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人の中にはすべてがある。求めよ、されば与えられん
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私という世界でたった一つの物語

本屋で立ち読み

2017-05-27 | 日記

 

本屋で霊的な関係の分厚い雑誌があったので立ち読みしてました。

いくつもの話の展開でこんな話がありました。

 

中学生のときに自殺した女の子がある家に相談にきました。

その中学生はいじめを苦に自殺してしまいました。死因は首を吊ったことによるものでした。

その子の上にはお姉さんがいました。

 

いじめられているとはいえ、それだけが原因ではなかったかもしれません。

当時、両親は家を買ったばかりで、ローン地獄です。

子供たちをかまっている余裕などありませんでした。

 

そして、なにより夫婦喧嘩もたえなかったようです。

 

そんな様子をみて、息苦しくなるでしょうし、相談できる大人もいません。

 

あるときにフッと死ねば楽になると思って吊ってなくなりました。おそらく軽い出来心だったのかもしれません。

 

なによりたいへんなことは、お姉さんがその現場を目撃してしまったこと。

 

あまりの無残な最期を目撃したこと、お姉さんとして妹の苦悩を見抜けなかったこと

そういう後悔でいっぱいになったことと思います。

 

ほんとうに人の死というものはあっという間で、特に若ければ若いほど衝動性が強いわけで

よく心の状態までみていかなければならないのでしょう。

 

その妹が霊になって、相談する霊のところに行きました。

しかし、その相談者のおばあさんは自殺者は相談にのらないということでした。

 

そこで人間であるその孫の女性(霊がみえる)がのることに

いじめを苦に首をつって死んだこと。死んでも楽にならなかったこと。自分を責めていること。

お姉さんや家族をバラバラにしてしまったこと。いろんな苦悩を打ち明けました。

 

なんで死んだりなんかするんだああああ!

と相談にのっているうちに怒りがこみあげてしまい、妹の霊に言い放ちました。

 

妹の霊が自殺した後に、女親は悪い能力者にひっかかり、1000万円のツボを買ってしまったり、お姉さんは病的になったりとトラブルが続きました。

 

もちろん家のローンは払えなくなり、売り払いましたが、自殺者が出た家は買い手がつかなかったそうです。誰も住みたがるわけありませんよね。

 

そして多額な借金だけが残ったのです。 両親は離婚しました。

お姉さんも自殺する気持ちでいたそうです。

 

あるときにその妹の霊の相談にのった霊の見える女性が、家に行ってみようということで、先祖霊のおばあさんと、旦那と相談にのった女性とその子供で見に行きました。

 

そこは解体されて更地になっていました。

 

そこに花束を置いていきました。

すると向こうから自殺した妹の霊のお姉さんらしい人が、なぜこの土地に花束を置くのか?

と問い詰めました。

 

そこでようやく出会ったわけですが、お姉さんに妹の霊とのことを話しました。

こういう事情であなたが気掛かりだと。

ほんとうにごめなんさい。

 

しかし、以前に騙されていたので、霊能者を信じられず、偽物だと罵りました。

そして、どこかへ走り去ってゆきました。

おばあさんがすかさず、あの子死ぬつもりだよ。ということですぐにみんなで探しに行きました。

 

ようやく交差点近くのところで発見したのですが、なんと相談にのった女性の子供が道路に飛び出してしまって、条件反射でお姉さんが飛び込んで助けました。

 

そのときに子供から出た言葉は「たすけてくれて、ありがとう」

「いのちを助けてもらったんだから、もういっかいやりなおせるよね」と

「あの子もそう望んでる」

 

それを伝えたかったのかもしれません。

 

妹の霊が残した最後のメッセージは

 

 私の分まで幸せに生きて!

 

 

 

 

 

 


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