いいもの発見部mihaの気まぐれ日記

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知られざる真実を語る勇気

2017年08月18日 | mihaのひとりごと

今から16年前のこと

1本の電話が…

「お話したいことがあるので来てもらえませんか」

 

取材を終えて、男性が話されたことをどう書こうかと

迷いながら、真実を書いた。

 

 

この方々との出会いも同じ頃だった

 

取材に伺うと

どの方も笑顔で出迎えてくださったのが印象的だった…。

 

人は、いつもいつも語ろうとしているわけではない。


何かのきっかけで、

伝えたい思いにかられる…

そんな瞬間が誰にでもあるはず。

 

ただ、誰かに迷惑がかかる真実であれば

墓場まで持って行かれる方がほとんどなのでは?

 

知られざる真実は、

時に残酷だったりもする。

 

私の亡き父(養父)は、「海軍?の秘密部隊だった」そうだ

「戦争に行ったのに軍人恩給?がもらえなかった」とか…

「同じ部隊の人がテレビに出ていて驚いた」とか…

極めつけは

「(戦死した)戦友の指を切って親元へ届けた」

まるで映画の世界

 

これらの話は何度も聞いたけれど、ある日 

「レイテ島へも行った」と

亡くなる数年前にふと、話してくれた


(えーーー あのレイテ島!?)

耳を疑った…

よく生きて帰れたね


優しい父の過去に想いを馳せたら

涙が溢れた


もっと父の戦争体験を聞いて

真実を知ればよかったけれど、

そっとしておきたかった…

自分の心を。

 

「天皇制は反対」と言った父 

「天皇陛下バンザーイ」の映像を観ることはあっても 

当時を私は知らない…

 

「戦争は絶対ダメ!」と叫んでも

戦争を知らない私たちの言葉は

どこか軽い…

 

戦後72年の今の日本

なんだか、軽い。


聞く耳を持たなければ

 

いつ聞くの?

今でしょ

 

人を人とも思わなくなる非道で悲惨な

戦争体験を話してもらえませんか?

 

あの戦争の真実を語り継ぐことは、

戦争を知らずに未来を担う者への愛であり

私たち大人の

使命

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