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それでは Kick Off です。出発進行!

基本、なごみ系に努めますが、脱線して暴走するかも知れません。

(277号線) 紀勢西線を彩る電車達 [Vol.1]

2014-04-22 23:41:53 | 乗り物大好き!
ちょっと間が空いてしまいましたが、春節の時に出会った、紀勢西線で活躍する電車達の写真です。
 
先ずは、和歌山市駅に停車中の105系。かつてここで活躍した気動車に準じた塗色ですね。 
    
 
そしてこちらは、桜井線から出張中(?)の105系、"万葉の四季"ラッピング車。 
      
 
最新鋭の225系5000番台(左・中)と、阪和線の103系(右)。車齢ではおよそ40年の差で、
大人と子供って感じですな。 
    
 
一方こちらは117系車内。瀕死寸前の国鉄時代、勢力を誇る関西私鉄(阪急/京阪/阪神)に、
当時の大阪鉄道管理局がガチの勝負を挑んだ自信作で、その造作の好さは 30年以上を経た
平成の現在でも全く色褪せていません。嗚呼 新快速"シティライナー"よ!片側ツードア車が活躍
出来る場所は、まだまだ有るのだ。
    
 
有田川の橋梁で、225系5000番台と、その117系(和歌山色)との交換シーン。     
        
      
 
有田川橋梁を渡る117系(和歌山色)を、"陰地"側から。バックはみかん畑ですね。  
      
 
更に225系5000番台。それにしても、この線区にいきなりの投入とはオドロキでした(…いや何も、
ローカル線はいつもお古でどうぞ…というつもりではないのですが)。 
      
 
藤並駅に侵入する287系特急"くろしお"。振り子式ではなく、"速さ"より"快適"を選択したか? 
      
 
同じく藤並駅に侵入する225系5000番台。この線区では、223系よりも出会う確立が高いの
かも知れません。 
    
 
そしてまたまた、藤並駅を発車する225系5000番台と到着する117系(和歌山色)との交換
シーン。 
      
 
 
Michael.

(264号線) 阪急電車を撮りまくり [Vol.6]

2014-03-06 23:30:09 | 乗り物大好き!
宝塚で、ちょっと"長居"し過ぎました。先へ急ぎましょう。
 
来たのとほぼ同じ道を南進しまして、また、逆瀬川です。午後はお天気も好くなり、明るい写真
撮れ取れました。
 
何度目かの出会い、7000系7101号(左)と、同じく3000系3154号(右)。
    
 
    
 
 
それにしても、最初に「阪急電車は"あずき色"だ」と書きましたが、例えば、こういう風に冬だけど
実は「午後の強い日差し」を受けた時の阪急電車って、やっぱり昔は"あずき色"…つまり、もっと
紫がかった色に映っていたはずです。カメラとかフィルムとか、そういうのの問題かも知れませんが。
 
"えべっさん"ですな。。。
    
 
弁天池の当りも、好いお天気で随分と明るくなりました。
 
      
    
 
 
      
 
…ととととと、だいぶ端折りましたが、門戸厄神-西宮北口間 まで戻って参りました。この区間は、
午前中は本当に曇天の 全く以って重苦しいお天気で碌な写真が取れなかったのですが、午後
の遅い時間になって、感じの好い西陽の効果にて…、
 
何か、松の木もイイ効果で…
     
 
    
 
 
この区間は、道路と線路の間に細い水路が有って、それが"柵"の代わりになっているので、つまり
一般に有る様な線路際の柵は無い分、スッキリとした写真が撮れます。
    
 
 
中でもこの写真、結構気に入ってます。制御盤のボックスがかなり残念ですが。。。
    
 
 
まぁ、そんな事で、阪急電車を堪能しまくった、春節休暇中のとある1日でした。
 
 
梅田駅まで戻り、お馴染みのカットです。。。いやはやもうお腹一杯! 阪急電車、万歳
 
    
 
おっと、忘れてましたが、本だけでなく、こんなグッヅも…、我が家にはございました。阪急電車の
新旧。どちらも頂き物です。有難うございます。
    
 
 
"阪急電車を撮りまくり"(完)
 
 
Michael.

(263号線) 阪急電車を撮りまくり [Vol.5]

2014-03-04 21:15:43 | 乗り物大好き!
その阪急宝塚駅の駅前直ぐ近くに、武庫川を ゆる~く S字 に、そしてちょっと斜めに横切る様
に掛けられて
られている
のが宝来橋で、以前はもっと普通の、どちらかといえば「如何にも温泉街
にお似合いの、極々
日本風
な橋」だったと思うのですが。。。
 
。。。と、ここに1988年の夏、NHK"銀河テレビ小説" で放映された、「悲しみだけが夢をみる」
というドラマを録画したビデオがございまして、そのオープニングが 宝塚(武庫川) の空撮となって
おり、
昭和末期のこの付近の様子がハッキリクッキリと見て取れます。
 
そうそう、先ずは 宝来橋って、こんなんでした。
      (←著作権関係…NHKさん、すみません)
 
因みに 宝来(ほうらい)橋ですが、もっと昔には蓬莱(ほうらい)橋と記載されていた時代も有った
様です。宝塚から有馬に抜ける山奥には"蓬莱峡"が有りますが、関係有るんでしょうかね?
 
 
★阪急電鉄の前身である箕面有馬電気軌道は、その名の示す通り、当初は有馬温泉までを
  開通させるのが目的でしたが、宝塚から有馬への山越えがあまりにも急峻であった為、工事
  を断念したのは周知の通り(他にも理由は有る様ですが)。代わりに 宝塚温泉街 の充実と、
  大劇場や遊園地を造り、
一大レジャーゾーンに育て上げたんですね。その中心に"蓬莱橋"
  …ですか。何か因縁めいたエピソードでも???
 
      (←著作権関係…NHKさん、すみません)
 
その宝来橋から川下方向を、つまり川上側から今津線の武庫川橋梁を望みます。
    
 
…こちらが1988年当時の風景。そうそう、今津線の鉄橋の手前には堰が造られてあり、ちょっと
したダムになっていました。そこに手漕ぎのボートなんかも有って、「悲しみ…」の中でも、主人公
がボートに乗る場面が何度か登場します。その堰の上も、歩いて渡れたはずです。
      (←著作権関係…NHKさん、すみません)
 
 
再び現在の風景に戻りまして、現在の宝来橋が斜めに掛かってるからなのか、私の平衡感覚の
問題なのか、どうも画面を水平にならず。。。
    
 
 
 
さて、これで今津線(今津-宝塚)全線…の沿線を走破した事になりますが レンタサイクルは乗り
捨てが出来ませんので、元の西宮北口駅まで戻らなければなりません…という事で、今来た道を
逆に南進、
再び宝塚大橋に立ちます。
 
 
    
 
 
おっと、石を積んで書かれた 『生』 の文字も健在ですね。
 
   
 
ところで上述のドラマ「悲しみ…」は、富田靖子さん扮する主人公の少女がタカラジェンヌを志すも
夢破れ…というストーリィですが、タカラジェンヌといえば
この宝塚大橋には私にも1つだけ、今でも
ハートにしみじみと染み込んでいる甘くもせつない思い出が
有り
まして、それは今から遡る事 29年、
法事で宝塚に来ていた際の出来事。私は宝塚南口駅側
から 宝塚大橋を
歩いていたのでした。
小雨が降っておりました。と、正面からタカラジェンヌが
1人、傘を指して歩いて来ます。ここは普段
から 多くのタカラジェンヌがプライベートで通う道です。
そしてタカラジェンヌって、(まぁ場所が場所っ
てのも有るでしょうが)私服を着ていても、お化粧して
いなくても、その立ち居振る舞いから容易に
察しが付くものなんですね。
 
 
    
 
 
その、名も知らぬタカラジェンヌが何と!!!  私との距離が10m位にまで近付いた頃、上品に差し
掛けられた傘
の下で、ニッコリ…いや、コックリって感じの方が近いかな?…会釈をするじゃーあー
りませんか!!??  …で、てっきり自分の後ろにお知り合いでも居るんだろうと振り返ると、これが誰
も居なくて・・・ …って事はオレなの? …とか、オロオロしている横を、短髪の彼女は「ごきげん
よろしゅう~」と言ったか言わでか、しかしでも 鈴の音の様な清らかさを残して スーッと
すれ違っ
行かれたのでした。"男装の麗人"とは彼の人の様な事を言うんでしょうか?
 
   
 
 
いやぁ~ それにしてもカッコ好かったわ~! でも何で私に会釈なんかしてくれたんです
かねー?
あちら
さんも客商売、取り敢えずは誰彼にとなくお愛想を振り撒くのが業界の慣例?
 
   
 
 
 
そして彼女(彼?)が、後に月組のトップにまで登り詰めた、涼風真世さんであったと知るのに、
あの小雨の夕暮れ時から 約5年余の歳月を要するのでありました………
 
 
 
……かどうかは、今となっては確かめ様も無いんですがね、、、
 
 
 
Michael.

(262号線) 阪急電車を撮りまくり [Vol.4]

2014-03-03 23:19:01 | 乗り物大好き!
"逆瀬川"も、幼少時の記憶としてはそこそこな川だった様に思うのですが、今見ると、どうにもこう
にも心許ない川幅に水量です。これはしかし、子供の目から大人の目への変遷というより、大体
に於いて中国から日本に帰って来ますと、日本の景色というのは何に付けてもこじんまりして見え
るんですね。 
    
 
 
に於いて中国から日本に帰って来ますと、日本の景色というのは何に付けてもこじんまりして見え
逆瀬川駅の付近には、この沿線では珍しくなった田んぼが-----しかしほんの少しの面積ですが、
有りました。
    
 
逆瀬川駅から次の宝塚南口駅へ、道路の方はダラダラと下って行くのですが、今津線の線路は
ほぼそのままの標高を保ち乍ら、いつの間にか高架構造となります。
 
宝塚南口駅。前述の通り、南隣の逆瀬川駅(アピア)の充実と、北隣の宝塚駅周辺の再開発
---これにはJR宝塚線の隆盛に因るところも少なくないと思いますが---により、かつての賑わいは
とんと鳴りを潜めております。嗚呼、サンビオラ!
    
 
さて、そんな具合に、駅前広場ちょっと寂しい宝塚南口駅ですが、鉄道愛好家的にここが重要
なのは、今津線のハイライト、武庫川橋梁の最寄りであるからです!
 
取り敢えず、直ぐ傍に手前に掛かる宝塚大橋に陣取り、電車の往来を愛でる事に致しました。
    
 
 
それにしても、今津駅からここまで北進して来て、どちらかというと狭っ苦しい所をゴトゴトと走って
いた今津線ですが、この武庫川橋梁だけはもう別格で、宝塚南口駅を出ると急に ダイナミック
でワイド な風景となります。
 
2つ有る赤茶色の屋根、画面(左)が宝塚大劇場 (右)が宝塚音楽学校の建物です。
今津線
その間を通り抜けると…、
    
 
直ぐ左に大きくカーブ乍ら、"花の道"をオーバークロスして宝塚駅の構内に入って行きます。
    
 
平日だろうが暑かろうが寒かろうが、公演日には 出待ち/入り待ちのファンで「エライこっちゃー!」
になっているはずの
大劇場前ですが、この日は閑古鳥で、ただもう寒いだけの"花の道"でした。
 
やがて、今津線の終点、宝塚駅に到着。こちらはJR宝塚線とは
反対側ですが、宝塚の温泉街
へは、こちらが玄関口となります。画面上部の窓から今津線ホームの蛍光灯が見えます。
    
 
 
Michael.

(260号線) 阪急電車を撮りまくり [Vol.3]

2014-03-01 22:22:07 | 乗り物大好き!
やがて、如何にも心細い川に出くわしますと これが仁川です。ここで降りて甲山へのハイキングや
仁川フィールドアスレチックへと、よく出掛けたものです。仁川…昔はもう少し水量が多かった様に
思いますが。。。そんな頼りの無い川ですが、この仁川が市の境界線で、これを超えると宝塚市
となります。
     (←西宮北口行き、3000系3056号)
 
仁川駅々舎。こちらは山(西)側で、阪神競馬場の在る方とは反対側です。
    
 
閑静な住宅街の その後ろ、遠くに甲山を望み見ます。この辺りから、ちょっとお天気が悪くなって
来まして、気温もグッと下がった様な…。
    
 
仁川駅の北側に弁天池。水は…ちょっと枯渇気味ですな。
    
 
干潟(…とは言わんか?)に集う水鳥達。人間に対して全く警戒感無し、よって緊張感も無し。
    
 
こちらは今津線の仁川駅ですが、競馬が開催されている時だけに使用される臨時ホームです。
大きなレースの有る日には仁川駅発着の臨時列車も出されますが、実際にこのホームを使用
しているのを、私は未だ見た事が有りません。
    
 
以下、仁川-小林間での撮影です。
 
西宮北口行7000系7017F。この編成は、当シリーズの[Vol.2](258号線)で最後に掲載
しました7117号(宝塚方)と同じで、7017号は西宮北口方向の先頭車です。左の写真が
その後追いで、つまり7117号。つまり2度目のご対面です。
      
 
宝塚行3000系3105F。こちらに至っては殆どアラフィフの老兵。この日3度目のご対面です。
左の写真はその後追い。
      
 
やはり、この日2度目のご対面となった、西宮北口行3000系3154F。この様に、ストーカー
紛いに阪急電車を追い掛けている訳ですが、まぁ短い路線を限られた編成で行ったり来たり
している訳ですから、そりゃあ同じのに何度でも出くわしますわな。
    
 
その後追いで、3105F。 
      
 
何かの木の実が、鮮やかでしたが、もう少し上手く、阪急電車に溶け込ませたかったですね。
    
 
小林駅に到着しました。小林と書いて "おばやし" と読みます。何気に難読駅だと思います。
"阪急電車"の中でも書かれていましたが、駅舎周辺は妙に狭くったい感じです。
    
 
小林駅の南側には陸橋が掛かっていまして、そこから、小林駅に直進して来る阪急電車を
眺める事が出来ます。障害物も比較的少なく、有難いポイントだと言えるでしょう。
     (←あらまぁ、またまたの3000系3105F)
 
一方、小林駅北側に在る公園から。宝塚方向に登り勾配が続きます。かつての旧型車
釣掛け音を轟かせ乍ら駆け抜けた光景が目に浮かびます。
    
 
平林寺踏切を通過する、西宮北口行3000系3105F(後追い)。この踏切を渡りますと、
宝塚神社、そして平林寺が在りまして、鬱蒼とした森になっており、さながら"山岳電車"の
様相です。
    
 
平林寺前の高架橋。映画の"阪急電車"では、旧型車が走行するシーンとしてお馴染み
場所です。
    
 
逆瀬川駅に到着しました。私が今津線で乗り降りした回数では、この駅が1場合多いと
思います。従兄弟の家の最寄り駅が、逆瀬川駅でした。この写真は西(山)側で、東側
には ショッピングタウン;アピア が有りますが、私がこの駅を頻繁に利用していた子供の頃
にその様な施設は無く、「私鉄の支線のいちローカル駅」といった佇まいでした。後述致し
ますが、昔は1つ隣の宝塚南口駅の方が栄えていたのですが、今では完全に逆瀬川駅
が逆転してしまった様に思います。
    
 
この様に、今津-宝塚間の全長10kmにも満たない(正確には9.3kmらしい)短い距離
ですが、JRや新幹線との立体交差有り(以前は神戸線との平面交差も!)、六甲山系
の東端部に在っては勾配区間有り、川有り池有り、高架区間に盛土区間と、今津線と
いうのはコンパクトにして かなりバラエティに富んだ路線だと言えるでしょう。
 
その中でも今号にてご紹介しました 仁川-小林-逆瀬川間 の沿線は、比較的しっとりと、
落ち着いた雰囲気の、「"大人"を感じさせる区間」ではないかと思います。
 
 
Michael.