MさんとSさんが隠れ家的な美味しいお店に招待してくれました
徳島市籠屋町一丁目33番地
食士 (しょくのふ) わたなべ と読むらしいのですが明治初期に建てられた
蔵を外観はそのままに内部を改装して営業しているとのこと
隠れ家風と聞いていましたが ビル と ビル の間に挟まれた白壁の蔵を見つけました
白壁に沿って細い路地を奥に進むと「のれん」が見えました
のれんの文字を確認して格子戸を開けました
廊下には大きな金庫が鎮座していました
この中には昔は多分「小判」が入っていたのでしょう
金庫の前を通り部屋に通されたのですが内部は「蔵の中」そのものです
先ず熱いおしぼりとお茶が出てから料理が適当な間をおいて運ばれるのですが
味も盛り付けも食器も素晴らしく、こんな時間を至福の時と言うのでしょうね
「八 寸」
バイ貝柔煮・卯の花・いくら胡瓜雷干し和え・栗渋皮煮・和風ローストビーフ・金時芋甘煮
「煮 物」
松茸・蟹しんじょう・月明豆腐・冬瓜皮・すだち
「お造り」
鯛・アオリ烏賊・ツバス・星胡瓜・防風
「飯 蒸」
紫芋・銀杏・苞蒸し
「箸休め」
こんにゃく蕎麦・紅葉麩・しめじ
↓ の料理は献立には入っていなかったのですが私が ↑ の料理で
こんにゃくを残していたのに対してこんな小鉢を持ってきてくれました
暖かい気配りに感動して有難く美味しく頂きました
「炊き合わせ」
蕪・鴨たたき寄せ・針生姜
「御 飯」
梅菊茶漬け
「お菓子」
栗茶巾・ココナッツミルクプリン
以上どの料理も上品な味で感動しました
場所が隠れ家風で分かりにくいので地図を追加しました