オペラ座の怪人５月６日（日）

2007-05-07 19:06:37 | オペラ座の怪人

オペラ座の怪人　　高井治　　　　　クリスティーヌ・ダーエ　　苫田亜沙子
ラウル・シャニュイ子爵　鈴木涼太　カルロッタ・ジュディチェルリ　種子島美樹
メグ・ジリー　荒井香織　　　　　　　マダム・ジリー　秋山知子
ムッシュー・アンドレ　寺田真実　　　　ムッシュー・フィルマン　青木朗
ウバルド・ピアンジ　半場俊一郎　　　ムッシュー・レイエ　　立岡晃
ムッシュー・ルフェーブル　深見正博　　ジョセフ・ブケー　佐藤圭一
【男性アンサンブル】
増田守人　小泉正紀　見附祐一　小倉佑樹　佐藤季敦　町田兼一　柏田雄史　　
【女性サンブル】
戸田真美　華山ソナ　倉斗絢子　畠山馨　平田曜子　劉微　園田真名美　世登愛子　中野聖子　吉田郁恵イユンジョン　チャミヨン　チェウンヨン　　

もう感激でした

４４回目のオペラ座、帰りの新幹線はのぞみ４４号。ちょっとした偶然になぜかニンマリ

母はあの衝撃の交代以来やっと高井ファントムと再会です。

とりあえず、東京公演と変わったところから。
まずオーケストラピットがないのでちょ～ちょ～近い

なんかこっちが赤面してしまうくらいの距離

役者さんたちやりづらいだろうな～なんて。逆に２階席は海劇場より遠いです。「オペラ座」なら２階席のほうがよかったりしますが、大阪だったら多少見えない部分があっても１階席のほうがよさそうですね。
もちろんマエストロがいないので、１幕カルロッタが「Think of me」を歌う前に「マエストロ」と言いますがそこは無くなってました。
「イル・ムート」でまたもやカルロッタが「マエストロ、ダ・カーポからお願いします」のセリフもカット。
アンドレが「マエストロバレエを頼みます。バレエださぁ！」と言いますがそこは下手の袖に向かって寺田さんが言ってました。
そして、２幕でピットに銃を持った人が登場しますが大阪では上手に銃をかまえて待機です。ラウルの「君はピットにいてくれ」が「君はそこにいてくれ」に変わってます。
音響もまずまずで１階席でも臨場感あふれるかんじで

でもちょっと音でかすぎ？とも思いました。
しかーし、テンポが東京公演よりだいぶというかかなりゆっくりで違和感を感じました。役者さんたちも東京のテンポに慣れているせいか歌いにくそうな部分もありました。聞いているこちらもなんだか先走ってしまってそのスローテンポについていけず

東京では良いんだか悪いんだかオケが役者の歌に合わせていた部分もありますが、今回は役者が音に合わせて歌はなくてならないのでつらそう

なので、「Think of me」の最後「あ～い～」の最後の伸ばしっていうんですか？すいません無知で

それが音に合わせている為苫田さんだったらまだガンガンに伸ばせるのにあれっ？てかんじで終わってしまうのは残念です

と大きく変わったのはこんなところ。細かいところを言えばシャンデリアが登場するときに布を取るとき「パン！」と音がしますが今回は無くてなんか「スカッ」てまるで不発？と思わせるかんじでした。

肝心の舞台はというと。
しょっぱなオークションの場面で深見さんが

セリフを間違えてしまいました

「６６４番木製のピストルと・・・」なのにいきなり「シャンデリアの破片・・・」と言ってしまってすぐ深見さんも気づいたようですがしばらく「え～・・・」と止まってしまうし言い直した「ピストル」がもうろれつ回ってなくて

ベテランさんでもこういうことがあるんですね。なので深見さん登場のシーンでは毎回ドキドキ

こんなことがあるもんだから動揺しちゃったのか、シャンデリアにかぶせてある布をチラッとめくる時なんだかおぼつかない手つきでした。

今回オペラ座初登場の柏田さん。ハンニバルで鞭持って踊りますが、東京では齋藤さんや西尾さんがされていてお二人ともかなり筋肉ついてていい体してましたが、柏田さんはなんか色白でムッチリしてました