最後のオダイといわれた、砂澤たまゑ師の『霊能一代』を、H先生からお借りして拝読。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/cc/a438865c48f08f873a3bfcd0fd078198.jpg?1595140114)
この本は昔、伏見稲荷の参集殿で売っていたが、残念ながらその時買わなかった。
今では Amazon で4万以上の値段がする。
稲荷信仰だけではなく全ての信仰に参考になる内容だ。
特に先祖供養を志す方に必要な部分を抜粋して紹介したい。
P179から180
先祖の霊をお祀りすることぐらいは、各ご家庭でやっていただかなくては、私もそこまでは手が回りません。先祖供養は各人が一生懸命やらないと、霊は浄化されません。生半可なことでは駄目なのです。
P238
霊には憑依霊と先祖の霊があります。
憑依霊は払えますが先祖の霊はなかなか浄化できません。
先祖の霊は各家でお祭りしていただかねば、私にはすぐさまどうこうすることはできないのです。ですから私は先祖の供養は大切だと常々言っているのです。
P239
人間は死後50年経って成仏したら、魂は天上して空気の中にあります。そして赤ん坊の中に入って生まれ変わります。
日本は戦後五十年経ちましたが、戦争で死んで供養されずにきた霊がたくさんいます。その祀られないできた不幸な霊が、生まれ変わりようがないので、無茶苦茶をし始めました。今、日本がおかしくなってしまったのは、こんなことにも原因があるのです。供養を忘れた結果です。
戦後50年以上経っても、まだ戦争で亡くなった人の霊が浮かばれでないということが書かれている。