北山・京の鄙の里・田舎暮らし

北山、京の北に拡がる山々、その山里での生活を楽しんでいます。

長老ケ岳へ登った

2009-09-08 22:28:07 | 山・峠・街道
京都府で7番目に高い標高 916.9m、丹波地方の雄峰、長老山(長老ケ岳)へ登った。今月このブログで毎回コメントを頂いている道草さんなどと登ることになった。道草さんのブログで案内しますよ、と書いた。とはいうものの実は未だ登ったことはなかった。麓の大野の人達から話を聞くと簡単だという印象を持っていた。でも自分で実際に登っておかないと案内なんて出来ないし我が責任感が許さない。明日は我が休日だ、よし行こう。しかし女性の脚ならどうだろう、と考え我が同級生の紀ちゃんに同行を頼んだ。

この山に登るにはいろいろなルートがあり、恐らく一番良く利用されているのが、和知の仏主からのルートであろう。また音海からのルートもあるようである。近畿自然歩道が上林~仏主~仏主峠~川谷~大野~~~と通っているので、今回登るルートも標識も完備しているはずだから大丈夫と気軽に思っていた。

7日朝、車で美山町大野の三埜、川谷集落を目指す。ゼミナールハウス友の会会長の東慧さんが大野在住のため事前に車を駐めるスポットを聞いておいた。川谷の菅原神社前を左折、川谷の集落を通り西谷林道沿いにある浄水場前の空き地に車を駐めた。東さんの助言に従い、車に長老登山中の紙を置いておいた。

西谷の林道の入口は鎖があるが下げられている。ここにある標識では頂上まで3.4kmとのこと。舗装された林道を登り始めるが割と傾斜がある。最近長距離の登り経験が少ないので、久しぶりの登山気分が味わえそうだ。途中紀ちゃんが、ここまで田圃があったんとちがう、というから眼を向けると、林道の左右に立派に育った杉林は段々畑になっていた様相が見てとれる。昔はこんな山の中まで田を耕してお米を作っていたのだろう。でも戦後木を植える方がお金になるということで植林されたのだろう。その木は立派に育って目の前にある。しかしこの木を切って売れば今いくらになるのだろう。

傍の清き流れの渓流を愛でながら林道を1km弱歩くと、ようやく分岐に到着。近畿自然歩道の標識がある。林道は谷を渡って左に延びているが標識はここから谷沿いに進めという。

標識


うん?標識が示すルートを見ると確かに道らしき姿はあるがその先には切り倒された木が横たわっている。ほんまかいな?と不安になりながらも進まざるを得ない。先に行けば道も開けるか、とも思っていたが行けども行けども倒木や切り倒された木を踏み越えながら谷の左岸を上る。毎年大野の人達が登山を楽しまれると聞いたがこんなルートをとられるはずはなかろう、どうもおかしいと思い東さんに電話してみるが、どこを歩いているか先方も理解しがたいのであろう、要領を得ない答えが返ってくる。9月17日には美山・大野の人達が恒例の登山をされるというのにこんなルート歩かはりまんのか~、なんて感情的に話してしまう。昔ジョーラク峠から道無き道を下ったことを思い出しながら、また同行してくれた紀ちゃんには「変な所へ連れてきたって怒るなよ」となだめながらも、え~いこれ位の谷なら稜線近くまで登ればなんとかなるさ、とそのままつき進んだ。更に途中電話が入り9月10月のゼミの西の鯖街道歩きについて小畑先生に報告と打合せしている間に紀ちゃんが先に行き、ゆったりとしている。東さんが言われていた栃の木がある所に出たのだ。やっとルートに出て一安心。

ここからは谷を離れ斜面をと九十九折りの道を上り稜線へと上るはず。大きな栃の木が何本か続く。立派な木の下で見た栃の実。殻が空いているのがあるが熊が開けたのかしら。飛び出した栃の実は栗の姿に似ている。それにしても立派な栃の木が谷沿いに何本か立っている。途中蜂が飛んできた。刺激しないように何とかやり過ごす。今後山行の時に蜂に刺されたときの為にリュックにはアンモニア液を入れとかんといかんな。


栃の実



立派に育った杉の木の間を右に左に曲がりながら登っていく。杉は樹齢60-70年の立派なものだ。間伐も行き届いている。この九十九折れの坂登りも前半は立派な杉林中を歩き、目の前に大きな岩があるところを越えると雑木林の中を歩く道に変わっていく。

杉林を行く道



自然林の中を歩くのは気持ちが良いもの。ゆっくりゆっくり歩くと漸く稜線に出た。きれいな木々に囲まれて展望はきかないが所々長老の頂上らしき姿が垣間見られた。まだかなり歩かなければいけんなあ、あまり先を見ないのが登りの心構えだ。自然林に囲まれた稜線歩きは気分を楽しむ方がいい。坂を登っているときはなかったそよ風が優しく肌を撫でてくれる。毎年、麓の大野地区の人達が長老登山を楽しまれていて今年の為に準備された休憩スポットに旗を立てておられるところで我々も小休止しお握りなどを食べた。


自然林のトンネル歩きは最高の山歩き気分



稜線を歩いていると東さんから電話が入る。そこは歩きやすいよ、頂上手前がかなり急な登りがある、とのアドバイスをいただく。下界は暑いですかと聞くと、暑いよ~、とのこと。32℃位になっていたようである。我々は身体の熱さはあれどまた汗はかけど気持良き山歩きだ。すぐ和知の山の家から来るルートとの三叉路の標識に会う。仏主峠はここを和知側に行くのだろうが今回はパス。これからはアップダウンを繰り返しながらの稜線歩きだ。ず~と自然林の中を歩くが、面白いことに西側、日本海側の林の木は普通に立っているが東側、美山側の木々は根元が地面に這っている。日本海側からの風で雪が東側に吹かれるので東側の方に雪が溜まりその重さのためだろうか。

途中仏主側から登ってきている立派に舗装された林道の所へ出る。休憩所もあり、また立派な石造りの記念碑みたいなのが建てられている。正面へ行くも何も書かれていない。山頂の説明に「平安期山頂付近には密教寺院100余寺があったと言われるある霊山だったが、中世に和知荘に移されたという。第二休憩所にある仏舎利塔はその記念碑」と案内されていた。

小休止後左に標識がぶら下がっているルートをとるが、ここから長老の頂上への急登が始まる。途中滑りやすい急な坂を登っていると色付いた葉っぱが所々落ちていて、林はまだ緑の様相だが秋が始まっているのが感じられる。しかしこの登りはなかなかのものである。15分程急な坂を登ると漸く山頂だ。何やらいろいろ塔や柱が立てられたり、休憩所まである。雨の日などこの屋根付きの休憩所は有り難いことだろうと思う。

見晴らしはほぼ360度。ただ空の様子は北の方角がどうも曇り気味、しかも見通しが余り良くなく残念ながら日本海は見えなかった。頭巾山はハッキリ見えたが八ヶ峰方面は木々に隠されている。比良山系も見えるそうだがどうもハッキリしなかった。若狭富士の青葉山の姿が見たかったのだが残念ながら見えず。

山頂のすぐ傍にブルドーザーが2台駐まっていた。何の工事だろうと看板を見に行くとどうもアンテナを立てる工事の様である。頂上南西下にはパラボラアンテナは既に2本立てられている。

ここで半時間以上ポケ~とすごしたろうか、登ってきた道は滑りやすそうだったので階段を下り林道を利用して第二休憩所から登ってきた林の中に入り元来た道を下る。やはり下りは早い。途中見かけた風景写真が次の3枚;

イワカガミ (春はいいだろうなあ)


キツネの尻尾(この花は始めて見た)


リスの彫刻(チェーンソーアートであろう、なかなか粋なもんだ。)


平安時代には山頂付近に100余寺があったという。現在里にあるような寺ではなかろうが、昔のお坊さんの修業の世界は今に比べると大変なものだったのだろうなあ。我が甥の聡君は山岳寺院に興味を持っているという。我が地元にもいろいろとあるので情報交換しながら一緒に訪ねてみたい気もしてきた。

今回のルート地図は次の通りである。道無き道を歩かされた訳は下って分かった。大きな栃の木を過ごすと谷橋が架けられている。そこからは西谷の林道へと続く少し小さな新しい林道がつくられていた。
結論はこうだ。登るとき、近畿自然歩道の標識に従わずにそこから林道を更に100msほど進むと長老山と案内された小さな看板があるのでそこを登ればいい。しかし、これは案内不足である。近畿自然歩道の案内がその後の森林伐採などで道が無くなってしまったのであろう。上に案内板を書かれるのなら、ここは行けないよという表示はして欲しかったなあと残念に思う。案内板だけに従うような山歩きはしたくないが、あの標識のままでは我が同じ経験をされる人もあろうと思うと心配だ。地図に○をつけたのが下ったルートで、Xをつけたルートが登ったルート。

長老地図


今回の登山の標高差は約600msであり北山としてはなかなかのものである。ゆっくり歩けばどうって事もないが登りが続くのは登山の気分にさせてくれる。稜線歩きは最高だった。秋に歩けば最高だろうなあ。また山頂からの見晴らしが良いときの素晴らしさも想像できた。

菅原道真の子秀才にまつわる伝説、慶能法師云々の話が残る菅原神社、また長老山にあった仏像が麓の行福寺にあるとか、仏主から死児を抱えながら峠を越えて大野の岩江戸に来ていた江戸幕府の直属奉行に直訴に及んだお紺の話、更に京焼の祖たる野々村仁清生誕の地など興味深い話が麓にある。これは機会があれば紹介したいと思っている。

府道の手前まで帰ってくると既に稲刈りの済んだ田圃に稲木が建てられ刈り取られた稲が干されていた。今黄金色に彩られ始めた田ももう2週間も立たない間に刈り取られることであろう。


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13 コメント

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ありがとうございます (徘徊堂)
2009-09-09 13:52:20
 流石に名山、美しい道が続くようで楽しみです。上林と聞いて、「おっ!」とも思いました。3月に上林川に沿った道を走って国宝の仁王門を見に行ったことを思いだしたからです。その時に、必ず長老ヶ岳を見ているはずです。美山や綾部の山々は、まだまだ未知の世界です。今回の登山、懇切丁寧な下調べを伴う計画、本当にありがとうございます。
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ご厚意痛み入ります。 (道草)
2009-09-09 15:23:20
長老ヶ岳が初登山だとは意外でしたが、丁寧な下見をされたmfujinoさんのご厚意・責任感に深く感謝申し上げます。しかも、ご学友までご同行して頂き、重ね重ね御礼申し上げます。ここまで熱意あるご配慮をして頂きましたら、自信が無いからなどと抽象的な理由で辞退を申し出ておられる人も、必ずや考え直されることと思います。私の交友範囲に、人の情の理解出来ぬ人など存在しないはずですから。
それにしても、長老ヶ岳への登山路は、美山側からが唯一の残された自然道でしょうか。和知側からは工事道路が頂上直下まで開通し、まるで風情が消滅して終いました。
今日は曇り空ながら涼しい一日となりました。9月も下旬となれば、山は秋が加速することでしょう。誰しも心が動くはずです。楽しみが増えました。
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若丹国境尾根はやはり素晴らしかったです。 (mfujino)
2009-09-10 00:04:23
徘徊堂さま、 長老山(正しくは長老ケ岳ですが、美山の人はこう呼ぶようですね)は確かに丹波の雄たる風格はありました。ただ、写真は綺麗な道を載せましたが、私が辿った道無き道部分の歩きは登山の楽しみとは程遠いものでありました。それと殆ど登りが続きます。当たり前のことですが。下見に行って良かったと思っています。でないとあの倒木を跨いで道を探しながらの不安な登りを皆さんと一緒に経験した可能性がありました。登りの無いのは九十九折りの道を登り切って三叉路までだけでして、三叉路を過ぎてからの稜線歩きはアップダウンの連続でしかも足下は決して良くありません。山頂目前の急登はかなりのものでした。
私も美山などの山はまだまだ登っていません。しかし今回の長老山頂上からの展望は八ガ峰のそれを思い出させてくれましたし、若丹国境尾根の素晴らしさを再認識しました。次なる目標は頭巾山になるでしょうか。
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秋がやって来ました (mfujino)
2009-09-10 00:04:55
道草さま、 付いていきますならいざ知らず、案内しますと大見得を切った以上事前に経験しておくのは当然と考えていますのでそんなにご丁寧に感謝されるとどこかがこそばいと言っているようです。
和知側からは正に頂上直下まで舗装された林道が来ていますね。林道入口には鎖のゲートがあるのではと思っていましたがどうもゲートは無いようです。ただ和知側からも近畿自然歩道を歩いて仏主峠へと登る道は林道では無いと思います。それと音海からのルートも林道とは関係なさそうだと思います。
今日は涼しかったですね。午前中は海老坂峠を越えるルートの整備下見に南丹市の関係者と歩きました。倒木などを処理していただけますので有り難いことです。涼しかったので少し汗をかく程度で済みました。また夜になると半袖シャツの制服で(今夜は11時前まで勤務でした)外へ出ると寒さを感じましたね。秋が一気にやって来た様です。あちこちの田圃にコンバインが入り黄金色の田の数が減り始めました。11月頃から色づき始める山の変化も楽しみです。

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心の切り替えと植物 (鎌倉街道)
2009-09-11 11:42:25
少しご無沙汰をしてしまいました。
鎌倉でも毎週の歩きが始まりました。が、今月はどうも気が乗らないのでパスしてます。楽しくない京都との往復に少々心身が参っているようです。でも、芦生研究林のHPは時々開いて植物に癒されていました。
今回の「キツネの尻尾」、「何故キツネなの?」。風に揺れていたら楽しい風景でしょうね。リスも映されている面から見ますと愛らしいですね。

リス、ハクビシン、アライグマ、狸 時々我が家にやってきます。
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気分転換 (mfujino)
2009-09-11 21:06:46
鎌倉街道さま、 こんばんは。お元気そうで一安心しました。京都との往復が続くのでしょうか。
そうですね、植物は心を癒してくれますね。それも自然の中で見るのがいいです。
キツネの尻尾ですけど、あのお重などに入ってる料理の飾りをそう読んでましたけど違いますかしら。ちょっと調べてみます。
リスはどこから見ても可愛いと思いますけど、、、我が職場でも見ることがあります。あのチェーンソウアート、下にもウサギのがありました。でもこっちの出来はどうもいまいちでした。タヌキ、リス、アライグマ、それにハクビシンもこちらでもよく出てくるそうです。一番悪さをするのがアライグマの様です。猿も出て来ます。鹿はもう増えすぎでございます。最近は熊君の出没情報は少なくなってますが今年の秋はどうでしょうね。
何か書けば気分転換になるかもしれません。またコメント下さい。
私の大阪時代の気分転換法は、長距離を歩くこと、でした。週末に少ししんどい思いをしつつ自然の中を長時間歩くことでした。そうすると仕事も何もかも忘れることが出来ました。ですから鎌倉街道さまも気分が乗らなくても歩きの例会の出られたら如何でしょうか。気分が乗ってくるかもしれません。心地よい疲れを求めてみて下さい。
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長老登山の話色々 (mfujino)
2009-09-12 03:06:53
道草さまから;
>長老ヶ岳への登山路は、美山側からが唯一の残された自然道でしょうか。
との質問がありましたが、今日既に書いたルート以外に、美山の大野・樫原からのルートもあるとの話を聞きました。中川泰夫さんがよく登っておられる様で割と楽なコースだということですが。よく登っておられる人から楽だと言われてもそのまま素直に聞けるかは別の話ですけれど、、
中川さんは先日京都新聞の「窓」に投稿され、元気であればこそ、、、今年も9/17に登ると書いておられましたが、よく登られるようで長老登山をリードされているそうです。毎年9月17日にみんなで登られることは既に書きましたが、今年は60数名だったかしら、が登られるそうです。
昔は美山中学校の生徒が麓まで走り長老へ登るという往復登山マラソンを毎年行っていたそうですが、熊が出だしてからこの行事も無くなったとのこと。これはなかなかハードなマラソンですね。
また今までの最速登頂記録は20数分とのこと話も聞きました。30歳代の人の記録の様ですが、まさに駆け上がられたのでしょうね。
また昔、長老山にはスキー場もあったそうで遭難騒ぎもあったとのことなど色々な話を聞きました。大阪の金剛山へは毎朝登って何千回登ったという記録ボードもありますし、全国の山にはこれに類した話も聞きます。
また長老には昔多くの寺院があったそうですが、山は人を鍛えてくれるものがあるのでしょう。
まさに地元の雄峰なのでしょう。
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さすがは名ガイド (道草)
2009-09-12 07:23:51
色々と調べて頂き有難うございます。私などは、昔から地元の長老ヶ岳の名前は聞いているものの、若かりし頃は他の地域の山ばかりに目を向けていました。「長老」と称する酒も古くから名称は聞きますが、まだ飲んだことはありません。酒通の徘徊堂さんなら、既にご経験済みでしょうけど。
冗談はさて置き、林道が通じたとは言え、古い登山路は今でも保存されているようですネ。そして、山を愛する人達も多勢居られるようです。やはり魅力のある山なのでしょう。
下記は2度目の長老ヶ岳行きで、「窓」に掲載されたものです。スペースを取って申し訳ありません。読み飛ばして下さい。500時限定ですから不十分な内容です。数字は縦書きのため漢数字です。

「ほろ苦き登山」   02.09.24.

連休を利用して、旧友と山陰沿線の長老ケ岳へ登った。目的は、四十五年前の登山の再現である。標高九一六・九メートル。京都府下に九OOメートルを越す山は十山あるが、長老は九番目とか。和知町と美山町の境界に立つ丹波の名峰である。
ただ、今回は登山とは名ばかり。仏主から頂上の直下まで車で行き、最後の数十メートルを這うようにして歩いた。昔は、上乙見から二時間ばかり掛けて歩いて登った。あのとき、途中の在所には、かやぶき屋根の家が点在していたが。
山頂の気温は肌寒いほどだった。あいにくの曇り空でも、はるかに若狭湾が望めた。空気が澄んでいれば、遠く白山が見えると前にも聞いていた。その望みは今回もはずれた。それでも、三六十度のパノラマ展望は、昔と変わらず雄大だった。
だが、現在は山頂付近まで車道が開通している。関電やDDIの鉄塔を設置した折の工事道らしい。私たちは、その道路を利用して簡単に登ってしまった。昔は歩くよりほかに手段はなかった。安易に目的がかなう今は、その喜びも少しほろ苦い。



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若丹国境尾根 (mfujino)
2009-09-12 20:25:52
道草さま、 私の上のコメントで触れました、美山中学の長老マラソンについてですが、中止になったのはどうも事故があったためらしいですね。大事ではなかった様ですが、学校側が今後のクレームを恐れられたのが原因のようです。今日も鯖街道補修整備の下見に行っていたのですが、その時のメンバーに昔走ったよ、という方がいらっしゃいました。常時10位以内の成績だったそうです。15日に中川さん(友の会の役員さん)から色々な話を聞き出したいですね。
今日行ったのは五波峠・棚野坂・堀越峠でしたが、午後は凄い雨でお昼頃に中止しました。植物や地学、河川などの自然環境に詳しい大阪の人と知り合いになれたのも嬉しい成果でした\(^o^)/
長老から、頭巾山・堀越峠・八ガ峰・五波峠・杉尾坂・三国峠と続く若丹国境尾根の道をもう少し気軽に歩けるように開発したい気持ちになりました。

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心揺れるままに・・・。 (ささ舟)
2009-09-13 10:46:47
 下見ご苦労さまでした。名ガイドmfujino さんのお心そのままの表れと感謝いたします。
写真を見せて頂いて、ホントのとこ苦しいのです。自分の体を忘れて、娘にも言われました。「無理せんといて」と、見かけ倒しの私の体を知っているのでしょう。それなのに、誘惑(失礼な言葉かも)に負けそうになります。杉木立の道も花の咲く道も自然林の道も素晴らしいですね。山の子のころ通った道・・・。
でも、>写真は綺麗な道を載せましたが、私が辿った道無き道部分の歩きは登山の楽しみとは程遠いものでありました。
そうですよね、ここを信じて、婆さんは諦めます。mfujinoさん、優しい紀ちゃんによろしくお伝え下さいませ。山ほどのお土産話お待ちしています。お世話さまでした。


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