佳菜子ジャンプミス…3位苦笑い

2010-12-26 20:25:58 | 日記
 「フィギュア・全日本選手権・第2日」(25日、ビッグハット)
 GPファイナル3位の16歳、村上佳菜子(中京大中京高)は2回転半ジャンプが1回転半になり61・50点でSP3位。
 演技を終えて自分のほおに両手をやると、村上は照れ笑いとも苦笑いとも見えるような表情を浮かべた。「それまでのジャンプがすごく良くて。最後は逆に『跳べるかな』と緊張して失敗してしまいました」と、悔しさをにじませた。
 アップテンポの曲と観客の手拍子に乗って、冒頭の連続3回転ジャンプを成功させると、続く3回転フリップもピタリと着氷。ところが、その先に落とし穴が待っていた。予想以上の出来に逆に考えすぎてしまい、2回転半のジャンプが1回転半に。このミスが響き、3位発進となった。
 16歳に気負いはない。演技直前、観客席に父親の姿を見つけ「思わず『あっ、パパだ』って言っちゃいました。あれでリラックスできました」と笑顔を見せた。
 ジュニアとして出場した昨年の全日本選手権では5位入賞も五輪への意識はなかったが、今は世界が視野にある。シニア1年生は「今回は自信があるので、あしたは頑張れると思う。SPの悔しさを挽回するフリーにしたい」と、少しだけ大人びた顔で言い切った。

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大畑右肩負傷…現役最後の試合の可能性

2010-12-26 20:25:36 | 日記
 「TL、神戸製鋼42-44サントリー」(25日、ホームズ)
 今季限りで引退する神戸製鋼のWTB大畑大介(35)が、トライを決めた際に右肩を負傷。これが現役最後の試合となる可能性が出てきた。チームはサントリーに42‐44で逆転負けしたが、勝ち点2を加え、日本選手権の出場権を争うワイルドカードトーナメントに進む10位以内を決めた。東芝はサニックスを31‐14で退け、勝ち点52で暫定首位に立った。ともに敗れたクボタ、豊田自動織機は勝ち点11で並び13位以下が確定、下部リーグへの自動降格が決定した。
  ◇  ◇
 左中間にトライを決めた神戸製鋼・大畑が、激痛に顔をゆがめてうずくまった。試合終了間際、WTBアンダーソンのパスを受けてインゴールに飛び込んだが、その際に右肩を負傷。試合後は、右腕を抱えるようにして神戸市内の病院に直行した。
 診断結果は27日に発表される見通しだが、引退までカウントダウンに入っているだけに、状態が心配される。苑田ヘッドコーチ(HC)は「まだ詳しい状態が分からないので、今は何ともいえない」と前置きした上で、「脱臼だけなら(すぐにプレー)できる人はいる。ただ、骨折が絡んでくると、手術を受けないといけない」と表情を曇らせた。
 この日、チームはワイルドカードトーナメント進出を決めたため、ラストゲームは最低でも2月まで伸びた。苑田HCは、1月9日に神戸で行われるリーグ最終戦(対豊田自動織機)は欠場させる可能性を示唆。そうなると、この日が地元でのラストゲームとなり、さらに重傷の診断結果が出れば、これが現役最後の試合となる可能性もある。

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須磨学園エース西池目標は初V

2010-12-26 20:25:15 | 日記
 男子第61回、女子第22回全国高校駅伝は26日、京都市の西京極陸上競技場を発着点に開催される。25日は京都市体育館で開会式を行い、男子は初優勝を狙う須磨学園(兵庫)のエース・西池和人(3年)が“花の1区(10キロ)”での激走を宣言。女子は、中国大会で高校駅伝歴代2位となる1時間7分54秒を記録した興譲館(岡山)が5年ぶりの全国制覇を目指す。女子が午前10時20分、男子は午後0時半にスタートする。
  ◇  ◇
 小雪舞う京都で西池が武者震いした。「1区はエースが集う区間。その中で1秒でも早くタスキをつないで自分の仕事をしたい」。昨年の国体少年A1万メートルで高校歴代5位となる28分39秒4をマークした実力者が、静かに闘志をたぎらせた。
 チーム初出場の昨年も1区10キロを任されたが、7キロ付近で足が止まった。区間6位の成績に「あのイメージは解消したい。とにかく自分の力を発揮したい」とリベンジを誓った。ただ、目標はあくまでも初優勝。「自分で差をつける意識はない。今年は3年間で一番強い年」。謙虚なエースが熱い思いを胸に号砲を待つ。

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【有馬記念】ペルーサ迫力満点デモ

2010-12-26 20:24:53 | 日記
 「有馬記念・G1」(26日、中山)
 美浦坂路に朝一番で登場したペルーサが、25日のレース前日に迫力満点のデモンストレーションを行った。2本目に4F54秒3‐39秒6‐13秒2。ジャパンCから中3週のローテーションを考えると軽めの内容でも不思議はなかったが、最後の最後まで攻めてきた。
 「予定通り。元気がいいんじゃない」。見守った藤沢和師は満足げだ。JC後はゲート次第でグランプリ出走を見送る考えもあった。だからと言って中途半端な仕上げでは頂点に立てない。それは有馬記念歴代最多タイの3勝を挙げている名トレーナーだけに熟知している。だからこそJC組では一番早く追い切りを開始し、万全の態勢を敷いてきた。「動きに余裕が出てきたし、秋初戦よりずっと良くなっている」。完ぺきな仕上げで本番へ臨む。
 3歳、4歳で有馬記念を連覇したシンボリクリスエス、レコードで快勝したゼンノロブロイ。「勝った2頭も心配なところはあったが、ペルーサはまた違う」と指揮官。未完成ではあるが、この2頭と肩を並べられるだけの素質はあると確信している。ゲート難などいろいろなことがありながらも「今は信頼関係ができている」と力強く語った。
 菊花賞をパスして古馬の王道路線を歩んできた3歳馬。その経験が年末最後の大一番で生きてくるはず。ここまでの調整に狂いはない。最強女王ブエナビスタを撃破する準備は整った。

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高御堂と桜井が総合連覇=全日本ショートトラック

2010-12-26 20:24:31 | 日記
 スピードスケート・ショートトラックの全日本選手権最終日は26日、世界選手権(来年3月、英国・シェフィールド)などの代表選考会を兼ねて東京・江戸川区スポーツランドで行われ、男子は高御堂雄三(トヨタ自動車)が2年連続2度目、女子では桜井美馬(早大)が2年連続3度目の総合優勝を果たした。
 高御堂は1000メートルと3000メートルを制し、前日の1500メートルを合わせて3種目で1位。桜井は3000メートルに勝ち、前日の1500メートルと合わせて2種目を制した。女子1000メートルは総合2位となった酒井裕唯(早大)が1位、桜井が2位だった。 

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