猫絵日記

絵を描きながら、猫と私のささやかな日常を綴っています。

悲しい知らせ

2015-09-16 07:59:33 | 日記


久しぶりの我が家の「くろ」

いつも 中途半端な香箱座り。 これが「くろ」ポーズです。

「くろ」は一度ご機嫌を損ねると、数日、怖がって近づかなくなる猫でした。

…が、この頃は だいぶ立ち直りが早くなりました。

先日、まとわりつく「くろ」の足を踏んでしまい、「ギャー」って逃げていきました。

「ごめんねー ごめんねー くろ~ 」  あーぁ これで一週間はだめだな~

と思ったら、すぐに忘れて 甘えてきました。

みんなに愛されているってようやくわかったのかな?  4年目にして。

「みけ」をなでていると、羨ましそうに じっとこっちを見ています。




昨晩、突然 夫の実家の青森に住む 夫の兄が亡くなったという知らせが届きました。

人間的にとても懐の深い人でした。 今まで会ったことがないくらい。 
 
決して恩をきせない、見返りを求めない 気づかれないように、そっと陰で支えてくれる人でした。

思いやりのかたまりのような、静かな優しさがあふれる人でした。

人に尽くすことに 出し惜しみしない、嫌な顔一つしない、面倒見がよく 決して裏切らない…。

それでも、威厳があって、責任感が強くて… 誰からも尊敬される人でした。

6人兄弟姉妹の長男だったからでしょうか…。

こんな人がいるんだな…  私も尊敬していました。


昨年、3月に行くと、急に痩せて年を取ってしまったようで、ショックでした。

それでも、久しぶりに来た私たちをあちこち車で連れて行って もてなしてくれました。 
無理していたのでしょう。

ボランティアでしていた仕事で、腰の怪我をして、それから体調が思わしくなくて…、
最後は肺の病だったそうです。



電話をすると、「元気だから…」って…。 これまで隠していたようです。

最後まで 心配かけまいと 相手の気持ちを優先する…そんな人でした。

父親のいない 私たち家族をいつも心配してくれました。


ご冥福を祈ります。   

本当に本当に淋しくなります。  残された、年老いたお母さんが 心配です。




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