心配事の９割は起こらない

仕事で心配なことが起こった。
ただ、私が伝えた真意と相手が受け取った意味が違うまま仕事を進めていたのだ。

結局そのことで大事になることはなかったけど、伝えることのむずかしさを実感した。
単にそれは私の説明不足だったのかもしれない。相手はもう慣れたベテランで、仕事をするうえで言わなくても理解しているという前提の話だったが、きちんとした仕事をするには、当たり前のことでも再度説明する必要があるなと思った。


しんばいだーと思い始めてから私がとった行動は、まず考えないようにすること。考えてしまったら、「絶対、大丈夫だよ」と唱えること。この「絶対、大丈夫だよ」というセリフは、私の中では魔法の言葉になっていて、ピンチの時には何度も助けられた。（ちなみにこのセリフはCLAMP原作の「カードキャプターさくら」の話の中で主人公のさくらが大きな壁に立ち向かっていくときに言うセリフだった。）
そしてそれが何事もなく解決したあとの気分にひたすらなり切った。わたしの場合何を考えていたかというと、次の日何の不安もなく早く仕事が終わって帰れている場面、あと佐藤健のこと考えてた←。解決した後、というよりはその問題がなかったら何を考えてるかのほうがしっくりくるかもしれない。
そんなこと考えながら立ち寄ったTSUTAYAで、ふとわたしの目に入ってきたのは「心配事の9割は起こらない」というタイトルの本だった。
まさに私が考えていることとドンピシャだった。

最後に問題の相手へ感謝した。「ｙさん、ありがとう。」と。すると本当に感謝の気持ちがすぅーっと湧き上がってきてすっきりとした気持ちになることができたのだった。


結果、私が心配していたようなことは全くなくそのせいで怒られたりもしなかった。ほんとうに何もなかったかのような仕事をｙさんはしてくれていた。やっぱり「絶対、大丈夫だよ」は魔法の言葉だったし、いい方へ考えることの大事さが証明されたのでした。

ありがとう、ありがとう、ありがとう！！/