中小企業診断士は、1次、2次試験、経営診断を3社行う実務補習を経て、経済産業省に登録される。合格率は毎年4~5%程度と厳しい関門を通らなければならない。
私は、毎年実務補習指導員の委嘱を中小企業診断協会東京支部から受けている。本年3社の診断の指導に当たる。
メンバーは、26歳から60歳までの6名である。年々合格者は若返っている。私が資格を得たのは、51歳の時であった。彼らの現在の業種は、金融業、製造業、サービス業など多岐にわたる。これらのメンバー6名でグループ活動を行う。診断は、人間ドックと同じように経営の各分野について、問診に当たる質問、ヒアリング、経営環境分析、財務分析等から課題と解決策の提案を行う。
今回、診断にご協力いただいた企業は、次の3社である。これらの企業は、3~5年前一度診断に協力いただいた企業である。どのように経営が改善されているか関心が高い。
・半導体、液晶設備などの多品種少量生産の部品加工業
・Web・情報サービス業(横浜市)
・化粧品などの量産設備設計・製造業
経営診断は、自分の健康状態をチェックする人間ドックと同じものだ。気づいている悪さをそのまま放置しておくと、悪化が進み、外科手術と同じようにリストラを行わなければならなくなる。悪さに気づかない自覚症状がなくても、診断によって潜在化している問題を見つけ、改善策を提案できる。
定期的に、経営診断を実施しているので、関心有る経営者は問い合わせいただきたい。経営総合診断は、過去40社ほど実施している。ホームページを参照下さい。
ムゲン経営研究所 中小企業診断士 特級機械技能士 中小製造業の経営革新
田中 義二 tanaka@mgein.com