あるのかな、ヒアアフター。

『ヒアアフター』観てきました。


クリント・イーストウッド監督は
“想い”をつつくのがすごい上手ですよね。
いつも感じるけど。


霊能者としての特異な体質を持つ自分に
嫌気がさしているアメリカの男性と、


バケーション先で津波に遭い
臨死体験をしたパリの女性と、


双子の兄を事故で亡くした
イギリスの消極的な小学生の男の子。


どこで接点ができるのかなぁと
興味を持って観進めていきました。


そういう非日常がテーマになっているけれど、
これは、それぞれが
心の安らぎを求めるお話。


先に進むには、
受け入れることから始まるものね。


大きな盛り上がりはないけれど
穏やかにジワっとくるものがあります。
クリント監督の作り方なのでしょうね。
マット・デイモンの演技もいいですよ。


来世って、あるのかなぁ。


…ある。と私は思う。