猫はネズミを見ると追いかけずにいられなくなってしまったそうです。
細かい部分は間違っているかもしれませんが、こんなお話だったと思います。
なんともかわいい、お話でした
。
・・・本物のねずみしゃん、見たことないでしょ・・・。