ベネッセは28日、小学校4年~6年生の子どもを持つ保護者を対象とした、Ustreamを活用した算数の教え方講座「カタリス」を12月より開始したことを発表した。2011年3月末までの期間限定サービスとして提供される。
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中学受験を控えた受験生の保護者が、学習指導をよりスムーズに行うことができるように、また親子のコミュニケーションが活発になるようにするのが狙いとのこと。カタリスでは、Web上でテキストを購入・ダウンロードし、Ustreamで講師の講義(1回約15分)を受講するというスタイルになっている。また、Twitterの専用アカウントで、疑問点などを講師とやり取りできる。
現在、ベネッセでは、SNSやクラウドサービスを、教育サービスに活用することで、いかにより効果的な学習に関するサービスを、低料金で提供できるか、ということを研究しているという。今回の「カタリス」はそのような研究のなかから生まれたサービスとのことで、今後は、保護者だけでなく、子どもたちに向けた講座も検討していく予定。
「カタリス」で扱う教科は中学受験の算数で、講義配信は2010年12月~2011年3月まで。毎週月曜日~木曜日14:00~14:15に1講座約15分が配信される(毎日1講座、週4講座を配信)。リアルタイム配信による受講だけでなく、過去の講義映像の閲覧も可能。講義の受講は無料で、テキスト「カタリスブック」が各月1000円となる。
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