今岡、CSファイナルSであるぞスタメン

2010-12-28 06:31:31 | 日記
 パ・リーグのCSファイナルS(6試合制、ソフトバンク1勝のアドバンテージ)は14日、ヤフードームで開幕する。前日の13日は両チームともフリー打撃などで最終調整を行った。ファーストSを連勝で突破したロッテは、今岡誠内野手(36)がスタメン出場する可能性が浮上。なお、第1戦の先発はソフトバンクが杉内、ロッテは成瀬と発表された。
  ◇  ◇
 いよいよ千両役者の登場だ。「6番・DH」でスタメン出場する可能性が浮上した今岡は「ここまで来たらチームが勝つことだけ」と第1戦必勝を誓った。
 ファーストS第1戦で西武の左腕・土肥から決勝ソロを放った福浦が、痛めている右足の状態が万全ではない。相手先発に左腕の杉内を迎える第1戦、代役に名前が挙がったのが今岡だ。
 西村監督はこの日、「福浦は左(投手相手)でも結果を残している」としながらも「明日の先発は左ですから、そういう(スタメンを代える)こともあるでしょう」。青山総合ベンチコーチも「今岡の線も出てくる。状態も悪くないわけだし」と話し、首脳陣はギリギリまで熟考する構えだ。
 今岡も心づもりはしている。スタメンについて「可能性はあるよね。そのつもりで準備してきている」。今季レギュラーシーズンでも先発出場は8試合だけ。はやる気持ちを抑えるように「今夜は一歩も(宿舎の)外に出ないよ」と話した。
 ファーストSではベンチ待機だったが、勝負強さは証明済みだ。CS出場に王手をかけた9月30日のオリックス戦では左腕・古川から中前打。CS出場を決めた翌1日の同戦でも「6番・DH」で先発出場し2安打。気迫のヘッドスライディングでチームを鼓舞した。
 タテジマに身を包んだ7年前、今岡は博多の地で日本一を逃した。「負けたときのことは、思い出さないよ」。今度は下克上ロッテの貴重な一員として、勝利を呼ぶ。

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秋山、久保ダメならG3戦目先発

2010-12-28 06:31:09 | 日記
 阪神の高卒ルーキー・秋山拓巳投手(19)が、巨人と戦うCSのファーストS(甲子園)で、第3戦にもつれた場合に先発する可能性が13日、浮上した。第2戦に先発予定の久保が、12日のシート打撃中に打球を左足に受けて緊急降板。その影響で、この日の指名練習は屋外に姿を見せずに室内での調整に終始した。大事には至らないもようだが、14日以降の調整に支障が出れば、1勝1敗で迎えた場合の大一番を、ルーキー右腕に託すことになる。
  ◇  ◇
 もしもの状況に追い込まれれば、その穴を埋めるための処置を施すまでだ。巡ってくれば「大役」となる重要な一戦。秋山に任せても不足はない。ルーキー右腕が、18日のCSのファーストS第3戦に先発する可能性が出てきた。山口投手コーチは、こう明かした。
 「(ローテの構想は)揺らぎません。(最悪の事態は)ないことはない。用心しておかないと」
 想定外の事態が起こったのは、12日のシート打撃でのこと。17日の第2戦に先発予定の久保が、打球を左ひざの下付近に受けて緊急降板した。
 直後、久保は「当たった時は痛かったけど、大丈夫だと思います」と話して軽傷を強調した。だが、この日の甲子園での投手指名練習では屋外に姿を見せず、室内での調整に終始した。
 山口コーチは「昨日、血を抜いたりトレーナーができることをやってくれた。(今日は)プールに入ったり中でできることをやっている」と説明。寄せる信頼は変わらないが、続けて「強い球を1回投げてみないと分からない。いってくれるやろうけど」とも話した。調整に遅れが生じるならローテの組み替えが必要となる。そこで秋山だ。
 順当にいけばファーストSを勝ち抜いた場合の、20日の中日とのファイナルS初戦に先発予定。ただ仮に久保がファーストSを回避すれば、3戦目に先発予定のスタンリッジが2戦目、そして秋山が3戦目に前倒しすることが予想される。
 巨人戦に回っても不安はない。対戦成績は2試合で1勝1敗の五分。リーグ戦は最後に2連敗で終えたが、CSで悔しさを晴らす。この日は能見、スタンリッジとともに指名練習に参加。ランニング、キャッチボールなど軽めの調整。その中で久保、山口両投手コーチからアドバイスを受けながら腕の振りなどの修正を図った。
 「直していかないといけない独特の部分があった。腕を大きく使えればスピードも出てくる。短期間では難しいけど修正していければ」と秋山。14日は紅白戦に登板予定で調整に抜かりはない。久保の調整に支障がないことがベストだが、備えあれば憂いなし。チームの苦境を何度も救ってきた若虎が、出番に備えてキバを研ぎ澄ます。

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ツネ様自腹!神戸残留応援シート

2010-12-28 06:30:48 | 日記
 J1神戸の元日本代表DF宮本恒靖(33)は13日、J2降格圏の16位に沈むチームへの起爆剤として、サポーターを無料招待する『宮本恒靖シート』を用意することを発表した。対象は11月6日、ホームズスタジアム神戸で行われる仙台戦で、近日中にも兵庫県在住者への募集を開始する。J1残留が懸かる残り9戦に向け、ベテランがピッチ内外で“がけっぷちの神戸”をけん引する。
  ◇  ◇
 窮地のチームを救うため、ツネ様がひと肌脱いだ。J1残留を争うライバル仙台との“大一番”に無料でサポーターを招待することを決めた。「順位も近いしたくさんのファンの方に来てもらいたい」。本拠地を1人でも多くのクリムゾンレッドで埋めるための、太っ腹企画だ。
 宮本が兵庫県民限定で用意する座席は『ヴィッセルシート』。メインスタンド中央部に位置する最上級シートで、スタジアムのど真ん中で観戦できる。
 今回は兵庫県内の全自治体(41市町)から家族単位で1組ずつ計41家族を抽選で招待する。当日券は大人4千円、小中学生2千円。大人2人、子ども2人で試算した場合、約50万円を宮本個人が負担する計算になる。費用がそれ以上になる可能性もあるが「応援に来てくれる人の数が増えるのはいい」と、笑顔で胸を張った。
 過去にもG大阪からザルツブルク(オーストリア)に移籍した際、ユース時代を含め15年間在籍した古巣への恩返しを込めて約100人分の『宮本シート』を設置。ただ在籍時で、さらに“残留への勢いづけ”となるとJリーガーでも異例のプランとなる。
 この日も神戸市の練習場で17日の横浜M戦(日産ス)に向け、背番号14は汗を流した。今季リーグ戦出場5試合という状況にもかかわらず見せた“心意気”。叶屋宏一社長は「クラブ一体でやろうと話している時に、自発的に動いてくれてありがたい」と感謝した。
 今季ホームズスタジアム神戸でのリーグ戦平均観客数は1万4238人だが、成績不振もあり前節川崎戦は8707人と落ち込んだ。「後押ししてもらいたいし、喜んでバスを見送る顔が見たい」。J1残留へ、不屈の33歳が、神戸一丸の旗頭となる。

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DF栗原&今野収穫アピール!

2010-12-28 06:30:26 | 日記
 ザック・ジャパンの始動となった2戦で強豪を連続完封した日本代表守備陣が13日、羽田空港で収穫を口にした。
 DF栗原は「ある程度やれて自信になった」と振り返り、「今後は球ぎわ(のプレー)を鍛えていきたい。自分は若手を気にしている立場じゃない。どんどんアピールしていく」と誓った。
 DF今野は「11人全員で組織的に守れてよかった。監督からはラインの上げ下げと体の向きについて指示された。ボールを奪えるチャンスが増えた」と指揮官の“名さい配”ぶりを明かした。

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2010-12-28 06:30:05 | 日記
 サッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(57)が、早ければ週明けの18日から各Jクラブの練習を視察する可能性があることが13日、分かった。来年1月に迎える初の公式大会、アジア・カップ(カタール)に向け、代表選手の徹底チェックと新戦力発掘に目を光らせる。前夜にアウェーで行われた国際親善試合(ソウル)で韓国と0‐0で引き分けた日本代表はこの日帰国し、それぞれの所属先へと戻った。
  ◇  ◇
 ザッケローニ監督が次なる戦いに向けて動きだす。以前からJクラブの練習視察を熱望していた指揮官だが、サッカー協会関係者は「韓国戦も終わって、監督はクラブの練習を見に行くことになる」と明言した。
 これまで通りのJリーグの試合視察はもちろん、練習視察にも早ければ週明けにも着手。年内いっぱいは国内にとどまり、代表選手とさらなる新戦力の発掘に目を光らせ続ける。
 欧州組の近況チェックも“衛星視察”で行う。今月初めには、都内で暮らす監督宅にスカパー!などの衛星中継設備の準備も完了。韓国戦後の夕食時のミーティングでは、国内外の選手を問わず「次の招集まで約2カ月あるので頑張ってくれ。私とスタッフで様子を見ているからな」と、さらなるレベルアップを求めた。
 入念な“ザック・チェック”は、初の公式大会となる来年1月のアジア杯をベストメンバーで戦うためだ。2大会ぶり4度目の優勝へ、指揮官は就任時から照準を定めている。
 この日、FW本田圭は無言でロシアに戻ったが、FW香川が「もっとフィジカルを追い求める必要がある」と話せば、DF長友は「サイドでサッカーをやるのは徹底できた。続けていきたい」。ザックJAPAN最初の合宿を終え、選手たちはそれぞれに課題を見つけた様子だ。日々、国内外に目を光らせる指揮官に、成長ぶりを見せつける。

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