今回の"鉄分補給旅"も、いよいよラストスパートです。天理駅に戻って参りました。

暇潰しの1枚。105系電車ですが、ディーゼルカー時代を彷彿とさせるこの塗装には、
好感が持てます。

[第19走"車"] 天 理(13:42)⇒奈 良(13:58)
・普 通 (550T)
・乗車車輌番号:クモハ105-505(105系電車)
そしてやって来た奈良行きは、単色塗装施策で青緑色(新和歌山色)となった編成
でした。ホームの端っこは草生してますね。


櫟本で、対向電車と交換。相手方は和歌山ベースでしょうか、"わっふる"って何だ?



駅前の敷地には、寺院風な造りの先代の駅舎が、静態(?)保存されておりまして、
私らの世代では、"国鉄奈良駅"といえば、これですよねぇ。

構内には、落書きコーナーみたいなのが設置されていまして、103系を模した紙片に
思い思いのメッセージを書いて貼って下さい…という事で。。。書いて貼っときました。


10分弱のショートステイでしたが、奈良駅のホームに戻ります。

その、大きく変貌を遂げた奈良駅、細かい部分には"奈良"に拘った意匠も散りばめ
られてはいるのですが、大きく俯瞰しますと、姫路駅や加古川駅、福知山駅と並び、
ここ数年内に高架化された駅に似通っている…と感じます。"スタンダード"…ですね。

[第20走"車"] 奈 良(14:10)⇒木 津(14:18)
・普 通 (644M)
・乗車車輌番号:クハ103-181(103系電車)
奈良線直通の普通電車は103系でした。


"奈良線"…起点を京都駅、終点を木津駅としますが、木津発着の電車は全てが
奈良まで直通します。実はこの"奈良線"、京都駅は勿論、木津駅も京都府内に
在る駅で、奈良県内を走る区間はありません…なのに"奈良線"とは。。。まぁ実際
の列車運用が路線名に追い付いている…って事ですね。


[第21走"車"] 木 津(14:28)⇒四条畷(15:07)
・快 速 (5487M)
・乗車車輌番号:クモハ206-1034(207系電車)


空、青いですね。


途中、諸事情により四条畷駅で電車を降り、次の電車を待つ間に…しかし、次
から次へと、来るのは207系か321系だけです…って、当たり前なんですが。。。

[第22走"車"] 四条畷(15:23)⇒京 橋(15:37)
・普 通 (5489M)
・乗車車輌番号:クモハ320-31(321系電車)


さて、"学研都市線"…既出の"大和路線"や"万葉まほろば線"と同様、あくまでも
路線の愛称名ですが、完全に定着しました(一方で、その由来となる "関西学術
研究都市(学研都市)"自体は??? ただ、私ら世代のレールファンなら、やはり
"片町線"の方がしっくり来るというより、敢えて"片町線"って呼んで上げたいですね。
もはや片町駅は消滅しているとはいっても。。。阪和線と並んで 旧型国電の宝庫
…いやはや殆ど「動く博物館」状態だった頃、実はあまり、この路線のお世話になる
機会がございませんでした。それでも 幼稚園の遠足(芋掘り=定番)時に乗った事
とか、今から数えると40年以上も前の話ですが、記憶に有りますねぇ。
それと、これはもう少し大きくなってからですが、"大都市近郊区間"内の、いわゆる
"一筆書き"旅行でも、何度かお世話になりました。当時は未だ、長尾~木津の
区間が非電化で、ここを通る度に思い出す出来事が有りますが、それはまた 別の
機会にでも書ければと思います。
そんな片町線ですが、ここを走る電車の車窓から見る生駒山にはいつも惹かれます。
大阪のアベノに生まれ育った私にとって、生駒山は真東から「ベタッ」と望むのが日常
でしたが、片町線の車窓には 北西方向からちょっと斜に構えた生駒山が映りまして、
これがとても新鮮なんですね。
そんな訳で、四条畷の辺りから、南側=進行方向左側の車窓にへばり付きです。



徳庵の手間には近畿車輛の工場が線路に隣接していて、ここを通る時はいつも
ワクワクしますね。海外向けのレアな車両が見られる事も有るんですよ。

…で、"おおさか東線"(放出~新大阪)の工事が真っ最中の鴫野を通過して、
ようやく京橋までやって参りました。

Michael.