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それでは Kick Off です。出発進行!

基本、なごみ系に努めますが、脱線して暴走するかも知れません。

(290号線) あくまでも"片町線"!

2014-05-16 23:17:39 | 乗り物大好き!
今回の"鉄分補給旅"も、いよいよラストスパートです。天理駅に戻って参りました。 
      (←てんり)
 
暇潰しの1枚。105系電車ですが、ディーゼルカー時代を彷彿とさせるこの塗装には、
好感が持てます。
    
 
 
[第19走"車"] 天 理(13:42)⇒奈 良(13:58)
・普 通 (550T)
・乗車車輌番号:クモハ105-505(105系電車) 
 
そしてやって来た奈良行きは、単色塗装施策で青緑色(新和歌山色)となった編成
でした。ホームの端っこは草生してますね。 
      (←第19走"車"/天理に到着時  
    
 
櫟本で、対向電車と交換。相手方は和歌山ベースでしょうか、"わっふる"って何だ? 
      
 
      (←なら/桜井線=万葉まほろば線、関西本線=大和路線)
 
駅前の敷地には、寺院風な造りの先代の駅舎が、静態(?)保存されておりまして、
私らの世代では、"国鉄奈良駅"といえば、これですよねぇ。 
    
 
構内には、落書きコーナーみたいなのが設置されていまして、103系を模した紙片に
思い思いのメッセージを書いて貼って下さい…という事で。。。書いて貼っときました。 
      
 
10分弱のショートステイでしたが、奈良駅のホームに戻ります。 
      (←なら/関西本線=大和路線)
 
その、大きく変貌を遂げた奈良駅、細かい部分には"奈良"に拘った意匠も散りばめ
られてはいるですが、大きく俯瞰しますと、姫路駅や加古川駅、福知山駅と並び、
ここ数年内に高架化された駅に似通っている…と感じます。"スタンダード"…ですね。 
    
 
 
[第20走"車"] 奈 良(14:10)⇒木 津(14:18)
・普 通 (644M)
・乗車車輌番号:クハ103-181(103系電車)
 
奈良線直通の普通電車は103系でした。 
      (←第20走"車"/奈良を出発前)
    
 
"奈良線"…起点を京都駅、終点を木津駅としますが、木津発着の電車は全てが
奈良まで直通します。実はこの"奈良線"、京都駅は勿論、木津駅も京都府内に
在る駅で、奈良県内を走る区間はありません…なのに"奈良線"とは。。。まぁ実際
列車運用が路線名に追い付いている…って事ですね。 
 
      (←きづ/関西本線=大和路線、奈良線)
      (←きづ/関西本線=大和路線、片町線=学研都市線)
 
 
[第21走"車"] 木 津(14:28)⇒四条畷(15:07)
・快 速 (5487M)
・乗車車輌番号:クモハ206-1034(207系電車)      
      (←第21走"車"/木津に到着時=折返し) 
    
 
空、青いですね。
    
 
      (←しじょうなわて)
 
途中、諸事情により四条畷駅で電車を降り、次の電車を待つ間に…しかし、次
から次へと、来るのは207系か321系だけです…って、当たり前なんですが。。。 
    
 
 
[第22走"車"] 四条畷(15:23)⇒京 橋(15:37)
・普 通 (5489M)
・乗車車輌番号:クモハ320-31(321系電車)   
      (←第22走"車"/四条畷に到着時)   
    
 
さて、"学研都市線"…既出の"大和路線"や"万葉まほろば線"と同様、あくまでも
路線の愛称名ですが、完全に定着しました(一方で、その由来となる "関西学術
研究都市(学研都市)"自体は??? ただ、私ら世代のレールファンなら、やはり
"片町線"の方がしっくり来るというより、敢えて"片町線"って呼んで上げたいですね。
もはや片町駅は消滅しているとはいっても。。。阪和線と並んで 旧型国電の宝庫
…いやはや殆ど「動く博物館」状態だった頃、実はあまり、この路線のお世話になる
機会がございませんでした。それでも 幼稚園の遠足(芋掘り=定番)時に乗った
とか、今から数えると40年以上も前の話ですが、記憶に有りますねぇ。
 
それと、これはもう少し大きくなってからですが、"大都市近郊区間"内の、いわゆる
"一筆書き"旅行でも、何度かお世話になりました。当時は未だ、長尾~木津の
区間が非電化で、ここを通る度に思い出す出来事が有りますが、それはまた 別の
機会にでも書ければと思います。
 
そんな片町線ですが、ここを走る電車の車窓から見る生駒山にはいつも惹かれます。
大阪のアベノに生まれ育った私にとって、生駒山は真東から「ベタッ」と望むのが日常
でしたが、片町線の車窓には 北西方向からちょっと斜に構えた生駒山が映りまして、
これがとても新鮮なんですね。
 
そんな訳で、四条畷の辺りから、南側=進行方向左側の車窓にへばり付きです。 
      
      (←モンスター×四兄弟?)
 
徳庵の手間には近畿車輛の工場が線路に隣接していて、ここを通る時はいつも
ワクワクしますね。海外向けのレアな車両が見られる事も有るんですよ。 
      (←これは阪堺電車の車両ですね)
 
…で、"おおさか東線"(放出~新大阪)の工事が真っ最中の鴫野を通過して、
ようやく京橋までやって参りました。 
      (←きょうばし/片町線=学研都市線)
 
 
Michael.

(289号線) "天理参考館"

2014-05-15 22:03:37 | 乗り物大好き!
この日、天理で途中下車をしたのは、天理教本部へのお参りでも、ラグビーでもござい
ません。
 
先ずは天理駅前から奈良交通のバスで2つ目の停留所;天理市庁前で下車し…;
      
 
更に歩く事10数分で着いたのがコチラ、"(天理大学付属)天理参考館"です。
    
 
お目当ては"近鉄電車展-日本最大の鉄道開業1世紀-"…期間限定で開催されて
いる企画展です("近鉄電車展…"は5月27日まで)。
 
では、さっそく覗いてみましょう。
 
展示物は主に、"近鉄"というよりも、その前身である"大軌(大阪電気軌道)"や"参急
(参宮急行)"や"関急(関西急行)"や"大鉄(大阪鉄道)"時代の物件…即ち戦前の
ポスターだったりパンフレットだったり切符だったり…と、それはそれで興味深いのですが、
やはり私にとっては生前の事ゆえ、"懐かし度"という意味ではテンションが上がりません。
 
そんな中でも、幼少時から(勿論今でも)憧れの対象であった(ある)近鉄特急アイテム
の前では、長時間 立ち止まらずには居れませんでした。
 
例えば、2代目ビスタカー(10100系) 2階車の座席…そうそう この色、この形。狭い
2階席に設置する為とは言え、今ではバスのシート位に思える程の小ささですね。もっ
とも昭和30年代の日本人の体格からすれば、これで十分だったのかも知れません。
    
 
これは何?……答えは最後に(ヒント:番号が書かれていますね)。
    
 
コチラはスナックカーの行先標示板(奈良ゆき)…、 
      
しかし誠に残念な事に、そこに附された説明文の写真…のキャプションにはちょっとした
ミステイクが…。ここに写っているのは…;
       
【誤】生駒駅に停車中の奈良行き12000系スナックカー
【正】生駒駅に停車中の奈良行き18400系ミニスナックカー
…ですね。この辺りの事、"近鉄特急Love"の私は見逃しませんぞ!
 
これは駅の行き先標示機の"中身"ですね。
    
このタイプと平行して普及した反転フラップ式、いわゆる"パタパタ"の方が数的には多か
った様に思いますが、LEDが主流となりつつある昨今、この様な方向幕が上がり下がり
するのは殆ど見られなくなりました。LEDですと標示内容はパッと一瞬で変わってしまい
ますが、方向幕ですと、標示を上へ下へと移動させて合わせます。次の電車の到着前、
上の写真にも写っている様な"区間快速・伊賀神戸"とか、「そんな運用もひょっとしたら
有るやも知れへんので、取り敢えず印刷だけしとこかぁ」みたいな、レアなヤツが出て来る
のを見るのは 楽しいひと時でした。
 
これはまた大掛かりで、乗車券の印刷機と裁断機です。こうなると、"鉄道グッズ"という
よりも産業遺産の範疇ですね。 
    
 
そんな訳で、"近鉄電車展"はひと部屋だけのこじんまりとしたものでしたが、"参考館"
には他にも、常設の展示品が色々と有りまして、他のフロアーにも立ち寄ってみました。
 
 
パンフレットには「世界の生活文化」や「世界の考古美術」をテーマに、所蔵物を展示
…と書かれておりまして、確かに広く浅く---故にちょっと脈絡を掴み辛かったです。。。
(「テーマによるシバリ」は、「"ドリフ大爆笑"で設定されるテーマ」 に相当する程度…と
書けば解り易い???)
 
これは "交通(運ぶ)" をテーマとした一画で、お神輿とか、その後ろには乳母車とか…、     
      
江戸時代、「越すに越される…」でお馴染みの大井川の川越風景とか…; 
    
 
そんな中、興味を抱いたのが全国各地の"絵馬"のコレクション。古今東西、こういった
"祈祷モノ"には人間の本質(性とか、業)みたいなものが、明け透けに投影されている
事が少なくなく、且つ、時代や土地柄により表現の仕方が一様でないところが面白い
ですね。
 
沢山の中から、幾つかご紹介しますと…;
 
★ザクロ…鬼子母神のシンボルで、ザクロは多くの実を付ける事から子宝祈願の意味
  が有るのだそうな。
    
 
子宝に恵まれましたら、次は育てて行かないと行けません。そこで…;
 
★母乳…こちらの絵馬も見ての通りで、「おっぱいが沢山出ます様に…」のお祈り。
  "縁切り"もそうですが、限られたスペースの画面1つだけに、一目瞭然、強烈に
  訴えないといけませんので、皆さん"直球勝負"です。 
    
 
ところが、子宝どころか、中には「こんな人とはやっとれんわ!」というカップルも…。
 
★「男女がそっぽを向いてる」の図は、「そのまんまやがな」と突っ込まずにはおれません。
  悪縁絶ちを祈願するもので、男女の間には榎の木が描かれています。"榎(えのき)"
  から転訛して"えんきり"の象徴なのだそうですが、ちょっとムリからやおません? でも、
  何か怨念交じりっぽくて、怖い絵馬ですね。         
      
 
 
"参考館"での滞在は1時間半程だったでしょうかね?  ちょっと遅い目の昼食を…
いう事で、天理市庁舎の近くで 「一生懸命 営業中」の札を掲げているお店にも
惹かれたのですが、「地方のお役所の食堂」にも興味が有りましたので、熟慮した
結果、後者に決めました…が、極々普通に「喫茶店のランチメニュー」でした。
 
ロビーには、「天理OBvs大分舞鶴OB」の試合の模様が掲示されていました。      
    
 
 
それでは、上のクイズの答えです。
 
【正解】ジャジャーン! ビスタカー/団体専用「あおぞら」(20100系)のヘッドマーク
     でした。看板電車の"顔"を飾る物ゆえ手抜き無し、結構ガッツリした造り
     だったんですね。 
    
 
 
※ "天理参考館"の中の展示物は、三脚・フラッシュを使用しなければ"撮影可"
  でした。
 
 
Michael.

(288号線) まほろば…

2014-05-14 22:19:31 | 乗り物大好き!
美作~因幡~但馬 と周り、一旦 大阪(天王寺)に戻りは致しましたが、鉄道旅は
未だ終わりません。
 
     (←てんのうじ/関西本船=大和路線)
 
 
[第16走"車"] 天王寺(09:20)⇒王 寺(09:56)
・普 通 (1748K)
・乗車車輌番号:クハ200-125(201系電車)    
         
 
この日(5/2)は先ず、関西本線=大和路線からスタートします。今回の日本での
滞在は9日間となりましたが、これは恐らく、私が海外生活を始めて以降 連続
日本に滞在する最長日数のはずです…が、いよいよ翌日は上海に戻らねばなら
ないので、その辺がちょっと引っ掛かかります。しかも、周りの皆さんは、正に「明日
から大型連休だ~!」…という事で浮かれまくりなのが癪に障ります…って自分も
1週間前はそうだったんですけどねぇ(←勝手)。
 
さて 天王寺のホームには少し早い目に降りましたので、予定の快速ではなく先発
の普通に乗り、先ずは王寺へ向かいます。途中 久宝寺では後発の快速に追い
抜かれますが、ここでも我慢して普通に乗り続けます。それでも王寺からの乗継ぎ
には間に合いますし、普通しか停まらない各駅の様子も、ゆっくりと見たかったから
です。
     (←第16走"車"/久宝寺に停車中)
 
     (←おうじ)
 
 
[第17走"車"] 天 寺(10:04)⇒高 田(10:20)
・快 速 (1336T)
・乗車車輌番号:クハ221-14(211系電車)    
     (←第17走"車"/王寺に停車中) 
    
 
次に、王寺からは和歌山線に入りますが、王寺から乗った電車はJR難波発で、
種別は"快速"として高田まで直通ですが、和歌山線内は各駅停車となります。    
 
     (←たかだ)
 
 
[第18走"車"] 高 田(10:24)⇒天 理(10:57)
・普 通 (538T)
・乗車車輌番号:クモハ105-514(105系電車) 
     (←第18走"車"/高田に停車中)
 
高田からは桜井線に入りますが、この路線は何年か前に展開された"奈良DC"
に合わせて、"万葉まほろば線"の愛称を持つ様になりました。全国各地に有る
路線愛称の中でも、「倭は国の"まほろば"…」、まぁ悪くはないネーミングですね。
 
この辺りの路線は、小~中学生の頃までは未だ非電化で、キハ35系なんかが
走り回っておりました。「湊町(現:JR難波) → 快速/桜井線回り・奈良行き」
とか…有りましたねぇ。何か随分とイナカ路線だなぁ…と思わせておいて、しかし、
高田や桜井など、近鉄大阪線と被る駅名を見ますと、「いや意外と大阪近郊
でないの?」…と、不思議な感覚を覚えたものです。電化し、更にJR西日本と
なってからも、同社ご自慢の "アーバンネットワーク" とは少々 趣が異なり 一種
独特の雰囲気を持った路線…というイメージが有ります。ただ、"地方交通線"
乍ら、早くから"大阪近郊区間"に含まれ、王寺~高田~桜井~奈良 と移動
しても下車さえしなければ大和路線を直通するのと運賃が同じ…で、ローカル
気分を味わい乍らのヒマ潰しには持って来いの路線でした。
 
そして、現在の主力車両は105系の"万葉の四季"ラッピング車。ラッピングには
幾つかの異なるバージョンが有る様で、以前に和歌山駅で見掛けたのとは別の
図柄でした。車内にも、松や梅のステッカーが貼られて…ただ 「ふすまが破れた
のでカレンダーかポスターで ふさいどきました…」感は否めません。 
      
 
何のこっちゃ判らないと思いますが、大和川の上流です。草ぼうぼう。。。 
    
 
途中、信号の問題(?)か何か「有り得ない場所」で電車が急停車し、暫くの間
立ち往生、どうなる事かと思いましたが、大きなトラブルにはならず、無事に天理
へと到着した次第です。
 
     (←てんり)
 
言わずと知れた天理教の本拠地で、大祭の前後には JRも近鉄 も、いわゆる
"天理臨"が多数設定され、平時には無駄に広過ぎるこの駅も、さぞ賑わう事
でしょう。その理由こそ異なれど、繁/閑の差が大きい為に、"閑"の時期に在っ
ては立派な設備を持て余すというのは、数日前に見た香住駅と同じですね。
       
     (←"広場"と呼ぶに相応しい、駅前広場)
 
 
本日は、ここまでぇ~」…"となりの宝さん" か?
 
 
 
Michael.

(287号線) 陰陽連絡

2014-05-11 23:13:39 | 乗り物大好き!
餘部を出て暫く、山陰本線は日本海に付かず離れずの場所を走って行きます。
何匹もの鯉のぼりが泳ぐ入り江を左に見て…;
      (←鎧駅付近)
 
第13走"車"で、香住へやって参りました。
      (←かすみ)
 
そして…"女性の名前っぽい駅名シリーズ [3]"、カスミちゃん。
 
ここまで乗って来た豊岡行き快速は、香住で鳥取行きの普通列車と交換ですが、
鳥取行きの車両…、タイフォン部分だけ塗装が更新されていない??? 
    
 
そんな香住駅、上下列車が出払ってしまいますと閑散としてしまいます。ホーム
長い分、だだっ広さが際立ちますね。 
    
 
…、こんなオブジェや、
    
 
道頓堀のカニの様に、動きこそしませんが…。 
    
 
冬場のカニのシーズンには大層賑わうのでしょうな…、余裕を持った駅前広場も、
持て余し気味です。 
    
 
街中も、人っ子一人 見当たりません。平日の昼下がりなんですがね。。。 
    
 
取り敢えず、近くのスーパーでお酒とつまみを仕入れ、無人の香住駅ホームにて
一杯やる事にします。 
    
 
"とうふ焼ちくわ"。。。ベースが豆腐なので歯応えは無かったですが、あっさり味で
美味しかったですね。
    
 
そうこうしておりますと、先ず②番線に 豊岡→浜坂 の下り列車が入線して参り
ました。 
    
程無くして、今度は 浜坂→城崎温泉 の上り列車が③番線に入線。閑そう
だった香住駅が、俄かに活気付いてきました。 
    
 
そして…;
 
[第14走"車"] 香 住(13:48)⇒三ノ宮(16:47)
・特急はまかぜ4号(4D)
  ⇒知らなかったですが、"はまかぜ"って、エースナンバーなんですね。
・乗車車輌番号:キハ189-1102(189系気動車)   
      (←第14走"車"/香住の到着時。竹田城跡"のHM付き)
 
…が、やって参りました。
 
つい先程までとは打って変わり 香住駅はラッシュ状態に。得てして、閑散とした
非電化区間のローカル駅は しかし、ひとたび列車が到着すれば…ましてそれが
複数なら、尚更 賑やかになりますね。 
    
 
さて、その 第14走"車" で、日本海側からイッキに瀬戸内海側へと南下します。
 
2011年にデビューしたこの189系も、出来るだけ早くに乗っておきたかった車両
です。車内に「無駄に豪華」なイメージは全く無いものの この線区を走る最優等
列車として必要な要素は全て揃っており、居心地はすこぶる好いです。
      
 
途中、宿南信号所での、特急どうしの交換。この日は上り列車が待機でした。
    
 
城崎温泉を出て、円山川沿いをユルユルと進みます。"紙ふうせん"…やね。。。
    
 
赤レンガ車庫@和田山駅。屋根が引っ剥がされてますが、改修工事中?   
    
 
その、和田山駅から播但線に入り、難所:生野の山越えも、最新のディーゼル
エンジン(コマツ製)は、ドゥルルルル~と軽快に通過。
 
国宝にして世界遺産の姫路城、大改修も完成間近で、アタマの部分だけが、
これもまた"天空の城"???
    
 
…で、ホントにあっという間に、三ノ宮に到着。因みに阪急や阪神、神戸市営
地下鉄の駅名標記は"三宮"で "ノ"無しです。これにもイワクが有る様ですが、
ここでは割愛。 
      (←さんのみや)
 
この三ノ宮駅もヤバイっすね。先ず、JR神戸線を行き交う列車がひっきり無し、
そしてお隣には阪急電車。なかなかここを離れる踏ん切りが付きません。既に
待ち合わせの時刻は過ぎているのに。。。 
    
 
で、夜は三宮界隈でヨシエさんと再会。女子ラグビーの事や、あれやこれや
の話題を肴に、喰って呑んで、また喰って…、結局、終電ギリギリの時間に
なってしまいました。思えば24~5年前にも、神戸から毎晩 そんな事してた
なぁ…とか、殆ど夢見心地のまま大阪へ(よく寝過ごさなかったもんだ)。
 
 
[第15走"車"] 三ノ宮(23:23)⇒大 阪(00:06)
・普 通 (253C)
・乗車車輌番号:クモハ320-5(321系電車) 
  
          
      (←第15走"車"/大阪に到着時)
 
 
[第16走"車"] 大 阪(00:08)⇒天王寺(00:28)
・普 通 (2617)
・乗車車輌番号:記録無し(201系電車)
      (←第16走"車"/大阪に停車時)
 
…という訳で、天王寺駅に戻って参りましたが、まだまだ、鉄道旅は続くのです。
 
 
Michael.

(286号線) 餘部橋梁

2014-05-09 22:05:59 | 乗り物大好き!
この日の夜は神戸(三ノ宮)で途中下車の予定ですが、鳥取から先、タイミング好く
乗り継ぎますと早く着き過ぎてしまいます…のでテキトーにどこかで寄り道でも……と
時刻表をめくり、オオオーーー、ここエエやん♪…というのが、餘部駅でした。
 
言わずと知れた、"餘部橋梁"の最寄り駅。これまで、この区間は夜行でしか通った
事が無く、実は明るい時間に訪れるのは初めてなんですね。
 
    
 
現在 列車が走っている"餘部橋梁"は、"鉄橋"ではありません。そして元の"鉄橋"の
部分は一部だけを残して取り除かれ、その残された部分は"空の駅"として、観光スポ
ットとして整備されています。高所恐怖症の方には、少々 あれ な場所だと思いますが。
      
 
その先端部分だけは、旧線がそのまま残されています。
     
 
駅舎を出て…しかしここは海面から約40mの高さで、勿論、エレベーター等々の設備
は有りません。登山道に近い(?)道を、ヨタヨタと下って行くのですが、これでも、以前
よりは十分に整備されているんでしょうね。
 
中腹辺りで、これも一部だけ保存されている旧鉄橋の橋脚を、横から目線で。 
    
 
だいぶ下まで降りて来たところで、足元に雨上がりのアマガエルを発見。寝起きなのか、
動きが鈍いです。梅雨時にはちょっと早いけど…踏まれるぞ!  暫く冷やかしてましたら、
舗装道路の隙間に、お尻から入り込んでしまいました。ここがねぐらなのか??? 
      
 
地上に降りますと、ちょっとした"メモリアルパーク"になっとりまして、旧鉄橋で使用されて
いた橋梁の一部が、ゴロンとそのまま展示されています。 
    
 
この、鉄道施設としては難所であり名所でもあった餘部鉄橋を、コンクリート制の橋梁
に架け替えるキッカケとなったのが…私も記憶してます…回送中のジョイフルトレイン;
"みやび"の転落事故。大惨事でした。あの事故から、強風時の運転抑止等、規制が
大変厳しくなりました。以前、強風で関空発の列車がストップし、りんくうタウン駅までを
代行バスで移動した時、重いスーツケースを引き摺り乍ら、餘部鉄橋の、あの"みやび"
の事を思い出した…事を思い出しました。今の安全で快適な交通システムとは、過去
の苦い経験から得た教訓を積み重ねて出来ている様なものです。事故で犠牲になら
れた皆様の尊い命に、合掌。
      
 
付近は観光スポットとして整備され("鉄橋"の時代はそんなではなかった)、道の駅も
出来ています。館内には、餘部鉄橋を紹介するゾーンも。 
      
 
では、駅の方に戻りましょう。もう直ぐ 下り列車がやって来ます。坂道を上がって行き
ますと線路の下を潜って もう少し高い所まで行ける道が続いており、簡易な展望台
の様な場所に辿り着けます。
 
橋梁を渡ると、線路は直ぐにトンネルに入ります。トンネルの手前で線路がグニャリと
S字にカーブしていますが、"鉄橋"時代の線路はトンネルに直進でした。つまり橋梁
の架け替え時に、線路1つ分 右に移動した訳ですね。 
    
 
下りの普通列車がトンネルから出て来ました。 
    
橋梁に差し掛かります。 
    
 
レンズを引きますと、バックは日本海です。餘部駅は画面左下の位置になります。 
    
 
  
[第13走"車"] 餘 部(12:19)⇒香 住(12:30)
・快 速 (1172D)
・乗車車輌番号:キハ47-1106(40系47形気動車)  
      (←第13走"車"/餘部に到着時)
    
 
駅を出て直ぐ、橋梁の上からの景色はこんな感じです。先ずは山側。 
    
そして海側…絶景ですねぇ。   
    
 
以上、"餘部橋梁"のレポートでした。
 
 
Michael.