8カ月前に6カ国対抗で全勝優勝し、来年のW杯ニュージーランド(NZ)大会での優勝候補とも評価されていたフランスが絶不調に陥っている。
27日にパリ郊外のスタッド・ド・フランスで行われた豪州とのテストマッチでは16-59と大敗。豪州戦での最多失点となる惨敗に、「残り10カ月で立ち直ることは至難のわざ」(ル・パリジャン紙)と、フランスのラグビー界全体にショックが広がっている。
昨季の欧州ハイネケン杯決勝戦がフランスのチーム同士の対戦となったように、フランスの「トップ14」は世界で最も成功している国内リーグ。一方で、各クラブと代表チームとの調整がうまくいかず、この秋のテストマッチも豪州戦以外はフィジー、アルゼンチンと対戦しただけ。
イタリアを除く他の6カ国対抗組は軒並み南半球の3強と対戦しており、後れを取ったかたち。豪州戦も含め、フランスがこの秋の3戦で奪ったトライは、認定トライを除けばわずか2つ。豪州戦後、リエブルモン監督も「どうしていいかわからない」と、頭を抱えた。来年2月に開幕する6カ国対抗の結果によっては、首脳陣の進退に発展する可能性もある。
27日にパリ郊外のスタッド・ド・フランスで行われた豪州とのテストマッチでは16-59と大敗。豪州戦での最多失点となる惨敗に、「残り10カ月で立ち直ることは至難のわざ」(ル・パリジャン紙)と、フランスのラグビー界全体にショックが広がっている。
昨季の欧州ハイネケン杯決勝戦がフランスのチーム同士の対戦となったように、フランスの「トップ14」は世界で最も成功している国内リーグ。一方で、各クラブと代表チームとの調整がうまくいかず、この秋のテストマッチも豪州戦以外はフィジー、アルゼンチンと対戦しただけ。
イタリアを除く他の6カ国対抗組は軒並み南半球の3強と対戦しており、後れを取ったかたち。豪州戦も含め、フランスがこの秋の3戦で奪ったトライは、認定トライを除けばわずか2つ。豪州戦後、リエブルモン監督も「どうしていいかわからない」と、頭を抱えた。来年2月に開幕する6カ国対抗の結果によっては、首脳陣の進退に発展する可能性もある。