心向くまま徒然徘徊紀

思うままに思い、思うままに徘徊し追憶・追記を重ねていきたい。

今日、国内経済論争の行方は?-②

2018-08-25 17:54:28 | 政治経済予測と政策の在り方&政策立案

1、思慮浅き株価上昇政策

 今株価が上がるのは政府による、年金基金などを資金として

上場企業の株の買い支えによって維持されています。

 

 何故かといえば、

世界経済は米国の一国主義(排他的閉鎖的経済主義)によって

市場は不安定要因で満ち溢れています。

 

 上場企業は大概グローバル企業であり、

世界経済の動向に左右されます。

今、

二大大国、米・中の経済(貿易)戦争が始まっています。

 

 アメリカ国内の企業も

海外企業制裁の結果、多くの金融・輸出入企業が

相手国の報復なども含み打撃を受けています。

 

2、米国の自由経済の否定


 ① 一国主義としての経済制裁

 また軍事的同盟国であるユーロや日本に対しても 

米国は経済制裁の一環として

鉄鋼や自動車輸入に25%ほどの高関税を課そうとしています。

勿論米国一国至上主義からきています。

 

 ② 日本経済の成長の原因は?

 

 日本も本来の自由主義から乖離している!

ということが口実でしょう。

 ところが、

現実には小泉内閣以来の法人税の連続した引下げと、

連動して国内消費税の連続した増税、また年金支給額の減額です。

 

 ③ 団塊世代に対する攻撃!

 

 特に終戦直後出生した団塊世代へのプロパガンダ攻撃は顕著です。

まるで生まれてきたことが悪であったかの様な攻撃です。

 

 一般紙では、意識的に

個々人一人当たりではなく総額

団塊世代は他の世代に比べて、

福祉・医療費で抜きんでている。減額すべきだ!とか。

年金は団塊世代は総額(一人当たりではない!)で

とり過ぎている!とか。

 

 ④ 高度経済成長期の団塊世代

 団塊世代は

戦後高度成長のための

”金の卵”ともてはやされた時代がありました。

また、

カローシ時代という激務に耐えた時代もありました。

 その結果が、

世界第2位の日本経済の高みに引き上げました。

その為、他の先進諸国からは”エコノミックアニマル”

呼ばれた時代もありました。

 現在は人口12億人の中国に追い越されています。

 とはいっても一人当たりでは

まだ中国をはるかに引き離しています。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今日、国内経済論争の行方は... | トップ | 過去1週間の閲覧数・訪問者数... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

政治経済予測と政策の在り方&政策立案」カテゴリの最新記事