セシリア・ノービー 価格:¥ 1,784(税込) 発売日:1998-03-28 |
セシリア・ノービー。
私の周りではあまり彼女の話題がでなくてちと残念なのですが、デンマーク出身でブルーノートの、大好きなジャズ・シンガーです。
「ハリ。コシ。ツヤ。」という健康な髪の毛のような(^_^;)美しい声の持ち主で、きれいに言葉を転がして歌ってくれます。
このアルバムに出逢ったのは、その昔、仕事で選曲作業をしていた時。
30枚くらいCDを聞き流ししていた中に紛れていました。
きっとレコード会社が置いていってくれたサンプルだったのかな。
時間がないのに手を止めずにはいられなくて、聴き入ってしまった~。
歌唱力があったからというのもあるけれど、私にとって2つのサプライズがこのアルバムに入っていたの。
ひとつは、4曲目に入っている『I've Been To Town』という曲。
これはフランク・シナトラの歌なんだけど、
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何百枚も出ているシナトラのアルバムのうち、唯一(たぶん)この『A Man Alone』だけに収められている曲なの。
実は私もこの曲が大好きで、密かに(!?)口ずさんだりしていたのです。
これをカヴァーしたなんて…って、いきなり親近感。
さらにもうひとつ、セシリアがラストに選んで歌った曲『So It Is』。
これは私の大好きなドン・グロルニックというジャズ・ピアニストによる、もともとはピアノとシンセのみの『Hearts And Numbers』というタイトルのインスト。
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アルバムタイトルにもなっています。
短いながら3部構成になっているファンタジックで美しい旋律の、とてもステキな曲です。
「これに歌詞がついたらどんなだろう…。」って思っていたので、セシリアも同じ事を考えて実際作詞をして歌ったと知って感激しました。
で、すぐに彼女が好きに。
すっごいジャズだったりしながらポップスの要素がちらりと見えたりすることもある、というところも好き。
セシリアと音楽の話したら、気が合いそう~~と勝手に妄想してニヒニヒしてしまうのよ。
( ̄∀ ̄;)