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それでは Kick Off です。出発進行!

基本、なごみ系に努めますが、脱線して暴走するかも知れません。

(335号線) "商務座"にて父を思う

2014-11-10 22:05:53 | 乗り物大好き!
武漢からの帰路は前回同様、"高鉄"を利用しました。別に鉄道に拘ったという訳ではなく、武漢から
虹橋空港に着く飛行機の便が適当な時間に設定されていないとか航空運賃がエライ高いとか、そう
いう事で飛行機の方を敬遠したんですね。
  
    
 
"高鉄"ですとおよそ5時間の道のり。上海からですと無錫や南京、杭州でも約1時間圏内ですから
ちょっと物足りないですし、5時間というのは適度に乗り応えが有って宜しい頃合な訳です。
 
で、そこに至るまでの思考錯誤のあれこれは割愛しますが、今回は大奮発して"商務座"を体験して
みる事にしました! "大人買い"ってか???
 
    
 
因みに 武漢⇒上海 を"高鉄"で乗り通しますと…;
 
  ●二等車(日本で言うところの普通車):300元(強)
 ●一等車(同じくグリーン車):400元(強い)
 ●商務車(同じく…グリーン車の上という事ならグランクラスに相当?):927元!
 
ズバリ二等車の3倍、一等車と比較しても2倍以上ですから、これはもう「エイヤーッ!」が有ります
わなぁ。。。
  
    
 
さて、多少なりとも理性有る人間なれば、こういう時には一抹の罪悪感なんかもムクムクと頭をもた
げて来るのですが、そんな時いつも脳裏をよぎるのは、私が尊敬してやまない偉大なる我がお父上、
衛(まもる)さんの「百聞は一見にしかず」理論です。
 
それは、例えば借金までしてとか、無分別な贅沢は勿論イカンけれども、「グリーン車なんて…」とか
「高級料亭なんて…」とか批評しようにも、グリーン車に乗った事が無かったら、高級料亭でご飯を
食べた事が無かったら何も言えへんがな…と。だからいっぺんは1番高い席に座っとくもんやし、高い
料理を食べとくもんなんや…と。
 
まぁ冷静に考えればメチャクチャな理論なんですが、今回もまた切符購入の際に、この「百聞は…」
理論にドンッ!と背中を押されてしまったのです。
 
という訳で乗り込んだ"商務座"は前から3輌目の③号車。「1番前(…或いは後ろ)とちゃうんや…」
と、ちょっとイヤな予感もしたんですが。。。
 
車内はこんな感じ。
 
      (←後ろから…♪)
 
      (←前から…♪)
 
或る程度以上の年齢の方ですと その後必ず「…どぉぞぉ~♪」と続けてしまうキャプションで失礼!
 
いよいよ発車ですが、定員24名のこの車内に、武漢発車時の乗客数は私入れて7名。その内の
5名が私の近辺に位置しておりまして、先ず通路を挟んで右横に口ヒゲの中年男性。斜め後ろに
2人組のやはり中年男性で、その内の1人が"どおくまん"の漫画に出て来る様な「角刈りのオヤジ」
にさも似たりの「如何にも」な風貌。そして真後ろには("湯婆婆"の頭でない時の)末成由美さん似
のオバちゃんが、早々にシートをフルフラットにして仰向けになっておられました。
 
武漢を発車して暫く、座席回りのアレコレをひと通り見たり触ったり動かしたり、またアテンダントの方
からは色々と"免费"なグッズなんかを頂いたりして、私自身も徐々にこの"商務座"に馴染んで参り
ました… 
 
    
 
…ところが、(実は乗車して直ぐに気になっていたんですが)件の"どおくまんオヤジ"が冒頭から携帯
電話で喋りまくり……それ自体は「ここは中国だから」と諦めていますが、電話を切っても横の男と
喋るわ喋るわ。で この男、先ずは声がデカイ!更にはメチャクチャ エエ声してると来た。テナー調の
この声がまたよく通るし響くんです。こりゃたまらんわいとオーディオのプログラムを検索すると メニュー
はクラシックが数曲のみ。しかし「取り敢えず 耳を塞ぎたい」との思いだけで適当なのをピックアップ
しますと、ヘッドフォンから流れて来たのは「ジャジャジャ・ジャァ~ン♪ ジョジョジョ・ジョォ~ン♪♪」
 
    
 
お馴染みベートーヴェンは交響曲の第5番、その名も"運命"! 静かな空間を求めて乗り込んだ
"商務座"にこんな輩と居合わせてしまうのもまた運命かと思うと、何だかなぁ。。。
 
結局、この2人組も私と同じく上海まで乗り通し、寝てる時以外はずーっと喋りっ放しでした。ただ、
こやつは乗客なんですから好しとしましょう(日本では摘まみ出される手合いですが)。それに対して
許されなかったのが乗務員。"商務車"には専属のアテンダント嬢が1名就いており、そちらの方は
"愛想"は無いものの"愛嬌"の有るお顔立ちで、まぁそこそこに好感が持てました。
 
ダメなのはそれとは別の乗務員(複数)で、何か「食堂車の給仕さん」みたいな制服を来た女性。
これがまぁ"商務座"の車内を行ったり来たり…5時間程の行程中に一体何往復したでしょうねぇ。
"商務座"の車が端っこでない事の悪い予感が的中してしまいました。
 
夕方の17時過ぎにはこんな電子レンジで加熱したお弁当が配られました。勿論"免費"…ってか
運賃(料金)に含まれているんですがね。  
    
 
で、この弁当を食べ終えて、テーブルの上に食べガラを置いておいても、件の「給仕さん」は無言で
通り過ぎるばかり。キッと正面だけを見据え、「敢えて乗客やテーブルの上のゴミには目線を合わし
ません!」的な、強烈な意思をも感じさせる位に怖い顔をして通り過ぎて行きます。
 
挙句の果てに到着間際には何ぞ事件でも起きたか?…ドタドタバタバタと 通路を走り出しました。
ホンマ、足出して引っ掛けてこかしたろかと…すんでのところで思い留まりましたけどね。。。
 
いやはや、定刻通りに上海虹橋駅に着いた事だけが救いですが、それって二等車も同じですよね。
 
 
【結論】 "商務座"にはもう2度と乗らんやろなぁ…って事も実際
     に乗ってみたからこそ言える訳で、おおっー! やはり
     父の教えは正しかったという事ですか。。。
 
 
Michael.

(334号線) Happy Whistling ! (53) "SINO 10s LEAGUE WUHAN 2014"

2014-11-09 20:33:23 | 乗り物大好き!
懲りもせず、また武漢に行きました。
 
    
 
場所は前回と同じ、武漢体育学院。
 
    
 
ところが、ピッチを覗いてみるとサッカーの大会? ……"ラ色"皆無です。
 
      
      
 
一瞬ビビリましたが、片隅でラグビーボールをパスし合う、見知った人達を見てひと安心
 
 
 
どうも、ピッチがダブルブッキングされていた様で(…ま、そういうのはよく有る事)、こちらのスケジュールは
大幅に遅れる見通しです。コンディションの持って行き方が難しいですね。
 
ようやくサッカーの試合が終わり、ゴールポストが無いのはまぁ何とかなるとして、ラインが引いてないのは
困るなぁ…と思っていたら、ホストの武漢チームの面々がゴソゴソと動き出しました。
 
計測してラインを引いて…;
    
 
ポールを建てて…;
    
 
AJRC の様に、ガッツリ!プラン通りの運営が勿論ベストですが、こんな かなりユルユルの運営もまた、
「何かこの人達ホントにラグビー好きなんだなぁ~」感が充満していて、誠に微笑ましいですな。
 
…という事で、何とかラグビー的環境が整い、およそ2時間遅れでの Kick Off と相成りました。
 
      
 
…が、2試合目の初っ端に、アクシデント! 脳震盪という事で救急車を呼ぶ事になり 約30分の中断。
結局、全11試合を予定していたところ、2試合が省略されて9試合となってしまいました。
 
今回のレフリー担当試合は以下の通り;
 ・武漢/黒(3T3C=21○) vs 南京(1T0C=5●)
 ・南京(4T3C=26) vs 上海(4T0C =20●)(Final)
 
また、上記の他に ARを5試合担当しています。
 
今回 参加した6チームの中でも、南京・上海・武漢の3チームは頭1つ2つ抜け出た強豪で、上述の
通りゲーム数が減った中、担当した2試合共がこの3チームどうしの絡んだ組み合わせとなって、これは
非常ラッキーでした。
 
武漢に駐在の 健吉っつぁん も観戦に来てくれました。
 
夜は「2人アフターファンクション」。ラグビーの事、双龍の事、AJRCの事……色々と語り合えました。
遅くまで付き合って頂いて、有難う!
  
    
 
 
【2014年11月8日 レフリー試合数】
  ・男子10人制/10分×前後半×2試合
------------------------------------------------
★2014年通算試合数(~11月8日):52.0試合
 
 
Michael. 

(329号線) 緊急噴火! 京阪特急エイド

2014-10-22 21:39:13 | 乗り物大好き!
全く、なんちゅう事をしてくれるんやっ! ・・・と言いたいっ!
 
またまたラグビー選手が逮捕されたニュース?…いやいやそれも有るけど、今 メッチャクチャ
気分を害しているのは、こちらのニュースを目にしたから。。。
 
だいたいが、広告やらキャンペーンイメージを電車にラッピングするのさえ大反対な私だけど、
百歩譲ってそれは好しとしよう。経営に苦しむ鉄道会社によって貴重な収入源でもある訳だし。
 
しかし乍ら これはイカン。「悪趣味、ここに極まれり」とはこの事だろう。ハロウィンだと? 
Trick or Treat だと?  イタズラにも程が有る。ここまで来ると悪ふざけ…どころか、多いに
悪意を感じる。
 
京阪電車 旧3000系(テレビカー)は、昭和の鉄道史に燦然と輝く名車で、京阪間に於いて 国鉄
新快速や阪急6300系といったライバルを向こうに回してしのぎを削り 「私鉄王国・関西」を
築き上げた立役者、看板役者であり、日本の貴重な産業文化遺産なんである。
 
その旧3000系が惜しまれ乍らも引退し、同じ京阪グループの商業施設で リニューアルされた
"KUZUHA MALL"の中の、その名も「SANZEN(3000)-HIROBA」に静態保存されたのが 車番
3505。ラストランを間近に控えた2013年2月に「最後のお別れ」をした編成が3505Fだった。
 
    
  
 
奈良や京都の由緒有る神社仏閣にこんな事出来るか? ハロウィンだろ? 子供も楽しめる様な
カボチャのオバケ程度のもんか これ?  京阪特急は、電車は、大人だけでなく子供にとっても
憬れの的。こんな事された電車に、子供が近寄るか?
 
誰がこんな企画をしたのか?…品性下劣だと言いたい。作業したスタッフ(複数居ると思う)も、
やってて途中で「こんなんはアカン」とか思わんかったか? 気持ち悪くならんかったか?
 
現役を退く最後の最後まで手塩に掛けて整備を施した京阪電鉄の整備担当の方々も、我が子の
酷態に大変辛い思いをされているはず。大切に余生を過ごさせてもらえるだろうと、安心して
預けたはずなのに、よりによって身内でもあるグループ会社の施設に於いて、まさかのまさか、
こんな仕打ちを受けるとは…。
 
それは私も同じで「好い所に落ち着いたな。今度 日本に帰ったら会いに行くからな」と思っ
ていたところなのに。。。
 
何より、モノ言えぬこの電車が可哀想で可哀相で。
 
京阪電鉄サンのどなたか、鉄道マンとしての いや人間としての良識が有るのなら、頼むから
今直ぐ "KUZUHA MALL" に「こんな事 しないで下さい」と哀願して下さい。
 
切に、本当に切にお願い致します!
 
最後は怒り心頭を通り越して、もうお願いモードになってしもた。取り乱しとるわ。
 
あーっ、泣けて来たわ。
 
 
Michael.

(318号線) E2・E4・E5・E6・E7系

2014-09-14 07:57:09 | 乗り物大好き!
ズンズンと参りましょう。
 
レフリーサマーキャンプを終えて翌日、東京への復路は大人しく長野新幹線の乗客となりました。
 
予定の電車を待つ間、向かいのホームに入線する下りの"あさま"(E2系)。
 
    
 
今様の新幹線車両は、多次元曲線によるフォルムで、見る角度によって 実に色々な表情に
映ります。ならばいっそシンプルに真横から…。 
    
 
そうこうしておりますと、下りの"あさま"とスレ違い乍ら 予定の列車が上りホームに入線して参り
ました。
    
 
そうこうしておりますと、下りの"あさま"とスレ違い乍ら 予定の列車が上りホームに入線して参り
ジャジャーン! 今のところ、日本の新幹線で最も新しい形式、ご存知 E7系。 
    
 
うーん何だか、、、(語弊を承知で言わせて頂けるなら)マヌケなイルカ・・・。コクピットからノーズ
への色使いに何の工夫も見られないのが残念ですねぇ。
 
来春の北陸新幹線開業を前に、何本かの"あさま"が、この車両にて先行運用されております。
しかし、新幹線の駅にはシッカリとした柵(ホームドア)が備え付けられている為、またホームの柱が
等間隔に立ちはだかっている等々…撮影するにはちょっと難儀な情況で、イマイチ好い構図が
得られません。 
    
 
では早速車内へ。普通車の座席は深いワインレッドで纏められています。外見と異なり、車内
の雰囲気は「大人モード=金沢に乗り入れる新幹線」が感じられて好かったですよ。
    
 
折角なので グランクラス や グリーン車 の様子も覗いてみようか……とも思いましたが、何分、
当方は自由席特急券しか持ち合わせていない小市民、節度有る趣味遂行に反する行為は
本意ではありません。
 
車内には新車独特の空気が漂い、揺れや騒音も極力少なく、本当に「滑る」様な走りでした。
 
車窓には数日前に拝んだ浅間山。澄んだ青空、あぁ~日本はイイなぁ。日本万歳! 
    
 
信州から関東平野、そして都心へと近付くにつれて、空の青色もくすんで来るのがよく判ります。
ただ、上海のそれよりはよっぽどマシですが。。。
 
E7系"あさま"322号は、約1時間半で上野駅に到着。私はここで下車し、終点の東京駅を
目指します列車を見送ります。 
      
 
で、直ぐに立ち去るのも無粋ですので、閑散としたホームに立っておりますと、E4系"MAX"が、
ノッソリと入線して参りました。
    
 
コイツだけはホントにもう、いつ見ても、ブサイクな面構えです。。。
    
 
見てくれどうだろうと、「数で勝負!」のオール2階建て。間近に見ると流石に大きな図体です。 
      
 
この編成も「8輌×2編成=16輌」のフル仕様。"ブサイク"どうしが、ブッチューッ!っと。 
      
 
そして次にやって来たのが、新青森から到着の E5系"はやぶさ"。やっぱりこれも、美男子とは
言えないなぁ。。。 
    
 
前方指定席車両から、何やら珍しい風情のご一行様が降りて来ました。 
    
 
そう、お相撲さんですね。どうやら東北巡業からの帰りみたいですが、髷の結えてないざんばら髪
なのも居たりで、どうも"関取衆"ではなさそう。かつて地方巡業といえば、特別に仕立てられた
"相撲列車"の 硬くて狭い座席に身を縮め乍ら長時間移動を強いられ…と聞きますが、平成
の世のお相撲さんは、320km/hの高速で移動するんですな。
    
 
その E5系"はやぶさ"の後方には、秋田新幹線 E6系"こまち" が併結されています。 
      
 
それまでの E3系 が ピンク系 だったのに対して、こちらは 緋色系 の塗装。「秋田=美人」の
連想からは、ピンク系 の方がマッチしていた様にも思いますが、如何でしょう?
    
 
…とまぁ、20分程でしたが、キリが無いのでここいらで立ち去る事にします…にしても上野駅の
新幹線ホーム、お客さん少な過ぎ! 上野が、もう完全に"通過駅"となってしまった証ですね。
    
 
 
という訳で、「そのまんまやんけぇ!」という、今号のタイトルでした。
 
 
Michael.

(317号線) 浅間山麓から信州は上田へ

2014-09-11 22:57:57 | 乗り物大好き!
万座・鹿沢口からはバスに乗り継ぐのですが、発車時刻までには暫く時間が有りましたので、ここで
遅い目の昼食を採る事にしました。
 
重いスーツケースを引き摺っていたのであまり付近を徘徊する気になれず、駅付近をザッと見渡した
ところ、大衆食堂のお店が1件在りましたので、迷う事無く暖簾をくぐります。
 
    
 
重いスーツケースを引き摺っていたのであまり付近を徘徊する気になれず、駅付近をザッと見渡した
すると店内には数人の先客が居り、お店は老夫婦が経営---旦那さんが厨房、奥さんがホール係
…って典型的なパターンですが、その奥さんがちょうど他のお客さんに「これ、サービスです」と 何かを
差し出している模様。程無くして 私のテーブルにも持って来てくれたのが、いやいやお見事に太くて
よく実の付いたトウモロコシ…を茹でたの。勿論タダ! 文字通りのスゥィートコーン、甘かったなぁ~。
    
 
ここからは有料。先ずビールのアテに頼んだのが"刺身こんにゃく"…ですが、ちょっと摘まめれば好し
だったのが、量多過ぎ! 
    
 
更に"野菜炒め"もボリューム満タン! 
    
 
ここからは有料。先ずビールのアテに頼んだのが"刺身こんにゃく"…ですが、ちょっと摘まめれば好し
ここまでで 既にお腹一杯なんですが、ちょっとご飯が食べたかったのでオーダーしたのが、メニューの
中から一番軽そうな"納豆定食"…のはずが 主役の"納豆"を凌駕して余り有る"鮭&目玉焼き"
のボリューム! 思わず「オバチャン定食のネーミング、間違えてまっせぇ」と言ってしまいました。 
    
 
ビール(大瓶)×1本とこのメニューでお値段2,630円也、まぁこんなもん? いやいやコスパ的には
中々の好感度でした。
 
改めて…万座・鹿沢口駅北側出口を左斜め前に直ぐの"あさま食堂"さんへ、皆様いらっさい!
    
 
 
 
さて、満腹となったところで、今度は駅南側から発車する軽井沢行きのバスに乗り込みます。
 
のラインに"レオ"のヘッドマーク。そうかぁ、軽井沢にはプリンスホテル系のリゾート施設が
多く点在していますが、この辺りは西武鉄道系の牙城なんですね。 
    
 
その車内。1時間位までの乗車なら十分に対応出来る程度のアコモデーションです。出発時、
乗客は私×1人でした。 
    
 
出発して直ぐ、バスは上り坂を進み、山間部へと分け入ります。幾つかの停留所を通り過ぎて
やがて車窓に現れたのが雄大にそびえる浅間山。Wikipedia にして「世界有数の活火山」と
記されるゆえか、「本当に活きてござるわ」と思ってしまいますね。山道を バスが右に左にカーブ
する度に真横から、前方から、後方から迫って来る、いや覆い被さって来る様です。
    
 
そして峠を越え、しなの鉄道の中軽井沢駅に到着。いわゆる観光/リゾート地としての軽井沢
からは少し離れた場所ですが、図書館を併せ持つ橋上駅舎は立派過ぎる程の佇まいですね。
      
 
◆優しい運転手さん;
  途中のバス停では、小さなお子さんを含む家族連れや、お年寄りの乗り降りが有りました。
  日本の運転手さんはそんな時、乗客の着席をちゃんと確認してからでないと、決してバスを
  発進させたりしません。「ハ~イ先ずはご着席下さいねぇ~」とか、あくまでも下手に丁寧に
  着席を促し、安全を確認してからの出発となります。走行中は勿論スピード違反厳禁で、
  勿論ダイヤには余裕を持たせているんでしょうが、そんなこんなを何度か繰り返している内に、
  やがて1分~2分~3分と、バスが遅れ出しました。元々 中軽井沢での乗り継ぎに 数分
  しか取っていなかったこちらも悪いのですが、案の定 バスを降りたその時、乗ろうとしていた
  電車が入線……乗り遅れてしまった訳です。まぁ、ロスタイムとしてはそれ程でもなかったの
  ですが。。。
 
ホームで待つ事30分弱。西陽を浴びてやって来たのは、こちらも115系電車(元の所属先:
JR東日本次代からそのままの"信州色")。 
    
 
この電車は道半ばの小諸駅止まり。
 
    
 
ここまで乗って来た115系電車(右)と、189系"あさま色"電車(左)。後者はJR東日本の
所属ですが、しなの鉄道の領域に「乗り入れ」している事になります。 
    
 
そして小諸駅折り返しの長野行き普通電車が、やはり115系の6連で入って参りました。前の
3輌はしなの鉄道のオリジナルカラー、後ろの3輌はJR東日本の"松本色"です。
    
 
これまであまり関心は有りませんでしがた、こうして毎夏の様に菅平に登り、つまり年に1回とは
言え しなの鉄道を利用する様になってからは、ライトユーザー乍ら一言モノ申したい……この
しなの鉄道のオリジナルカラーは、もうちょっと何とかならんですかねふぇ? 何か、ウルトラマンの
出来損ないみたい。。。
 
そしてとうとう車窓も暗くなり、18時の少し前、無事に上田駅に到着致しました。
 
    
 
 
ここの駅前ホテルで1泊、翌朝は菅平に登り、いよいよレフリーサマーキャンプが始まりますので、
この日の晩は努めて大人しく。。。
 
 
Michael.