goo blog サービス終了のお知らせ 

それでは Kick Off です。出発進行!

基本、なごみ系に努めますが、脱線して暴走するかも知れません。

(242号線) 環状線ウォッチング

2014-02-06 21:01:03 | 乗り物大好き!
楽しい日本でのひと時も あっという間に終わってしまい、本日(2/6)、上海に戻って参りました。
上海のお天気は雨、地下鉄の乗車マナーも最悪でテンション下がりまくりです。。。降りる人
が先なのにドヤドヤッ!と乗ってきて、私のスーツケースに思い切り足をぶつけて痛そうにしとった
オバハンめ、自業自得やからなー
 
さて今朝は上海への帰路…ていうか関空への道すがら、少しだけ大阪環状線を走る電車達
語り合っておりました。
 
先ずは乗車予定の関空快速の1本前の関空快速に乗って京橋から福島へ。福島から野田方
の先端部で、今しがた乗って来た関空快速225系5000番台を後追いで。もっとも、8両編成
の後ろ4両は紀州路快速ですが。。。 
    
 
福島から環状内回り(普通)に乗り次の野田へ移動。野田から西九条方の先端に陣取ります。
 
右;福島から1駅だけ乗って来た環状内回り(普通)[A]103系、左;紀州路快速(8両編成の
後ろ4両は関空快速)223系2500番台。
    
 
その103系の運転台。車内は更新されて平成モードですが運転台は無骨なまま。昭和の香り
がプンプンしています。
    
 
[A]の最後尾。高運転台車が大阪環状線に初めて入った時の事は、よく覚えています。
    
 
続いて環状内回り線(普通)[B]、今度は201系。
    
 
環状外回り(普通)[C]、同じく201系。
    
 
右;内回り[B](出発)と、左;外回り[C](到着)の、201系ペアに挟まれる幸せ(両手に)。
    
 
[B]の後追い。
    
 
次に内回り線やって来た大和路快速221系(リニューアル未施工)と、その後追い。
      
 
環状外回り(普通)201系。
    
 
続いて、大和路快速221系(リニューアル未施工)。
    
 
環状内回り(普通)[D]201系。 
    
 
関西空港行きの"はるか"(281系)と、その後追い。 
      
 
[D]の後追い。 
    
 
紀州路快速(8両編成の後ろ4両は関空快速)223系2500番台と、その後追い。後ろの
4両(関空快速)は223系0番台。223系0番台は丸いヘッドライトが特徴。
      
 
関空快速(8両編成の後ろ4両は紀州路快速)225系5000番台と、その後追い。後ろの
4両(紀州路快速)は223系2500番台。実は、本当はこれに乗りまして関空へ移動しない
といけなかったのですが、(もう1本後のでもイイやぁ…)って事で、ついつい野田駅に長居して
しまいました。
      
 
その甲斐有って(?)、左;環状外回り[E]201系と、右;京都行きの"はるか"[F](281系)の
ランデブーシーンを見る事が出来ました。 
    
 
[E]は野田に停車しますので減速中ですが、[F]も 梅田貨物線を福島手前からの下り勾配
に差し掛かる場所ゆえ [E]以上に減速中で、結局[E]の後塵を拝する事に。
    
 
内回りホーム。桜島線(JRゆめ咲線)へ直通する103系と、その後追い。前・後とも、やはり
運転台車。
      
 
大和路快速221系(こちらもリニューアル未施工)と、その後追い。
      
 
もう一発、大和路快速221系(リニューアル未施工)。
    
 
桜島線(JRゆめ咲線)から環状外回りに直通の201系。USJのラッピング車。 
    
 
環状内回り(普通)[G]103系。既出の103系と異なりリニューアル(体質改善N40施工)車。
流石にこれが限界という事で、この電車に乗り、大正へと移動します。
    
 
すれ違う"くろしお"を、[G]の車内より。オーシャンアロー編成の貫通型部分。
    
 
[G]を降りて、その後追い。大正は、弁天町方の尻無川と芦原橋方の木津川の2つの鉄橋
に挟まれる様な位置に在ります。2つの鉄橋もこの写真の様に特徴的な形状で、これはこれ
で書き出すとエライ事になってしまいます…ので、また何かの機会が有りましたら。。。
      (←こちらは弁天町方)
 
その木津川橋梁を渡り、環状外回りホームに進入する紀州路快速(8両編成の後ろ4両は
関空快速)[H]223系0番台。
    
 
左;[H]の後追い。後ろ4両の関空快速は223系2500番台ですね。右;これから乗ろうと
する関空快速(8両編成の後ろ4両は紀州路快速)[I]225系5000番台。 
    
 
[I]が天王寺に停車中、ホーム向かい側の大和路線(普通)201系。 
    
 
 
ここからは大阪環状線を離れますが、そのまま続けましょう。
 
阪和線に入り、高架区間ですれ違う阪和線(普通)103系を車内から。 
    
 
地上に下り、阪和線(普通)103系を車内から。既出の103系と異なり、低運転台車で、
比較的"原形"を留めている車です。
    
 
鳳で停車中に、上り線を通過する"くろしお"[J]287系と、その後追い。
      
 
[I]が東岸和田で特急退避中に、上り線ホームに停車中の阪和線(普通)103系。
    
 
東岸和田で[I]を追い抜く、"はるか"(281系)。 
    
 
関西空港線に入り、りんくうタウン駅に入線する南海の関空特急"ラピート・β"50000系。 
    
 
 
…とまぁそんな訳で、何の脈絡もオチも無いですが、一言二言で片付けるなら…;
 
 ・聞いてはいましたが野田駅 ヤバイっす!今日は気温が低かったはずですが、全然寒い
  とは思いませんでした。時間が許すなら、もう2~3時間程でも居座っていたかったです。
  貨物列車とかも、撮りたかったなぁ。。。
 ・それもこれも、今日の大阪環状線を彩る電車達の 豊富なバリエーションによるところが
  大きい訳ですが、どっこい、オレンジ色の電車もちゃんと踏ん張っていて、ちょっと安心も
  しました。
 
 
最後に、こちらは[I]、即ち 225系5000番台の運転台ですが、103系のそれと比較して、
如何ですか?
      (←想定以上にピンボケ!)
 
 
Michael.
 
 
【追】2月7日(金)に、JR西日本からのプレスリリースとして、この様な案内が出ていました。
   思うところは色々と有りますが、終日 乗車率100%超え…なんて、見込める様なご時勢
   でも無く、3扉ゆえに多少乗り降りに手間取る事のデメリットより、他線区から乗り入れの
   車両と仕様を合わせる事で、例えばホームドアの設置が容易になったり…のメリットの方
   が多そうですね。これから色々と検証されて行く訳ですが、旧式の電車が遅かれ早かれ
   淘汰されて行く事は抗えない事実です。今 言える事は、せめて耐用年数の最後の最後
   まで安全運行でその勤めを全うして頂きたい…それだけです。

(240号線) 緊急特別ドキュメント!Air China の巻 [後編]

2014-02-01 23:17:13 | 乗り物大好き!
[前編]からの続きです。
 
 
結論かた申しますと、虹橋発のCA-163には間に合いました!
 
 
いよいよ万事休すかと思われたその時、途方に暮れかかっているところに CAの係員が通り
過ぎたので、駄目元で「虹橋空港…」と訊いてみたところ 「一部の荷物が積み残されて
ので、それを運ぶ為にもう1台バスを手配しているところなので、それに乗ったら…」と。
 
Good Job, CA
 
 
そんなこんなで どうも私以外にも一家族(3名)が乗り遅れていたらしく、殆ど貸切の状態で、
虹橋空港へは楽々移動する事が出来ました。
     [21:30]
    
 
俺って何か、持ってる?  運がワルイのかイイのか???
 
…で、無事 虹橋空港第1ターミナルへ。
     [22:15]
    
 
 
先着の皆さんも、未だ搭乗は出来ずに、出発ロビーで待機中でした…ので、乗り遅れた事
もバレずに、セーフ!(←って、ここでバラしてしまってますが。。。)
     [22:35]
    
 
 
やっと機内に入れました。
     [23:25]
    
 
 
程無くして、エンジンが掛かり、A-321は ユルリユルリとタキシングを始めます。時刻はちょうど
00:00を回ったところで、旧暦の2014年馬年は、飛行機の中で迎える事となりました!
 
虹橋空港の滑走路、R/W18R から、V1~VR、そして V2 を経ると、直ぐに夜霧の中へと
突入。下界では、花火や爆竹のドンパチで賑やかなんでしょうねぇ。お天気が好ければ さぞ
絶景だと思いましたが、それ以前に、お天気が好ければ飛行機が遅れたりはせんか。。。
 
深夜の機内食、しかも ”猪肉飯” は、かな~り重かった…けど、お腹も減っていたので 少し
だけ食べました。
     [24:45]
    
 
 
関空着陸の前、「全ての電子機器をお切り下さい」の時に、機内のモニターでは、淡路島の
東岸側に針路が取られていたので、いつも通りに南側からの進入かと思われましたが、高度
を下げて視界が広がりますと眼前には明石~西神戸の夜景…の上空でライトターン。六甲
アイランド沖のコンテナターミナルの灯りが綺麗でした。
 
阪神間をえぐる様に進み、今度は、大阪南港のコンテナターミナル付近でファイナルターン。
ここからは、堺のコンビナートの灯りが、これまた「萌え~」でした。
 
既に「全ての電子機器のスイッチをお切り下さい」の段階ですので、写真に採れなかったのが
残念です。
 
そして、少しだけ右に機首を振り、関西空港 R/W24L にソフトランディング。
 
いつもは出来るだけ窓側の席をアサインするのが、今回は、夜のフライトだし天気も好くないし、
という事で、チェックイン時には通路側を希望したのですが、「没有」との事で、カウンター嬢の
お取り計らいで ”A位” になった訳ですが、見事に当たりましたねぇ。
 
やれやれ、6時間半の遅れで、関西空港へ。
     [27:25 / 日本時間]
    
 
 
それにしても、現状 定期便として 虹橋~関空 を飛ぶ事は有り得ず、これは超レアな体験。
大事なお仕事、お急ぎの案件を抱えて居られる方々にはそれどころではないですが、こちらは
気ままでのん気なオヤジの独り旅ゆえ、途中からは「非常事態そのものを楽しむ」境地に在り
ました。もともと、2時間位の遅延は「想定の範囲内」でしたし(しかし、流石に6時間半は、
「想定の範囲外」ですね)。
 
フライトキャンセルになった東京(成田)行きの CA-919 の乗客の皆さん。CA-919 は恐らく、
あの時間(18時頃)からでは、どうせ成田空港の門限には間に合わないだろう…との判断だと
思います。恨むなら CA ではなく、脆弱で貧弱な日本の航空施策---24時間オープンでなく
何が日本の、首都東京のゲートウェイですかいな!
 
さて、関空に到着してみますと、勿論、既に終電が出た後で、次の日の始発にも時間が有る
という事で、CA は難波や梅田、神戸方面への無料バスを手配していました。やるじゃん CA。
今回の件では、複数の「CA、見直したで」が有りました…ってか、そもそもの期待値が低かった
だけではありますが。
 
しかしですよ、今回の私の予定は、関空からそのまま和歌山ですねん。「和歌山方面は?」の
問いに、JL(←CAの関空でのGSA)スタッフの回答はつれなく、「No!」でした。トホホ
 
結局、南海電車の始発時間まで、関空のロビーで、やはりまったりと過ごさせて頂きましたとさ。
 
 
Michael.

(239号線) 緊急特別ドキュメント!Air China の巻 [前編]

2014-01-31 03:21:19 | 乗り物大好き!
今回の春節一時帰国。上海(浦東)⇒大阪(関西)のフライトは、稀に見る”珍道中”となり
ました。それでは早速、その一部始終を…;
 
 
1月30日。”除夕”のお昼は、弊社恒例の「マクド(或いはケンタッキー)の差し入れ」が有って、
お昼過ぎには「用が済んだのから帰ってヨーシ!」の号令。それを聞きますと、いよいよ1週間
春節休暇となる訳です。
 
      (←がっつりのレタスは自前)
 
 
私のフライト(CA-163)は、上海(浦東)発が17:30。逆算しますと14:00頃までには会社
を出たいところですが、13:45頃には既に下班。浦東空港に着いたのが15:15頃、チェック
インを済ませたのが15:30頃ですから、時間的には十分に余裕が有ります。出国ゲートも、
あまり混雑はしていなさそうなので、普通ならイソイソと出国手続きに進むのですが、今回は、
もう少し「外」での時間を楽しみました。
 
で、缶ビールでも呑み乍らまったりとして過ごします。屋外は「あまりにも」な”濃霧”だったので、
写真を1枚。これ、直ぐ目と鼻の先に空港ホテルが在るんですが、全く視界ゼロです。
     [16:07 / 北京時間、以下同じ]
    
 
 
ところで、チェックインを済ませた後に、1度ビルの外に出て深呼吸…というのは、実は日本を
出る時のルーチンなんですね。嗚呼、これでまた暫くは日本の美味い空気も暫く吸えんのん
かぁ~と。。。。
 
ところが今回は上海発でこれをやってしまいました…。けーっけっけっ!このマズイ空気を(僅か
1週間だけですが)吸わんでイイんかぁ~と。。。場所は第2ターミナル3Fのゲート番号26だっ
たんですが、これが後々、大変な事になる予兆だったとは。。。
  
 
さて、出国審査、手荷物検査ともスムーズ過ぎる程に終了。搭乗ゲートも沖止めではない
番号という事で、順風満帆、いやホントに、怖い位に順風だったんです。
 
…が、搭乗ゲート:80番に着いてみると、どうも様子が変!
     [18:10]
    
 
かいつまんで書きますと、私が乗る大阪(関西)行きがCA-163で、そのもっと前 お昼過ぎに
出るはずの東京(成田)行きCA-919が未だ飛ぶかどうか判断されず、乗客が14時頃から
ずっと待たされている様です。
     [18:32]
    
 
まぁ、こういった場面---特に中国人民の皆様方の---は、特に珍しい光景ではないですが、
結局18時頃だったでしょうか。目の前で「CA-919、フライトキャンセル」の案内が出た時は、
先ずは「ずっと待つだけ待たされてお気の毒に(どうも、ご飯クーポンも出ていなかったらしく、
フライト云々以前に、「俺ら、腹減ってんねんぞー!」の事に怒り心頭な方が多かった様で、
そこかよ?)」という事と、この調子なら、数時間後にはCA-163も同じ憂き目かな? …と、
ちょっと大阪に着いてからの代替スケジュールも頭をよぎりました。ただ、何となく、CA-163
に関しては、何とかなるんちゃうか???…と、変な自信みたいなのが有ったのも事実です。
 
果たして、となりのゲートの飛行機が動き出したりしたので、ちょっと希望の光が差したと思い
きや、聞こえて来たアナウンスは「これから皆さんで虹橋空港に移動して…」でした。はぁ?
 
どうも、CA-163の機材となるべく、どこかから飛んで来たフライトが浦東空港に降りられず、
虹橋空港にダイバートしたとの事。いやぁ CA、やりよんなぁ。こういう力ずくのやり方、キライ
じゃないですねぇ。日本のJさんもAさんもサービスの質は申し分無いですが、流石に ここ
まで出来ないでしょう。やはり、中国に在っては中国のキャリアだから出来る事というのも、
やっぱり有るんですね。ちょっと見直したところでした。。。
 
。。。。。でしたが、何だ、虹橋への移動は、一旦 入国をやり直して荷物をピックアップして
…でした。機材はナローのA-321とはいえ、100名を超える乗客ごと”監管輸送”するのは、
公安も税関も認めませんわね。 しかし、物流屋稼業に端くれとしては、そういう体験もして
みたかったですなぁ。。。
⇒ “ショート”では、以前に1度 ”Ocean Rose” に乗船の時に体験済みではありますがね。
 
何か、不謹慎ですが妙にテンションが揚がって参りました。
 
イミグレーションへ、ゾロゾロとご一行様が移動します。
     [18:59]
    
  
係員用通路みたいなところで再入国の手続き。
     [19:00]
    
 
ついさっき押してもらった、出国のスタンプに「取消」の印を被せ…;
 
    
 
娑婆に出ました。
     [19:11]
    
 
 
途中のカウンターでは キャンセルとなったCA-919の乗客が何やら手続き中ですが、これは
CAが手配した宿泊先への受付だった様です。この様に、キャンセル便の乗客と虹橋空港
へ移動する乗客とが交錯する場面が多々有りまして、非常に混乱を来たしておりました…
     [19:22]
    
 
…が、これまた、直後に私自身がその被害者になろうとは。。。
 
ともかく荷物を受け取り…;
     [19:29]                               [20:09]
      
    
    
次に指定された集合場所は何と、つい数時間前に、上海の空気に悪態をついた、例の
26番ゲート。因縁めいたものを感じました。仕返しされたか?
     [20:20]
    
 
因みに、夜になってだいぶ見通しが好くなりました。ホテルのサインが読み取れます。
     [20:25]
    
 
26番ゲート前のバス乗り場はとてもごった返していまして、 この辺りから「こりゃあ長丁場
やな」という意識が芽生え、ならば…という事で、ここでまた缶ビールを買ってしまいました。
いやはや全く、懲りませんなぁ。
     [20:45]
      (←お昼のポテトの残りをつまみに)
 
…で、またまた まったりとしてしまって、でも、目の前では大勢の人達が「虹橋!虹橋!」と
わめき散らしているので、ずっとここで待ってれば好いのだと思っていたんです…いたんですが、
どうも、顔触れが、CA-163の同志の皆さんと違うし、周りの荷物のタグには「NRT」の表示
が有るし…!で、そう。この人達は皆さんCA-919の乗客で、「虹橋!虹橋!」とはつまり、
CAが手配した宿泊先:虹橋賓館の事だったんですね。
     [20:30]                               [20:37]
      
 
 
ややこしいわっ!
 
…って、ボヤ~ッとしていた私が駄目なんですが、果たして虹橋空港行きのバスは既に出発
してしまったとの事。テンコとか、取らんのかぁ?  さぁ ここからどうする? (文字通りの)不肖:
Michael.、いよいよ腹をくくる時が来たか???
 
([後編]に続く)。
 
 
Michael.

(228号線) 台北車站

2013-12-12 23:09:13 | 乗り物大好き!
AJRC の翌日(12/8・日)、当初は "台湾高鉄(新幹線)" に乗って 台北⇔高雄(左営) を
往復でも…とかを考えていたのですが、ちょっと他の思惑が出来てしまい、今回はパスしました。
 
で、空港へ移動する迄に暫く時間が余りましたので、ホテルの付近を少し散歩なと…と思って
ブラブラし始めたところ、周囲にはコレと言って観る物や腰掛けて寛げそうな公園も無く、結局、
ホテルに程近い場所に在る "台北車站" に足が向いてしまったのでした。 
 
    
 
 
ところで、"台北" ですが、我々は 「タイペイ」 と呼ぶのが一般的だと思っていますが、NHK の
アナウンサーは 「タイホク」 と呼んでいますね。この辺りの事情には諸説が有りそうで、ネットで
検索すると色々と書いてありますね。
 
さてその"台北車站"。駅舎周辺をうろうろ歩いていて、先ず目に着いたのが、駅舎横に展示
された蒸気機関車とディーゼルカー。静態保存ですね。
 
先ずは蒸気機関車(LDK58号)から…;
 
    
 
案内板には…; 
 ・1923年、日本車輌製造(つまり日本製)である事、
 ・当初は花東線の主力機関車として活躍していた事、
 ・4軸の全てが動力軸(日本でいうところの"D型")である事、
 
…等々が記載されています。
 
そして、その後ろに連結されているのがディーゼルカーで、(今風に書けば)「アイボリーホワイトと
とサンシャインイエローツートンカラー」のLDR2201号。
 
    
 
こちらにも案内板が有って…;
 ・民國46年(西暦1957年)1月25日の台北工廠製、
 ・車体は日本の湘南電車を彷彿とさせるデザイン(まぁ そう言われれば前面の大きな2枚窓に、
   その面影が無くもない)、
 ・一方エンジンはカミンズ式で200馬力、
 ・登下校の学生によく利用されていた事から "学生仔車" や、その車体の色から "黄皮仔車"
  (名古屋市営地下鉄・東山線の"きいでん"みたいなもんですな)と呼ばれていたらしい、
 
…という事です。
 
 
因みに、建物内は、中央の高い吹き抜け以外、これといった特徴は無いのですが…;
 
    
 
そこかしこに散見される、ちょっと昭和チックな物件には思わず微笑んでしまいますね。例えば;
 
 ・押しボタン式の自動券売機とか…;
    
 
 ・こちらは弁当売り場ですが、台湾ではいわゆる旧字体(繁体字)が使用されておりますので、
   それがより、レトロ感と申しますか、ノスタルジィな雰囲気を醸し出すのかも知れません;
    
 
 ・構内の隅っこには、小規模乍ら "鉄道関連グッズ" の売り場も設けてありました;
    
 
 
"自強号"に乗って台南から北上し、私が最初に台北車站を訪れたのは確か1980年代末頃
でした。その時、線路は未だ地上に在って、高鉄どころか、都市型近郊電車すら無かった様に
思います。今日、プラットホームは全て地下構造となってしまい、現役の鉄道車両には出会え
ませんでした(それどころか、MRTの車輌すら見なかったなぁ…)。 隔世の感も有りますが、駅舎
自体は1989年建造との事で、昨今の 例えばJR大阪駅の様な「大変身」にはなっていません
ので、まだまだ往時を偲ぶ事も出来ようか…と思う次第です。
 
 
Michael.

(209号線) "海天三路"站に憩う

2013-09-16 21:57:53 | 乗り物大好き!
"SISAC" を終えて夕方、SAS(浦東キャンパス) の最寄駅から1駅だけ---と言っても、この駅間は
メチャクチャ長い!---浦東空港側に移動、"海天三路"站のホームに降り立ちました。ここは上海
の航空貨物関係者ならばお馴染みの駅ですが、1度、ここでゆっくりしたいと、予ねてから狙っていた
場所です。
 
    
 
 
ここは、地下鉄②号線と上海トランスラピッド(マグレブ)が並走する区間で、浦東空港に発着する
前後ゆえ、マグレブも最高速度ではないんですが、それでも100km/h(超)のスピードで目の前を
通り過ぎて行きます。
 
先ずは、浦東空港を出発して直ぐのマグレブ(浦東空港→龍陽路)。
 
      
  
    
 
 
…と、"海天三路"站が嬉しいのは、浦東空港に着陸間近の飛行機も、比較的至近距離で眺め
れるという事なんですね。
 
で、夕方のこの時間、"RUNWAY 17L" に進入する飛行機は完全に逆光に。タイ国際航空 の
B777-200(?)。
 
    
 
 
一方、地上では、浦東空港に到着間際のマグレブ(龍陽路→浦東空港)。
 
       
 
 
ググッと近付いてみましょう。
 
      
 
手前の"柵"がちょっと邪魔なんですが、これはまぁ構造物なので、止むを得ず。。。
 
    
 
 
地上も上空も、前も後ろも気になりますよ、この駅は。マグレブの線路側に向かうと後ろ側、つまり
駅からは東(河?海?)の方向には、"RUNWAY 16" に進入する飛行機を見る事が出来ます。
こちらは キャセイパシフィック航空 の A330-300。
 
    
 
 
そしてまた、西の方向には 中国東方航空 の A340-300(?)-600(?)。
 
    
 
 
で、また東の方向には、同じ 中国東方航空 の A330-200(?)。 A330 と A340、兄弟機
ですが、違い お判りですか?  右下の写真、着陸前に機種とチョイと上げる姿がとても美しい♪
 
      
 
 
マグレブの通過には上下線で15分位の間隔が空きますので、飛行機かマグレブか、どちらがメイン
なのか判らなくなりますが、「どちらもメイン」なんですね。
 
      
 
 
"鶴丸"の 日本航空 も飛来して来ますが、ナローの B737-800 なのが "時代" ですねぇ。
 
      (←"RUNWAY 16" に進入)
 
 
尚、2013年9月現在 浦東空港には3本の平行滑走路が供用されていますが、ターミナルビル
を挟んで西側に、ターミナルビルに近い側から "RUNWAY 17L/35R"、"17R/35L"。 そして
ターミナルビルの東側に "RUNWAY 16/34"……という番号ですが、これは前者の2本と後者
の1本が「平行ではない」のではなく、3本ともシッカリと"平行滑走路"です。これが意味する事は、
若し、この空港の平行滑走路が3本止まりならば、「L(左)/C(中)/R(右)」で標記されますが、
4本になる場合は、2本ずつの滑走路番号を10度(記載上は「1」)ずらして標記するんですね。
つまり未だもう1本、河(?)海(?)沿いに建設中で、近い将来には4本の平行滑走路を持つ、
正に"大空港"になる予定だと、まぁそういう事です。
 
  
説明が長くなりましたが…、ドラゴン航空 の A330-300。 しかし、こうなるとやっぱり、もう少し
大きな望遠レンズが欲しくなって来ますねぇ。
    
      (←"RUNWAY 16" に進入)
 
 
まだまだマグレブ(浦東空港→龍陽路)。
 
      
 
      
 
 
先頭部分だけでなく、たまには中間車輌部分も。。。
 
    
 
 
"RUNWAY 16" に、今度はユナイテッド航空 のB747-400。遠めには アトラス航空 みたい。
 
      
 
 
折角なんで、②号線の電車も(広蘭路→浦東空港)。 
 
    
 
 
最後に、流し撮りにも、ちょっとチャレンジしてみましょう。
 
      
 
 
スピード感、感じて頂けましたか? ピントの合わせ方に、まだまだ研究の余地有りですな。。。
 
    
 
 
という訳で、そろそろ引き揚げまひょか……という瞬間、夕焼けが 雲の輪郭をクッキリと浮かび上が
らせ、何か稲光みたい。。。
    
    
 
 
今度はまた、もっと空気の澄んだ冬場の晴れた日に来たいですね。まぁ、メッチャ寒いでしょうけど
 
 
 
Michael.