封印ボックス。

ぶぅが使っていたベッドやタオルはすぐに捨てました。
おもちゃも、いくつかお友達に持って行ってもらった以外は捨て。


その他、オーシャンやスカイのものも含めて捨てるのに迷ったものは、
封印ボックスへ。





血統書、バリカン、爪切り、体温計、
お散歩用水飲みとかリードとか、
母が作ったオーシャンの服、介護用バンド、
あとレトリーブの大会でもらった盾なんかも。


これからしばらく、
目につく彼らの痕跡は、柱や壁の傷と写真だけでいいの。


そろそろ箱がいっぱいになったので、
蓋をして、
棚の奥にしまいましょ。

元気でたよ。

お昼ゴハンとケーキと、
そしてぶぅのために花をかかえて来てくれた友達。


あれこれ世間話しながら食事して、
何気ないことに笑いながらデザートして、


「笑えるコメディものにしよう」って
映画を観ました。
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天使にラブ・ソングを… [DVD]

懐かしくて面白かったね♪


帰り際。
ぶぅにゆっくりバイバイしてくれて、
私にくれた長いハグ。


とても温かくて優しくてあなたの想いがぜ～んぶ伝わったよ。
ありがとう～あなたは今までもこれからもずーっと心の友。
(*ノ-;*)



東区新道沿いにある『アルディ』のきれいなケーキ。
とっても美味しかったです。

お家が３つ。

一週間経った～。


ブルーの骨壺、うちで用意していたバスケットに入るものがなかったので取り寄せてもらっていたのです。
四角い木の箱に入れて、かわいい布で包んでもらっていたの。


壷が届いたということで、さきほどWAN友さんが持ってきてくださって、移し替えました。
WAN友さん、お手数おかけしました。
<(_ _)>





お家が３つ並びました。
ブルーくん、オーシャンやスカイと同じになってよかったね。
∬´ー｀∬


キャンドルホルダーはびっけさんからいただきました。
星と月がゆらゆらしていて可愛いの♪
なんだかイメージがぴったり。
ありがとね♪

Beautiful and Peaceful place

「できるだけ早くうちに来て！私がミキコを元気づけるから。私だけじゃなく、ベビーもアキナ(犬)も私の馬たちも。
ここは花やフルーツの木に囲まれてアナタは海を見渡すこともできる、とっても美しくて平和な場所。
ちょうど春が来てたくさんの花が開いているところ。そして涼しくて雨が多かった冬の気候から、暖かく太陽が照り注ぐ季節になったの。
ミキコは馬に乗ったり、私とハイキングやピクニックに行ったり、もちろんショッピングやビーチにも。
そして彼(ダンナ様)がボートに私たちを乗せて釣りに連れて行ってくれる。
アナタにはホテルも必要ないし、車だって食べるものだって用意しなくていい。ただここに来るだけでいい！
私がミキコの面倒をみるから。
アナタはここに長い間滞在するべき！」


ブルーのことを知ったハワイのリサちゃんが、すぐに私にくれたメール。
彼女は私にとってぶぅがどんな存在だったかを知ってくれているの。


一瞬、フルーツ混じりの生温いハワイの風が鼻をかすった。


ありがとうね…リサちゃん。
(ノ_σ)


………。


…行っちゃおうかな…？
うふ♪(*￣ー￣)

喧騒の安堵。

ぶぅがいなくなって以来の、初めての外出でした。
どうしても出なきゃならない用事が後押ししたんだけどね。


朝9時前に家を出て、帰って来たのが夕方5時30分。
この間、つい何度も時計を気にしちゃって、
「あっ、だから～、もう時間の縛りがなくゆっくりできるんだった！」
って。(^_^;)
しょうがないか。私は約14年間、家で留守番する犬を気にしながらお出かけしていたんだもの。
なかなかこの感覚は抜けないかも。


札幌の街は休みなく動いていました。


渋滞にイライラする運転手さん。
ショールームの奥でコピー機に向かって無表情のオネーサン。
人待ち顔で立っている若者。
バッグを抱えて余裕のない形相でダッシュしている中年の男性。
顔だけは見事な笑顔を作っている店員さん。
道を聞かれて優しい微笑みで丁寧に教えている女性。


喧騒の中にいると、不思議と落ち着くことがあるよね。
み～んなそれぞれドラマティックな人生を抱えていながら、普通に日常を過ごす時間。
混雑は嫌いなハズが、なんだか、ふっ…と居心地よく感じたりして。


私、けっこう大丈夫かもしれない。
って思えました。





母を呼び出して、ランチにつきあってもらいました。
この、窓に向いて座るテーブルも、特に今日はホッとした～。


この後、次の用事まで時間があったので、どうする～？映画でも観る～？という話になり。
私：「何か観たいものあるの？」
母：「おくりびと」


・・(*・o・)
いやいやいや～お母様。
このタイミングでそれ…？
(￣∇￣;)


いえ、大丈夫だけどね。犬モノじゃないし、私、感傷的にならないヒトだし。
でも、ちょうどもう満席でチケット取れませんでした。
(^▽^;)


今日、一番辛いな…と感じた事は、
家に着いて車から降りてドアをバタンって閉めても、
家の中から吠える声が聞こえなかったこと。
シビアだな～。

歌いたいんだけど。

今日は Jazz Babies の練習日で、
すっっっごく歌いたい気持ちがあって行きたかったんだけど、
一昨日からどーっと体が疲れで重くて思うように動けないので、
断念しました。


ホントに今、歌いたいのに。
…しょうがないか。


夜を通して寝てるのに、全然まだ寝たりない感じです。
でも、いいの。
こうなること覚悟していたから、大丈夫。


今日はもうすぐに寝ちゃおうかな。


部屋の片付けや体調の悪さにカコつけて、
お友達からいただいた、たくさんの温かいメールに
お返事が書けていません。
ごめんなさい。
みなさんの優しいお言葉に、心が癒されています。
ありがとうね。

手配済みでした。

動物管理センターに電話。


「犬が亡くなりましたのでお電話しました。」
って。
スカイやオーシャンの時より、しっかり言えた。
よかった。


登録番号で犬を確認。
死因を聞かれて、病気ですと答えた。


そして、
「もう発送の手続き終わっちゃいましたので、来月に狂犬病予防注射の用紙届きますから、そちらで破棄して下さい。」
って。


……そうですか…。
そうなるのが嫌だから、すぐにお知らせしたのに…。


来月それを見て悲しい気持ちになるのか…。
残念です。

オーシャンとスカイのもとへ。

一緒に入れたものは





ブルーがまだ他のパピー達といた時、色分けでつけていた、青い毛糸。
それから何故かこのボールのみにこだわり、カジカジしてお気に入りだった野球ボール。





たくさんの花束やキャンドルやメッセージをいただき、
たくさんのWAN友さんがサヨナラに来てくださいました。
火葬までも、WAN友さんの一人が去年から営まれている移動火葬車。
ブルーのことを可愛がってくれていた方達に見守られ、
昨夜遅くに、空へ上らせていただきました。


この家で生まれ、どこよりもここが好きで、
生まれたのと同じ部屋で眠りにつきました。
そして苦手だった車に乗って運ばれることなく、
家から旅立つことができました。
なんて幸せなことでしょうか。


みなさん、本当に本当にありがとうございました。


オーシャン。スカイ。
ついに、あなたたちのかわいい息子を、送り渡します。
病気の痛さを我慢してよく頑張った、って、誉めてあげてね。
ぶぅがいつでもとっても良いコでいてくれたこと、
あなたたちにありがとう。


そしてぶぶちん。
オーシャンとスカイに会ったら、
キミが彼らを失った後、どんな風にミキコと絆を再確認し、
二人で信頼し合って、
とてもステキなパートナーシップを築いて過ごしたかを
聞かせてあげなさい。
自慢してもいいよ。


サヨナラをしたばかりなのに、
もうこんなにブルーのぬくもりが恋しいなんて…。


でも、とにかく、終わったのですね。


これで、思いっきり泣けそうです。

ぶぶちん、頑張りました。

昨日のブログを書いた後、18：45分頃に、
ブルーが亡くなりました。


眠ったまま、辛さの微塵もなく、
平和な顔をして旅立ちました。


その安らかな様子に全て救われました。


最後に食べたものは、大好きなりんご。
最後に飲んだものは、大好きなお風呂場のお水。
藤田犬らしいピリオド。


最後の会話。
「ぶぶちん、だぁ～いすき♪」
って顔を近づけたら、
鼻を私の頬にツンツンって2回押しつけてくれた。


ホントにホントにおりこうでかわいいぶぶちん。
「大好き」と「ありがとう」を何回言っても言い尽くせない。


また会おうね。


このブログを通じて、ブルーの事を応援してくださった皆様、
どうもありがとうございました。
ブルーは多くの方に可愛がられて、
この上なく幸せなコでした。
感謝の念が絶えません。


別れがたい。でもこれが現実。
思いの限り努力して最後の時間を過ごした事、
これは私の誇りであり、最高の幸せです。
後悔を残さずに前へ進みます。
ありがとう、ぶぶちん。


最後にぶぅの耳元で歌った歌。
「You Are The Sunshine Of My Life」。


あなたはいつまでも、私のサンシャイン。

今、ぐっすり。

昨夜一晩中、ワンワンと吠え続けていました。
ただの興奮か、不安か痛みかはわかりません。
とにかくどうやっても寝なくて。


朝が来ても同じなので、このままじゃ体力がやられちゃうし、呼吸が速いので心臓への負担も心配。
何かのストレスがかかってこうなっている訳だから、こんな状態ではだめだ、と。


病院の先生に相談して、往診にて注射を打ってもらいました。
これは筋肉を少し緩めて眠りを誘うものです。
少なくなった筋肉を選んで注射の針を入れて薬を導入。
ほどなくブルーは眠り始めました。


個体差によりますが、だいたい3～6時間くらい眠りそうだということでした。
注射したのが14時30分頃。
今まだスースー息をして眠っています。
久しぶりの熟睡。
こうしている間は痛みも怖さも感じないのだから、少しでも長く効いていてくれることを祈っています。


そして、こんな風に平和な顔をしている時に、
穏やかに旅立ってほしい…。