今日はＯＫね

もうおとといになっちゃったけど、８月３１日の夕方、グラグラ～ッと地震がありました。
結構近い震源地かも、と思ったくらいに。

「だから言ったじゃない」とわたしは内心思ってたけどもちろん言葉には出せない。
その日は、朝から何だかヘンな気分で、熟睡できなかったの。

おなかを出して寝るなんて、そんな平和なかっこうもできない。

おかあさんに向かって鳴きたくなる。
すると、おかあさんはいつものように「どうしたの？地震でも来るの？」ともう口癖になってしまった言葉を発するのみ。
お気に入りのビニール袋で作ったボールやスーパーボールを転がしてくれても、わたしは全然気が乗らない・・・。

そしてその地震の３０分くらい前、わたしはけだるく鳴きたくなった。
じーーーーっと目をつむる・・・。

で、グラグラ～ッが来た。

食事中のおかあさんは、条件反射のようにテーブルの下に隠れようとしたり。
で、そこでハタと気づく。
「ココちゃん、これを教えたかったのね？」


べつに、教えたかったというより「感じるから鳴きたくなった」ってことかしら。
それを「予知」と人間は言うけど。
その「予知」の後は、何だか脱力感におそわれて眠くて眠くて。


次の日は、おなかを出して寝ちゃいました。
「お、きょうは地震だいじょうぶなのね？」っておかあさんがこのかっこうを見て言うのよ。
『ココちゃんがおなかを出して寝てる日は地震が来ない』という都市伝説を勝手に作ってしまったようです。

でもね、あんまりわたしの行動だけで判断しないでちょうだいね。
ネコって気まぐれだから。