














土曜日(9/8)はジュニアラグビーのレフリー。SISAC Rugby 2012 のシーズンが始まった。第1ラウンドの
会場は上海アメリカンスクール(Shanghai American School=SAS)の浦東キャンパス。
地図を見るととんでもない遠い場所なので、殆ど始発に近い地下鉄(②号線)に乗って運東大道站へ。
そこからは公共のバスもタクシーも無く、全く以て売り手市場の ”白タク” のお世話に。勿論違法行為。
ご免なさい。5分程なのに30元。
で、SASの浦東キャンパスは、ご存じの方はご存じだと思うけどリンクスゴルフ場と同じ敷地内に在り、周りは
何かここだけアメリカ郊外の高級住宅地って感じなんですな。
ま、それはともかく、浦東キャンパスも、浦西キャンパスに負けず劣らずの広大な敷地で、陸上トラック(フィ
ールドはラグビーグラウンドとして使用可能)とは別にラグビーのピッチがもう1面。ベースボールののマウンドも
2箇所と至れり尽くせり。今回浦東キャンパスに来るのは実は初めてだったけど、SASのキャンパスを見ると
いつも、何で日本人学校って浦西も浦東もあんなに狭っ苦しいのんかなぁ?と思う。母国の国土の広さは
在外民族学校の敷地の広さに比例する…というのは僕の仮設だ。
さて、今回集まったのは、SASやDulwich、BISSの各キャンパスから、主にU15の男女各プレイヤー達で、
男子は10人制 女子は7人制で各々7分ハーフ。僕は合計24試合の内の7試合を担当した。尚 今回は
2012年度版ELVは適用せず(←適用した方が絶対イイと思うんだけど…)。またシリーズ初戦という事で、
試合中も随時プレーを止めて ”ルール講習” を行う事に。これはまぁ好い事だよね。
この年代は、スピードという面ではまだまだだけど、身体に関しては”既に大人”というのと"未だ子供”という
のが混在していて、また気持ちの部分でもコントロール出来るのとそうでないのが居るので、それらがガチで
やり合う為に危険なプレーが多発する。正直、レフリーをしていてもヒヤヒヤする事が多いけど、その部分を、
レフリーとしてどの様にマネジメントするか。一方 スピードが遅い分 1つ1つのプレーには目が行き届き易い。
プレイヤーも未熟なので”誰の目にも判る様な反則”を 度々犯してくれる。そういう意味ではまるで"反則
の見本市”みたいな情況なので、レフリーとしては、ルール再確認という意味で好い勉強の場になると思う。
(←"外からレフリングを見て勉強している"の図)
という訳で、熱戦の模様の一端を。
グラウンドは海…長江が東シナ海に流れ込む河口付近という事で 気温は高くないものの湿った風が半端
なく終日ジメジメジトジトのお天気。浦東空港を北側へ飛び立つ飛行機の航路の真下で、ジェット機が、
時折 雲の中を轟音だけ残して通り過ぎる。そんな環境。
試合後は、某 Sports Bar にてレフリー仲間とThe Rugby Championship(AUS vs RSA)を観戦。
レフリー談義に花が咲いた。ルールの勘違い話とか...。
外の様子は全然気付かなかったけど、ゲリラ的豪雨だった模様。そして”残り雨&雷”の中を大吉へ。ま、
こんな状況になりまして…。
(←夜中の2時まで、オツカレさん)
【2012年9月8日 レフリー試合数】
・7人制/7分ハーフで前後半×2試合
・10人制/7分ハーフで前後半×5試合
(45歳 最後のレフリーですね)
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★2012年通算試合数(~9月8日):42.5試合
Michael.
既に双龍ブログにUPされてるけど、6月30日(土)は ”第3回梅さんCUP(上海双龍vs北京原人の定期戦”
のレフリーを担当。
両チームの定期戦としては6回目。昨年以上に両チームがファイトしたねぇ。
さてここでは先ず、例によって自身のレフリングに付いて。前半開始早々に大チョンボしてしまった
あの場面、”22m内に戻されたボールのダイレクトタッチ”の意識が過剰で、出てもないのに笛を吹いて
しまった訳ですな。確か前回か前々回の梅さんCUPの時にも同じミスをしたはずで、変な ”恒例” に
ならならなければ好いけど。。。
自陣深くからのキックとそれへのチェイスは双龍もよく練習していたプレーで、そのところでのミス
ジャッジゆえ、この罪は大きい……大きいけど その際のリカバリーとか(シラの切り方とか?)、何か
変な度胸というか、切り替えというか、そういうところでだんだんと肝が肝が据わって来たなぁ…と、
自分でも感じるこの頃のレフリングではある。自分のミス如きで試合そのものを潰してたまるかいっ
っていうか。
ファンクションの時のレフリー講評でも話したけど、ブレイクダウンでの攻防は、両チームともまだ
まだ改善の余地有り。先ずボールを持って当った方=つまりアタック側のプレイヤーが、タックルも
されていないのに自ら倒れ込んでいる。これは、ディフェンス側をタックラーとしての”シバリ”から
開放する事に他ならない。また倒れ込む際のボディバランスやボールコントロールも悪い為、ボール
が直ぐに出て来ない。ボールを出す為にラックに人数をつぎ込まざるを得ない……の悪循環。
双龍は前半のリードを守り切ったという事だけど、後半だけを見ると、トライ/コンバージョン数とも
同じ。しかし地域獲得率は6:4くらいで原人が勝っていたのでは???
原人が取ったトライは2本とも綺麗な形で、それはそれで双龍としては「しゃあない。切り替えよう」
と思えるものだったけど、双龍のは逆に、立田前CAP言うところの「原人の心が折れるトライ」で、
敵の戦意を削ぎ落として行くのに効果は充分だったね。
【試合結果】
・上海双龍vs 北京原人
・前半: 3T 2C (19) X 0T 0C ( 0)
・後半: 2T 1C (12) X 2T 1C (12)
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・合計: 5T 3C (31) X 2T 1C (12)
2012年上期最後のレフリー担当、素晴らしい試合に巡り逢えました。プレイヤー、マネジャーはじめ
今回のイベントに係わった全ての皆さん、大変お疲れ様でした。
【2012年6月30日レフリー試合数】
・15人制/40分ハーフで前後半×1試合
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★2012年通算試合数(~6月30日):30.5試合
(写真はタケにお願いしました。謝謝!)
Michael.