貧乏神の嘆き 2009-08-04 | 写・画・絵・詩・物語 貧乏神さん ある村に貧しい村人がおりました。 その村人はたいそう皆から好かれた人間でした。 その姿をみて、その家に住んでいた貧乏神さんはこう思いました。 「私だって一応、神なのにどこにいても人には嫌われる。みんな貧しくしてしまう。」 「こんなところにいちゃいけないなぁ。彼らがかわいそうだ」 と本当に申し訳なく思い、上の位の神様のところへ相談に行きました。 「神様、どうして私はこのよう . . . 本文を読む