☆愛猫ココノスケ親ばか日記♪

約15年間家族の心を支え続けたキジネコ
ココ嬢の声はもう聞こえないけど
飼い主が思い出を綴ります

応援の形

2012年03月11日 | ある日のこと
東日本大震災から1年が経ちました。

あの日、2階で寝ていたわたしを、おかあさんが大声で「ココちゃ~~~~~ん!」と何度も下から呼ぶ声が聞こえました。
旋回するように揺れて、揺れが収まったころ、わたしは下へ降りていきました。
その直後、停電になり、夕方になってだんだん暗くなっていくと、おかあさんは心細そうだったので、わたしは付かず離れずの態勢でおかあさんを見守りました。

ろうそくをともしながら、おかあさんは時々「ココちゃん、いる?」と声をかけてくれました。
暗くても見えるわたしはだいじょうぶ。

わたしがトイレを済ますと、おかあさんはろうそく片手にその始末をしていましたが、
その姿が何か魔女っぽかったわぁ。

災害に遭われた方々のために、何もお手伝いできないけれど・・・。
「東北応援フェア」をスーパーでやっていたので、おかあさんはこのヨーグルトを買ってきました。
風評被害を受けている地方の「飲むヨーグルト」です。美味しそう!
直接の被害ではなく「風評被害」というのも困ったことらしいです。

今までもこれからも、東北地方の商品を積極的に買うつもりよ、とおかあさんは言っています。

PM2:47
山下達郎さんの音楽番組(FMラジオ)の中で、この時刻におかあさんは北の方を向いて祈りました。(1分間の鐘の音)
そのあと、達郎さんの『希望という名の光』という曲がかかりました。
達郎さんがこの日のために生で演奏したかったけれど、コンサートが大分である日だったので、別録りで入れたものを流してくれました。

涙が出てしまうほどの厳かな曲です。

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4 コメント

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Unknown (えふさんちのコロ)
2012-03-11 18:44:08
こんばんにゃ。

あの大震災から今日で一年、早いにゃー。
あの時、えふ母さんは二階の窓からお向かいの屋根に2匹の猫ちゃんが
遊びに来てたのでチビちゃんと一緒に見てたのにゃ。
その後、窓を閉めて座ろうとしたら、急にめまいがしたので
「身体の調子が悪いのかしら?」と、上を見るとサークラインが揺れている。
それで、地震と気がついたそうにゃ。

ココちゃんちは関東なので揺れも大きく、停電したりと大変だったんにゃ。

震災で、人間ばかりでなく、ペットや家畜などの動物たちも辛い思いを
してるのを見て可哀想だったにゃん。
ぼくたち何もしてあげられなくてごめんにゃ。

あれから、皆どうしてるのかにゃ・・
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希望の光 (み~たんママ)
2012-03-11 22:34:00
こんばんは。

あの震災から、はや一年。
災害に遭われた方々に
何もしてあげられないまま・・
今日も、遠くから祈るだけでした。

私も東北応援、買っていきます。
ほかにも、何かできたらいいんだけど・・

「希望という名の光」ジーンときますね。
みんなに希望の光が届きますように・・


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えふさんちのコロちゃん (ココ)
2012-03-13 14:54:34
この一年って、みんなそれぞれの心の中の速さで過ぎて行ったような気がするわね。

コロちゃんちの方もかなり揺れたみたいね。
おかあさんも地震とめまいとよく間違えるけど、最近はブルブルという小動物が感じる程度のでもわかるようになったらしいの。

人間だけじゃなくて、ペットや家畜さんたちが野生化した姿はかなりショックで、人間としてすっごく大きな罪を犯してるという自責の念に駆られてる、、、っておかあさんは辛そうです。

ペット救済のボランティアさんは偉いと思う反面、お手伝いできない自分がはがゆい。
今は、ココちゃんを大切にすることを充実させたい・・・というのがおかあさんの弁です。

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み~たんママさん (ココ)
2012-03-13 15:01:49
日本中が辛い一年でしたね。

あの震災の日は、まだみ~たんは生まれてなかったのね~?
被災した人たちや動物たちのことを、み~たんもママといっしょに想ってあげてね。

み~たんの遊んでる姿やネンネしてる姿が、みんなの「希望の光」になってるのよ~。

人間たちに寄り添ってあげましょうね、お互いに。
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