何でもない日々

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everybody社会装置

2024-08-29 15:09:45 | 詩はあいまいな哲学
原始時代のある日に、
人間が生理的身体維持の為ではなく楽しみの為にものを食べ始め、
快楽が問題になった途端人間と神との間で一人の偉大な個性が確認され
それを巡る取引が成立し始めたと考えられる。

経済から文化まで含んだ複雑な社会全体の生きものとしての姿は
教育によって民主主義と自由経済にもとずいて
一定の方向に意識的に社会運営を導くことで
人権の基礎となっている個人主体somebody-誰か、は
伝統、習慣に従いつつも
改善修復したり、意識的に困難を予測して制御されていく。

しかし選挙によって特定の顔も名前もない人間一般の集合意識体anybodyが
複数の意識で民主主義社会を決定させている。

民主主義は、究極には個別的な意識と「人権」という主体を尊重する為に
個性的な意識を欠いた存在に変えるという逆説的な制度で
市場が全体としてつくる相場は誰の意志の産物でもないのと同じく、
自然現象のように上下し
それは意識を超えた変化が続く「試行錯誤の連続」の中で
「生物としての人間」「自然としての人間」が新しい普遍性の変化を遂げ
文化と文明を持つ人間に踏み出したと同時に
「個人という自覚」が自然や生物との均衡を破った。

宇多田ヒカル(Utada Hikaru) - Time Will Tell (Live Ver.)

ヒカルちゃんの25周年コンサート行ってきました♪
唯一無二のヒカルちゃん、そして娘とデートも出来てご機嫌です。
特定の場所、季節、時間には探せば物語が必ずあって、
イメージを求めて既製品を求めるのと逆に
一度だけ、一つしかない経験や物語への回帰と郷愁をありがとう。

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