仕事とインフルエンザ

目が覚めたら昼前だった。
今年のインフルエンザはなぜかそんなに苦しまないものだと風の噂で聞いた。ちょっとだるいかなと感じて病院へ行ったらインフルだと診断されたと言う。

同僚がインフルになりたいと騒いでいた。わたしは苦しいものだから絶対嫌だと反対したが仕事を休めるなら苦しい方がましだと彼らはいう。そうか、みんなそれほどまでに仕事に苦しめられているのか。
朝から晩まで数字数字と営業成績を攻められ、いやがる客に無理やり商品を売り付け 催事続きの会社に休みはない。
それなのになぜみんな辞めないのか。
なぜみんな、嫌な仕事を続けるのか。

わたしは、そんな会社に事務として入った。先述したような会社なのでおかげで日々忙しい。そこらの事務職よりはいいお給料をいただいている。けれど商品を勧める営業の人たちの苦労には計り知れないものがあり、彼らのことを尊敬している。わたしには絶対に出来ない。大人しそうで、引っ込み思案そうな顔をした新卒も営業として入ってくるが、みんななんだかんだで営業の仕事を続けている。人間はやろうと思えばできるのだ。だからわたしにも出来るのだろうけど、決してやりたくないと思う仕事だ。

だからみんなが仕事を休みたいと思うのはすごくよく分かる。だが、病気が治れば再び仕事へ戻らなければならない。みんなそこから抜け出したいと思っているなら素直に会社をやめればいいのだ。けれどみんなそれをしない。入ったばかりでまだ先のある新卒は、会社と自分の将来を見据えてすぐに辞めていった。それ以外の人間は、結婚か病気にならない限りこの会社にとどまっている。
かくいう私も辞めようと思っている人間だ。なぜすぐに辞めないのかと問われれば「じゃあ今辞めてこれからどうするのだ」という答えが返ってくる。
辞めてすぐに再就職が決まる保証はどこにもない。決まったとしても入ってみればまた同じような会社かもしれない。すぐに決まらなければ家族から冷たい目で見られるのは目に見えている。もちろん収入も途絶える。当たり前だけどこれがみんなが会社を辞めない理由。みんな分かっている。辞めたところでどうにもならないむなしさを。この社会の理不尽さを。

働く人たちはみんなこの葛藤と戦っているんだ。抜け出せないのは会社じゃなくて、このむなしさ、理不尽、どうしようもない虚無感。

それでもみんな闘いつづける。いつか
「え？まだあんなところで働いてるの？」
と、辞めなかった誰かに幸せオーラ全開でどや顔をしてやるのだと。


今日の休みは寝ようと思っていた。この4日ほど、体がだるくてそれでもこの休みまでは仕事を頑張った。
おかげて良くなったが、もしかしたらわたしもインフルだったのかもしれない。苦しくないインフルエンザなら、なってもいいかなと思った。

ありがとうの力

バス停で50円玉拾った。
最近ついてないなーと思うことが多くなり、自分の最近の気分はどうだったかなーと振り返ってみると、あまりよくない気分を引きずっていることに気づく。
自分との約束を破ってしまうことが原因でその日一日をうまく過ごせなかったことに落ち込んで後悔することがあって、それを次の日にも引きずっていた。
それをリセットするためにいい気分を感じたり楽しい想像をするのは眠る前が一番効果的だけど、仕事に休みがなくて布団に入ったら直ぐに寝てしまうので、布団に入る前に「すべてのことにありがとう！」と唱えておいた。

すると冒頭の出来事に出会ったわけである。
バスもいつもより時間通りに来てくれた。
ありがたい。

今日も感謝の言葉を口にしてから眠ることにする。

九日目お金を引き付ける磁石

払っていたローンが１件、前月終了を迎えた。今月からいよいよその分が浮く。それでもまだ４件ローンが残っている。その内の２件は来年の終了予定でもう１件は組み直して月々の支払いを増やそうと思っている。
どんだけローンを組んでいるんだと自分を叱咤したくなるが、それらのおかげで今のわたしが在るのであまり深く問わないことにする。
そして、それらを手に入れることが出来たのはお金があったことがすべてだったので、お金には感謝してもしつくせない。

今日は今持っているカードの請求書すべてに「支払い済。ありがとう。」と書いた。請求書を見て、この時は何にお金を使ったとか思いだしながら書いたので、非常に感謝の気持ちがわきやすかった。
お金さん、本当にいつもありがとうございます。助かっています。

生きていられること

「今日あなたが無駄に過ごした一日は、昨日亡くなった人のどうしても生きたかった明日だ。」


「今日」が来ることに感謝します。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

朝焼けがキレイだったことに感謝します。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

月がキレイだったことに感謝します。なぜなら、宇宙の力を感じられるからです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

食事に感謝します。なぜなら、それに関わるすべての人、生き物、仕事がわたしのもとに届けられた結果だからです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

休みを変えてくれた同僚に感謝します。なぜなら、急に決まったイベントに行けるからです。ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう。

自分の元気な体に感謝します。なぜなら、快適に楽に毎日を過ごせるからです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

POSに感謝します。なぜなら、POSが頑張ってくれるから仕事ができるのです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

音楽に感謝します。なぜなら、とても好きな曲に出会えたからです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

家族に感謝します。なぜなら、安心できる場所を作っていつもわたしの帰りを待っていてくれるからです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

本当に感謝します。１日のすべてに感謝します。ありがとう。

八日目 否定的なことへの感謝

今は特に問題のある状況にはないので、理想の状況にまだなっていないことに感謝しようと思う。
この章を読んだとき、あっこのことに感謝したら状況がスムーズに変わっていくんじゃないかとピン！ときた。

今、体型に気になる部分があることについて、

ダイエットの知識がつくことに感謝します。
エステのスタッフさんたちと出会えたことに感謝します。
キレイになったらみんながビックリしてくれる楽しみがあることに感謝します。
今以上ポッチャリしていなくて良かったことに感謝します。
体が変わっていく面白さを楽しめることに感謝します。
体重計に乗る楽しみがあることに感謝します。
正しい姿勢を学べたことに感謝します。
理想のスタイルになった妄想が楽しいことに感謝します。
ダイエットできる健康なからだに感謝します。

完璧な解決策をありがとう、ありがとう、ありがとう。

何気ないことにも感謝

近頃ふと気づいたらありがとうを探すようになっていた。会社へ向かうときは歩いていることに感謝して、バスを待っているときには空が青くてきれいなことに感謝している。バスが来たら駅まで連れてってくれることに感謝して、ホームでは電車がいつも通り来てのせてってくれることに感謝して、音楽を聴きながら、楽しい気分にしてくれる音楽に感謝して、それを作った人にも感謝。
電車を降りたら無事についたことに感謝して、会社に着いたら仕事があることに感謝して、先輩に今日も会えたことに感謝。
お昼ご飯タダで食べれたことに感謝して、休憩中暇潰しができるケータイに感謝します。
わたしと楽しく話をしてくれる営業の人たちに感謝して、今日一緒に頑張ってくれた後輩に感謝。取引先の会社のひとたちがわたしたちのために何かしてくれることに感謝して、帰りに寄ったエステで施術してくれたお姉さんと楽しい会話しながらマッサージしてもらったことに感謝して、無事に家に帰ってこれたことに感謝。
家に帰ったらご飯とお母さんとお父さんと妹が、トリック録って待っててくれたことに感謝して、トリックでたくさん笑ったことに感謝します！



一日にこんなにありがとうがあったんだなと、毎日実感します。今日も、ありがとうございました。

仕事への感謝

今日もつい仕事に夢中になってありがとうを探すのを忘れてしまった。
でも仕事に夢中になれるってありがたいことだなぁと思う。夢中というかやることがありすぎるだけなのかもしれないけど。

お金に感謝します。なぜなら、必要な支払いを無事に済ませてくれたからです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

読書できた時間に感謝します。なぜなら、本を読んでワクワクすることが出来たからです。

本に感謝します。なぜなら、おもしろい内容に触れられたからです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

周りの環境に感謝します。なぜなら、気持ちよく一日を過ごせるからです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

仕事に感謝します。なぜなら、毎日を充実させてくれて、素敵な仲間にも出会えた場所だからです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

今日の気候に感謝します。なぜなら、晴れていて思ったよりも寒くなかったです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

コピー機に感謝します。なぜなら、コピーやファックスは仕事を進めるのに不可欠だからです。助かっています。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

posに感謝します。なぜなら、会社のために一番活躍するものだからです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

仕事始め

今日から本格的に仕事始めだったが会社に向かう途中行きたくない衝動にかられて泣きそうになった。
いやがる足を引きずりながら会社へ向かう。

今日は、ザ・マジック六日目の実習を実行した。仕事に関して感謝することを見つけるという実習だけど、つい仕事に集中してしまって探すのを忘れてしまった。2、3コぐらいしかありがとう言ってない。なので明日も同じ実習をすることにします。


お母さんに感謝します。なぜなら、家族のためにいつも頑張ってくれているからです。おかげでわたしは自由なことができて本当に感謝します。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

お金に感謝します。なぜなら、日に日に貯金が増えています。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

衣服に感謝します。なぜなら、寒くても外に出られるからです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

ストーブに感謝します。なぜなら、寒さを暖めてくれて快適に過ごせるからです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

仕事に感謝。なぜなら、お金を稼がせてもらえているからです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

仕事仲間に感謝。わたしがやらなきゃ！と思っていたことを代わりにやってくれたからです。とても助かりました。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

主任に感謝。事務所のトイレをキレイにしてくれました。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

酸素に感謝します。息が出来て私たち生きていられるからです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

目に感謝します。なぜなら、目が見えるから体をコントロール出来て、重要な役割を果たしてくれているからです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

脚に感謝します。なぜなら、自分の力で歩いて移動できるからです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

お化粧に感謝します。なぜなら、普段のわたしをより可愛くしてくれるからです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。


今日一番の感謝。仕事仲間に感謝！わたしが思ってたことをやってくれてありがとう!!!!!!!

凶!!!!!!!

今日早起きできたことに感謝します。なぜなら、一日が充実感に恵まれていたからです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

早起きの恩恵に気づけたことに感謝します。なぜなら、一日が長く感じられるからです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

会社の新年研修に感謝します。なぜなら、少し楽しかったからです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

お昼経費で食べれたことに感謝します。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

抹茶パフェも経費で食べれたことに感謝します。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

研修の帰りに神社参拝行けたことに感謝します。なぜならおみくじを引いてわいわい出来たからです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

呼吸ができることに感謝します。なぜなら、おかげで体が活動できるからです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

怪我が日に日に治ることに感謝します。なぜなら、からだが勝手に治してくれることは素晴らしくてありがたいことだからです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

空がキレイだったことに感謝します。なぜなら、そのことに感動できることは幸せなことなんだなって実感したからです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

引き受けたくないと思う人が多い事を、引き受けてくれた人がいたことに感謝します。なぜなら、自分が緊張しなくてすんだし、他の人も助かったからです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

ちなみにおみくじは「凶」だった。一緒に引きに行った先輩が「わたしおみくじ連続で凶を三回引いたんだ。また出たらやだな」って何回も話してて意識してしまったのか凶を引き寄せてしまった。しかし話してた先輩は小吉かなんかが出てた。どういう事なんだ。
でも凶はあがるしかないからいいんだよって教えてもらったのでこれも良しとする。

生きていること

今日もテレビに感謝します。いっぱい笑えました。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

テレビ番組を作ってくれるすべての人たちに感謝します。楽しませてくれるからです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

今日、永遠の０を観に行ってきた。途中から涙が止まらなかった。久しぶりにあんな泣いたので、心からマイナスのエネルギーが涙と一緒に全部流れてしまったのではないかと思うほどだった。それにしたって岡田くんはイケメンすぎた。
映画に感謝します。なぜなら、大事なことに改めて気づけたからです。感性が磨かれたからです。思いきり泣けたからです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

映画に関わったすべての人に感謝します。なぜなら、この素敵な映画を見ることができたからです。

目に感謝します。なぜなら、目があるからテレビを面白く感じたり、映画を見て感動したり、絵を描いたりすることが出来るからです。ときには、なにかを見て憧れて自分の可能性が広がることにも繋がるからです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

生まれてきたことに感謝します。なぜなら、この素晴らしい人生を体験することが出来るのだから。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

お父さんとお母さんに感謝します。なぜなら、二人がいなかったらわたしはいないからです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

お父さんとお母さんが出会えた奇跡に感謝します。なぜなら、二人が出会えなかったら私たち家族も存在しないからです。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

誕生日を祝ってくれる人がそばにいることに感謝します。ありがとう、ありがとう、ありがとう。