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それでは Kick Off です。出発進行!

基本、なごみ系に努めますが、脱線して暴走するかも知れません。

(258号線) 阪急電車を撮りまくり [Vol.2]

2014-02-27 19:37:19 | 乗り物大好き!
神戸・宝塚・京都の3線を "独り占め" 出来る中津駅は大変な魅力ですが、この日のメインは
未だ先に有ります。
 
取り敢えず、(そろそろ行きまほか…)と思っていたところに、神戸線の普通としてやって来てくれた
のが8000系クロスシート車。迷わずに乗り込みました! 
    
 
そして到着したのが西宮北口。小説 そして映画の"阪急電車"の中では、"西北(にしきた)"との
愛称が殊更 語られてましたが、私の記憶の中で、"西北"ってのはあまり無いですねぇ。地元の
皆さんは、その様に呼んでらっしゃるんでしょうか?
 
まぁ 大阪には、"てんろく(天神橋筋六丁目)" だの "うえろく(上本町六丁目)" だの "たにきゅう
(谷九)" だの、また近年では "かんくう(関西空港)"…といった様に、「縮めて呼ぶ」文化が浸透
している訳ですが。。。でも、私の中では、西宮北口はあくまでも、"にしのみやきたぐち"でしたね。
 
西宮北口駅の名物;カリヨン。 
    
 
ご存知の方はご存知の通り、ここ西宮北口駅には、1984年まで、全国でも珍しい"平面交差"
有りましたが、そこそこ 電車の事に興味を持ち始めた小学生の頃に初めて見た時には、衝撃
を受けましたね。そこを通る電車が奏でる「ガタンゴトン」は 今でも鮮明に覚えています。今津線
の電車の方が、神戸線の線路が4線有るのでドラマチックなんですよね。先ず端の1線を越える
「ダダンダン」が有って、暫くして、中の2線を越える「ダダンダダンダンダンダンダンダン」が有って…、
でも、後ろに繋がる車両が線路をクロスする音も混ざり合ったり、で、何やかんやの後に最後尾
の最後の車輪が、神戸線三宮方面行き(特急)線を超える音が、余韻の様に 「ダダンダン」と。
そして今津線自体のジョイント音だけを残して電車は南進して行くと…。。。いやはや、今ここに
タイムマシンが有れば、何はともあれ、当時の西宮北口へ飛んで行って、"平面交差"の見える
場所にへたり込んでいるでしょうねぇ・・・。
 
"西宮北口"で、ちょっと興奮してしまいました。先へ急ぎましょう。
 
この駅が橋上化して、今津線は西宮北口を境に、南北に分断されてしまいました。その南線は、
永らく"仮設"みたいな場所に発着しておりましたが、いつ間にか 高架化されていました。これは
知らんかったですねー。 
    
 
でも、神戸本線との連絡線は、未だ地上に残っています。 
    
 
 
さて、この日のメインディッシュは、その今津線でした。前述の通り、西宮北口駅の橋上化により、
南北に分断されましたが、以北/南とも、路線名としては"今津線"を名乗っています。
 
西宮北口駅前で 例によってレンタサイクルを借りまして、ここから今津線沿いを南北に並走する
事にします。先ずは、南側へ針路を取り、"今津線"の名の由来である、今津駅へ。
 
阪神との乗り換え駅であるここも昔は地上駅で、阪急今津線は駅の手前で大きく左にカーブし、
阪神今津駅と隣り合わせに平行する位置に停車していましたが、現在は阪神の線路よりかなり
手前で行き止まりで、垂直の位置関係となります。両駅とも高架架され、連絡通路で結ばれて
います。
     (←阪神側から見た阪急今津駅々舎)
 
一方 こちらは西宮北口側から見たの風景。写真では小さくて見えませんが、遠くの高架線路を
阪神の普通電車が横切っています。
    
 
今津駅を後にしまして、次は阪神国道駅です。
    
 
あ、因みに今回は別に、"小説/映画・阪急電車"の【聖地巡礼】という位置付けではありません。
ただ、この阪神国道駅付近に、"ゴンちゃん"の下宿先が在るんですよね。
 
ガードの下は、駅名の由来でもある阪神国道(国道2号線)。また、その昔はこの国道25線上を
阪神国道線の路面電車が走っていたそうですが、その姿を 私はリアルタイムで見ておりません。
    
 
今津-阪神国道間の盛土区間を走る6000系(6120F)。この日(平日の日中)、西宮北口と
今津の間は、6000系の3輌×2編成による運用でした。
    
 
こちらは、高架の今津駅を下から。周辺は町工場とか、倉庫とか、町工場とか、倉庫とか…。
    
 
阪神国道駅の直ぐ北側で、東海道線(JR神戸線)の複々線をオーバークロスします。
    
 
あっという間に西宮北口に戻って参りまして、今度は神戸線の線路を潜り、今津線の
北線側に出ます。
 
西宮北口の今津線(北線)ホームを、門戸厄神側より望みます。
    
 
門戸厄神駅前。実はここで、バイクと歩行者との接触事故を目撃しました。幸い、大事には
至りませんでしが…。何事にも、安全運行で行きたいものです。
    
    
そしてその次の甲東園駅へ。何度も利用している今津線ですが、実は先ほどの阪神国道駅と、
この甲東園駅 そして小林駅では乗/下車した事がなく、よって駅の周辺を見るのは初めてです。
    
 
甲東園駅の北側が切り通しになっており、坂を少し登りますと、阪急電車を"上から目線"で
見る事が出来ます。
 
     (←スピードを上げて接近して来る宝塚行7000系7101F)
     (←そしてその後追い、7001号)
     (←こちらは西宮北口行3000系3154F。アラフォー世代の車両です)
     (←そしてその後追い、3105号)
 
こちらも甲東園-仁川間の、どこかの踏み切り付近だったと思いますが、宝塚行7000系
7117Fの6輌編成。北線は、基本6輌編成で固定されています。
    
 
今回はここまでです。
 
 
Michael.

(257号線) 阪急電車を撮りまくり [Vol.1]

2014-02-25 23:15:39 | 乗り物大好き!
今回から暫く、阪急電車の写真が続くと思います。まぁ間に他のが入る時も有るはずですが…。
 
ご存知の通り(?)、私は近鉄電車…殊に"近鉄特急Love"な人生を送っておりますが、子供
の頃から「目にしていた」のは近鉄電車かも知れませんが、「乗った回数」でいうと、これは恐らく
阪急電車が1番多いのではないかと思います。
 
父方の親戚が宝塚や西宮、或いは尼崎…といっても武庫之荘や園田に住んでいた事も有り
まして、それらのお宅に訪問する時には必ず阪急電車のお世話になっていた訳ですね。阪急
の梅田が、未だ国鉄大阪駅の南側に在った時の事も、かすかに記憶しています。
 
現在の梅田駅になってからも、エスカレーターを上がり、両サイドに入線している "あずき色" の
美しい電車が視界に入った時のワクワク感といったらもう…
 
因みに阪急電車の車両…一般的には"マルーン色"、つまりマロン=栗色という事で阪急電鉄
としてもこれが公称なのだと思いますし、確かにそれもそうなのですが、私的には "あずき色" と
いうのが根強い印象なのです。西宮や宝塚の高級住宅街に降り注ぐ明るい陽光に照らされる
阪急電車はちょっぴりと赤み掛かって、それは"マルーン色"ではなく、確かに"あずき色"でした。
 
そんな風に思い入れの激しい阪急電車なんですが、ふと我が家の中を点検してみますと 関連
する書籍やDVDがこれだけ有りました。
    
 
 
前置きが長くなりましたが、この春節休暇中のとある1日。大好きな阪急電車と ガッツリ向き
合って参りました。
 
 
先ずは朝7時過ぎの阪急梅田駅。神戸線の⑨号線を望む位置に在る Cafe Plenty さん
から、この日の1日が始まります。
    
 
この喫茶店。2階の店内からは広大で清潔な阪急梅田駅が一望出来まして、阪急ファンに
とっての"聖地"です。因みに京都線の①号線側にも、同様の喫茶店は存在します。  
    
 
朝の7時~8時。お客さんの出入りは結構 頻繁で、皆さんセカセカとモーニングをオーダー
しては、新聞を読んだり、ネットニュースを視たりと、折角の梅田駅の"絶景"には目もくれ
ませんが、まぁ毎日毎朝の事でしょうからねぇ。。。
 
この日は勿論平日。そんな険しい目をした"常連さん"を尻目に、私もモーニングセットを、
しかし、ひっきりなしに到着しては出発して行く阪急電車を眺め、優雅に頂きます。結局
1時間以上も長居してしまいました。。。
 
まぁしかし、一時程ではないにせよ数分置きに到着する阪急電車から吐き出される乗客
の波のスゴイ事、スゴイ事。日本経済の………ですなぁ。 
      
    
    
 
 
さて、2時間でも3時間でもヘタリ込んで居れそうな Cafe Plenty さんなんですが、流石に
ちょっと気がひけて参りましたので退出。
 
取り敢えず、梅田から1つ先の中津駅に降り立ちました。
 
結論から申しますと、以前にも書きました、大阪環状線・野田駅 と同様、阪急・中津駅、
ヤバイっす!……寒かったけど。。。
 
先ずは無用なコメント抜きで、次から次へと目の前を通り過ぎる阪急電車を…;
 
       
    
 
これ、最高! 電車に挟まれる…中津駅ならでは環境ですね。
    
 
      
 
そうこう…するまでも無く、どんどんと飛び込んで来る"阪急顔"の面影を残す老兵達…。
皆さんの車齢、もうアラフォーですよ。
 
アラフォーところか、アラフィフの最古参;2300系(2313号)。 
    
 
因みに、最初に写真に載せた「ヤマケイ私鉄ハンドブック"阪急"」に、更新前の姿が
掲載されています。
      (←"著作権"とかすいません。以下同)
 
何か、次から次へと"阪急顔"が続きます。益々、中津駅を離れられません。
 
(左)5100系(5136号)。(右)在りし日の同系列の姿。同じく「ヤマケイ私鉄ハンド
ブック"阪急"」より。
      
 
…と、ここで最新鋭の1000系(1001F)。1000系に付いてはまた後日という事で。 
    
 
やはり頭頂部に"アイボリー"を冠しない電車に吸い寄せられます。(左)の5104号は
まんま、1番上に掲載しました、「ヤマケイ私鉄ハンドブック"阪急"」の表紙を飾った、
その電車なんです。勿論、アラフォーですよ! 
    
 
もう1丁、単独で!
    
 
いやもう他にも…てかまぁ、折り返しのとか。。。
      
 
そんな訳で、阪急電車にもう…メロメロですぅ~。 
    
 
 
Michael.

(255号線) 有田川町鉄道公園・鉄道交流館

2014-02-20 21:23:37 | 乗り物大好き!
(243号線)【聖地巡礼】小説"有田川"の巻 [其壱] にてチラッと触れましたが、"巡礼"
の途中に立ち寄りました、"有田川町鉄道公園"を、簡単にご紹介しましょう。
 
 
敷地に入って、先ず目の前に現れますのは蒸気機関車(D51-1085号)。
 
      (←既出です)
    
 
そしてその奥には、"有田川町鉄道交流館"の建物。
 
      (←既出です)
 
 
 
館内を見学する前に、"交流館"に隣接する仮設のプラットホーム(ウッドデッキ)には、DL
と貨車が展示されています。
 
DLは2軸(DB)で、繋がれているのは無蓋貨(ト)と車掌車(ヨ)。
  
    
 
 
上屋内には、元紀州鉄道キハ605。
 
    
 
 
更にその奥には車庫が有り、中にはキハ58(右)と、レールバス(左)がひっそりと休んでいます。
 
    
  
 
このキハ58(003)は、映画"ALWAYS 3丁目’64"の1シーンでに使用されました。確か未だ
動態保存で、イベントの時なんかには敷地内を運転出来たはずです。またレールバスの方は、
岐阜県の樽見鉄道から譲渡された、ハイモ(ハイモスピードモーターカー)180で、有田川鉄道
の終焉を飾りました。
 
尚、これらの車両のメンテナンスは、地元の保存会の方々がボランティアでなさっているそうです。 
 
 
屋外の施設見学は無料ですが、"交流館"の館内には入場券;200円也を購入して入ります。
 
 
木造(風)の館内の壁には、鉄道写真や模型、鉄道現場で実際に使われていた鉄道用品の
数々、またフロアにはHOゲージとNゲージのジオラマが展示されています。
 
場所柄か、走っている電車が117系(和歌山色)や阪和線を走る103系(スカイブルー)が主役
を張りそこに新幹線700系(レールスター)なんかが交じっていたり…はご愛嬌。
 
    
 
 
訪問した日の入場者は私×1名のみでしたが、可愛らしいお嬢さんが、わざわざ模型を動か
してくれました。
 
因みにこのお嬢さんは、たぶん有田川町の職員の方だと思います。写真くらい撮らしてもらっとく
…というか客は私×1名だけ=独り占め出来る環境でしたので、ちょっとお話でもさせて頂くべき
でした…後悔先に立たずです。ああいう時って、何かなかなか言葉が出て来ないもんですよね。
 
 
暫くの間 沈黙が続きましたが、しかしなかなかその場を立ち去りたくもなく、ひたすら、動く鉄道
模型の写真ばかりを撮っておりました。トホホ。。。
 
    
 
 
この施設の他にも、無料のレンタサイクルや、有田川鉄道 廃線後のサイクリングロード、そして
撮影はしませんが、JR藤並駅構内に入居する絵本だけの図書館:"ちいさな駅美術館"等々、
それらはどれも、有田川町の運営によるものだと思うのですが、どれもこれもが非常に充実した
内容で、またきちんと整備もされていて、気持ち好く利用出来るものでした。
 
有田川町、万歳!
 
 
Michael.

(254号線) "京とれいん"

2014-02-19 20:05:39 | 乗り物大好き!
では、いよいよお待ちかねの その②、「乗ってみたかった電車」編です。
 
 
ここは阪急京都線の河原町駅。伝統の"阪急顔"を今に伝える3300系(3325号)
と、次代のスタンダード;9300系(9307号="西山天王山"駅開業記念ラッピング&
ヘッドマーク)等々を愛でておりますと…;
      
 
…切り欠き式ホームの②号線に、お目当ての "6300系 快速特急・京とれいん" が
入線して参りました。
    
 
 
先ずはその外観を…。車端部にロゴ; 
    
 
車体側面には、大きなシルバーの扇; 
    
 
正面には扇形のヘッドマークが取り付けられていますが登場当初には無かったアイテム
です。
    
 
そして車内。京都方5・6号車は緑色をベースとした京唐草模様の転換クロスシート。
    
 
一方、大阪方1・2号車は、赤茶色系をベースに、やはり京唐草模様の転換クロス。
    
 
そしてこの電車の "売り" は何といっても、"京町屋"風の内装とした、中間3・4号車。
まぁこの辺の、保守的だと言われ乍ら、これまた「やる時はやりますよ」感と申しますか、
好い意味で、我々の想定する認識をぶっ壊してくれる阪急さん、大好きです。
 
 
そもそも、神戸や宝塚にイメージされる洋風でモダンで…が阪急だとすれば、純和風
で雅やかで…は、どちらかといえば京阪電車の方に一日の長が有った様に思います。
京阪が誇る名車;3000系テレビカーに対して、阪急が世に送った6500系は、阪急
の車両として宿命の如し気品を装いつつも 機能性に重きを置いた造りでした。その
6500系を改造するに当たり、たった1編成だけの"観光用特別車両"とは言え、ここ
までやらかしてくれるとは…。
 
    
 
畳み地のシートは、2×2=4人掛けと1×2=2掛け。これ、お歳を召したご婦人なら、
この上に正座してしまいそうですね…ってか、いっそ、完全に"お座敷"にしてしまえば
如何でしょう? 私なんか、「ここに住みたい」とさえ思いましたが。。。
 
    
 
 
そんな風に内外装にばかり目を奪われがちですが、実際にこの電車に乗ってみて関心
した…いやはや素直に嬉しかったのは、1975年のデビューですから、こちらもアラフォー
真っ只中の6300系、その走りっぷりの見事な事。快速特急ですから、桂~淡路を
ノンストップで---特急として現役当時の大宮~十三ノンストップを彷彿とする、見事な
ロングランで、健脚 未だ衰えず…でした。
 
     (←天王山に沈む夕陽)
 
大山崎~上牧では、阪急京都線のハイライト、東海道新幹線との並走区間ですね。
ここで新幹線と出会う確立というのは低く…とは言うものの 私個人としては意外と高く、
爆走中の"京とれいん"を、下りの"のぞみ"がスルスルと追い抜いて行きました。 
    
 
しかしぃぃぃ・・・架線柱にイジワルされましたー
    
 
この区間はまた、山側から名神高速道路、東海道本線(JR京都線)、阪急京都線、
東海道新幹線、そして淀川を挟んで京阪本線と、京阪間の大動脈が比較的近い
位置に並走し、乗り物好きには左右どちらからも目が離せません。折角のこんな所で
居眠りこいてる"仮想・おけいはん"って、勿体無いよ。。。 
 
     (←JR京都線、223系 京都方面行き)
 
     (←安威川橋梁より)
  
     (←上新庄を通過し、東海道新幹線をアンダークロス)
 
 
定刻通り、梅田駅に到着しました。"京とれいん"、これで特別料金無し、河原町~梅田
の普通運賃;390円だけで乗車出来ます。勿論 これ目当てで乗る人も居れば、たまたま
この電車が来たので…の乗客も居ましたが、"京とれいん"の運行自体は、土・日・祝祭日
のみとなっております。回送代わりの運用とかも無く、如何にも大切に使われていそうです。 
    
 
"京とれいん"もこれで丸3年。一時期だけの単なる"企画モノ電車"という訳ではなさそうで、
なによりでございます。6300系ファミリーとしては、嵐山線を走る同僚ともども 「どうぞ末永く
ご活躍下さいまし」 とお祈りしまして、阪急梅田駅を後にしたのでした。
 
 
Michael.

(250号線) 南海電鉄さんにお願い!

2014-02-15 18:03:57 | 乗り物大好き!
今回(の春節休暇@日本)では、色々と有り過ぎてちょっと霞んでしまった感が否定出来ないの
ですが、"和歌山タカシマヤ"さんへの訪問---つまり和歌山市駅の利用と合わせ、南海電鉄が
誇る特急電車"サザン(座席指定車両、以下同じ。)"に乗る事も、重要なミッションとして計画
されておりました(大袈裟な…)。
 
もっとも、もっと明るい時間帯の、しかも"サザン・プレミアム"の方を予定していたのですが、有田
での時間が想いの外長くなってしまい…という前に、前日呑み過ぎたせいで朝のスタートダッシュ
が大幅に遅れたのが主要因です。
 
JR紀勢本線で和歌山市に戻って来た時、ちょうど南海線のホームには18:00発の"サザン"が、
"プレミアム"編成で発車間際で、これを断腸の思いで見送り、その次の18:30発としました。
 
まぁこれは後付の言い訳ですが、"プレミアム"は何かギンギラギンで、由緒正しき南海電鉄さん
の車両としては、ちょっとお品がよろしくないですよねぇ…と書けば書き過ぎでしょうか?
 
という訳で、乗車したのは10000系。
 
特急"サザン"は、なんば方前4両が一般車、和歌山方後ろ4両が座席指定車の計8両編成。
 
その座席指定車4両の内 中間車2両は1992年製造の増備車で、外見上の特徴は連接窓
になっています。
    
 
車内は、バケットシートが幾分大きく(深く)、また足元も広く、座り心地は好さそうです。
    
 
一方、前後の駆動車は初期タイプ。
    
 
1985年の製造ですから 来年で30年選手じゃないですか。色褪せる事無く(但しシートカバー
を除く)、よく頑張っていると思いますよ。但し、其の実、この電車が超満席で走っているところを
見た事が有りません。空気ばかり運んでいるので痛みようが無いのかも知れませんが…。
    
 
特急"サザン"に乗るのはこれで3回目ですが、3度とも初期車の方でした。増備車が、例えば
窓下の壁面もFRP製で、何だかカプセルホテルみたいな触感なのに対して、初期車の方はと
いえば布張りで、非常に温もりを感じる造りになっています。何というか「包まれている安心感」
みたいな。こういう「丁寧な仕事」振りこそが、南海電鉄の真骨頂でしょう。
 
      (←南海の優等車両といえば、この照明!)
 
 
★おまけ…;
 
  9000系(9514号)…日本に到着した日の早朝、泉佐野~和歌山市の普通。
    
 
  7100系(7962号)…「"正宗"的 南海顔」。こちらも、車齢40年超、アラフォー世代
  です。
      
 
 
そして最後に、南海電鉄さんにお願い。頼みますから、電車の色を、元の緑のツートンカラー
に(ステンレスの電車はそのまま無地に)戻して下さい! 他には何も望みませんので…。これ、
南海電車を利用する度に思う、いちファンからの切実なるお願いです。
 
 
Michael.