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こんなCDを買った!聴いた!

最近購入した、または聴いたCDについて語ります。クラシック中心です。

ハイドンの99番

2008年04月18日 22時16分07秒 | ハイドン
しんどい一週間でした。実働は4日間なんですが、今日なんかはもうへとへとでした。仕事を早めに切り上げて帰ってきたのですが、帰途の車中では睡魔が襲ってきて辛抱たまりませんでした。帰宅しても知らぬ間に寝てた次第でありました。明日はまた岡山。なかなかハードであります。音楽を聴いてせいぜい癒しになればいいのですが。
そんな中、久しぶりのハイドンであります。一時、ハイドンばっかり聴いていたんですが、このごろはめっきり聴かなくなってしまいました。聴かなくなったハイドンの中で、若干聴いているのが、ザロモン・セットでしょうか。12曲ある中で、最近特に好ましく思っているのが、93・98・99・102などであります、もちろん、驚愕・時計・軍隊・太鼓連打・ロンドンなどもいいんですよ。しかし、これらは目立たないけれど、実に味わい深い曲なんですね。中でも99番はいいですよ。いい曲ですね。ハイドンの二度目の渡英に先立ち、1793年にウィーンで作曲されたもので、第2期のザロモンセットの6曲の最初の曲となります。ハイドンが初めてクラリネットを用いた作品としても知られています。
演奏は、ニコラウス・アーノンクール指揮のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団によるものです。いうまでもなく、アーノンクールの演奏は古楽器を用いたもので1990年の録音です。今からだと、もう20年も前のものだからかも知れませんが、その昔、モーツアルトの交響曲でアーノンクールの演奏をい聴いたときの鮮烈な印象を感じることはないですね。古楽器特有の響きや音色を奇異に感じなくなったのは、それに耳が慣れてきたからでしょうか。アーノンクールの演奏は、急進的で錐のような鋭さでズンズン推し進めて行っているみたいです。モダン楽器による鋭い演奏とは、一線を画したものであります。第一楽章は、主部のヴィヴァーチェの躍動的な主題がたいそういいです。アーノンクールは、コンセルトヘボウの力量を十分に発揮させつつ、スケールの大きな曲作りを進めて行っています。第ニ楽章では、木管による優美な音色で愛らしい旋律を歌い上げています。第三楽章メヌエットでリズミカルでかつ大胆な演奏が小気味よく、アーノンクールらしさがうまく表現されていますね。そして、第四楽章、ヴィヴァーチェの終曲ですが、テンポの軽快さあふれ出て壮快な中に曲を閉じます。私的には、古楽器による演奏は、ファースト・チョイスとはなりにくいと思っていますが、そんな中でもこのアーノンクールによる演奏が嫌いではありません。

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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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お疲れ様です。 (騎羅亜)
2008-04-18 23:51:50
1週間お仕事お疲れ様です。

今日は京都へ郊外実習に行ってきました。
疲れました。

運転中の睡魔には気をつけて!
事故をしないように安全運転でお願いします!

でわでわ。

http://blog.auone.jp/50016971/
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