帰ってから日記（１１）

１月５日（月）

＜この日のスケジュール＞
・北京経由で成田へ
・着後解散


イスラマバードの空港の入り口で
おもむろにスーツケースを広げ
買った品々を詰め込む日本人グループは
地元の人々の目を引いた

ここでお別れの現地ガイドを囲んで
「パ～キスタ～ン」
「ジンダーバード！」と
こぶしを挙げた日本人グループは
喜ばれるどころか完全にひかれてしまった

どちらも私たちのことである

空港内は里帰りから戻るパキスタニたちで混雑
知らない人から日本語で話しかけられ
ちょっとびっくり
そういえば行きの飛行機に乗ってたなあ
同じスケジュールなんだねえ

夕食ででたザクロがあまったので
空港で食べようと代表で運んだが
深夜のせいか思ったよりはけず
結局日本まで持ってきてしまった
両親のお腹に収まったけど大丈夫かなあ


ところで
うっかり買ってしまい
見せると一瞬うけるこれ
ただのナベしきかと思いきや


なんとフルーツ籠になっちゃう工芸品


買ったはいいけど意外に重いので
あちこちに見せびらかすこともできず
結局ずっと放置中
部屋の一角はそんなんばっかり・・・

愉快なパキスタニたち（１０）

パキスタン名物はいろいろあれど
一番たくさん写真に撮ったのは
デコデコの商業車両である

現地ガイドおススメポイントの
デコバスは凄かった

横から見ても

後ろから見ても

内部ですらデコりまくり

一番笑ったのはこれ

なぜ青いパンダのミニ傘・・・

もちろんトラックだって負けていない
もはやリーゼントヘアー

タイヤまで美しく

トラック野郎はメンテにも気合


トラクターだってデコトラだ


もちろんお土産でも買える
もっと小さかったら買うけどな


ちなみに自家用車はデコらないらしい
パキスタニたち愉快だけど謎・・・

帰ってから日記（１０）

ロータス・フォートには村人がたくさん住んでいます

１月４日（日）

＜この日のスケジュール＞
・イスラマバード市内観光
・ロータス・フォート
・ラーワルピンディーで買い物

一部の人はタキシラへ行ってしまった
二日目にカラチ博物館が閉館だとわかったとき
ツアーの人が「かわりにタキシラへ行けないか」
と、言っていたのでリクエストしたらしい

タキシラは北パキスタンのツアーには
必ず入っているガンダーラ遺跡だそうだが
今回はロータス・フォートが組まれているんだから
無理をいうこともないんじゃないかと思った

そんなにタキシラがいいのなら
最初から北パキスタンのツアーに参加すればいいのだ
でも彼女はそっちへ行ったからよし（笑）

それにしてもロータス・フォートは広かった！
しかも霧もすっかり晴れて暑かった！


そんな中ひたすら歩き


ひたすら降り


ひたすら上り


もう汗まみれ
夜飛行機に乗るために
日本仕様に着込んできたのが悔やまれた

その後長距離バスのターミナルで
笑えるバスを激写し


なぜか大道芸も堪能し


ナツメヤシを買うために
ラーワルピンディーを疾走し


最後の最後まで全力投球であった
どうしてS社は最終日まで過酷かなあ（笑）

旅行記（汗）

何気なくNHKをつけたら
インドの選挙の話をやっていた
支持者がやたらと
「ジンダーバード」というので
気づいた・・・
つか忘れたふりをしていたんだけど

パキスタンの旅行記終わってない・・・

そうよっ
そうなのよっ
あと２日分に＋αなのよっ

なんだか滞っちゃってねえ
核になるネタはちゃんとあるんだけど
どうにもまとまらなくって・・・

そうこうするうちに
もう半年経っちゃうじゃないか
まずいぞ

やらねば
記憶がどんどん薄れてしまう
ん～

とりあえず今日は寝よう

愉快なパキスタニたち（９）

イスラマバードのホテルで
ドアマンの写真を撮っていたら

ふと視線を感じた

振り返るとガードマンが
切ない顔をして見つめているので
「撮る？」と聞いたら大きく頷いた


きっといつもドアマンばかり注目されて
淋しかったんだろうなあ
自分の写真も撮られたかったに違いない

そのわりに笑顔じゃないんだけど
緊張してるんだろうか
真剣な顔の方がカッコイイのだろうか

豆の屋台のおっちゃんも怖い顔だ


写真を撮るのも撮られるのも
大好きだと思われるパキスタニたち
笑顔でピースなんて日はくるのかなあ

帰ってから日記（９）

なぜか「インド」の記述のないラホール博物館の地図

１月３日（土）

＜この日のスケジュール＞
・ラホール博物館
・バスでイスラマバードへ
・ケウラ塩鉱山


「地球の○き方・パキスタン」に
ケウラ塩鉱山は載っていない
ためしに「ケウラ塩鉱山　パキスタン」で
検索してみると最上段はS社の記事で次は私の旅行記だ（笑）

添乗員Nさんのレポートによれば
ケウラ塩鉱山はアレクサンダー大王軍に発見され
イギリスの支配下で大きくなり
今ではパキスタン人に人気の観光地だそうだ

トロッコ列車で中に入り

塩で出来たモスクやタワーを見学する

いかにもな塩の盛り上がりもあれば

マーブル状の美しい壁もある


「ホントにしょっぱいかなめてみていいですよ」
と、現地ガイドに言われたので
「それでは」とさっそくべろ～ん
するとすかさず
「こうやって壁はツルツルになるんです」
やられた～ネタかい～～（笑）

見学の最終地点にはカフェもあるんだけど

なぜか貝で出来た写真立てばっかり売っていた
岩塩関連の製品だったら即買いするのに
商売っ気がないのか協定でもあるのか・・・

ちなみに土産物屋はチケット売り場の近くと
山を降りたところの通りに何軒かあったけど
日も暮れ更に停電に見舞われ真っ暗で
懐中電灯での買い物となってしまった


料理用の岩塩と
ピンクの岩塩の塊を少々
せめて明るければネタ満載になったはず

ラホールでも私たちが到着した途端に落ちたが
今回のツアーは天気も電気もついてなかったなあ
ガイドによれば「インドのせい」らしいけど

愉快なパキスタニたち（８）

今回も絵葉書はたくさん買った

モヘンジョダロで発掘された神官像
（本物はカラチ博物館にある）とか

教科書で見たような断食するブッダ像
（ラホール博物館で実物は見た）とかの
ガイドブックにも載ってる系もあれば


名物デコトラや

いかにもなラクダたちの観光客向け系もあるし


シンド州の民族舞踊をはじめとする
人々の暮らし系もあった
（お気に入りはそのうち別館にアップする予定）


そんななか
非常に気になりつい買っちゃう系なのが
ラホールの謎のフェスティバル絵葉書

なぜ凧揚げなのかも気になるが
一人だけ満面の笑みでカメラ目線なのは
もっと気になる（笑）

さらに
子ども達のこの仮装は何！？


こんな魅力的な絵葉書だが
どこでも手に入ったわけではない
モヘンジョダロの露店と
ラホール、イスラマバードの同系列のホテルのショップと
ラホール博物館の隣の本屋のみ
スケジュールがタイトで探す暇もなかったし

ラホール博物館のは一枚１０ルピーで
一番安かったけどずっと外にある分埃っぽい
ホテルの雑貨屋は綺麗だけど３０ルピーもして
しかも店のおっさんがとても感じ悪かった

同じホテルの本屋さんのは２０ルピーで
店のお兄さんもシャイで親切だったので
絵葉書買うなら本屋さんあってことかな

愉快なパキスタニたち（７）

「パ～キ～スタ～ンと言われたら
　ジンダーバードとこぶしを挙げてください
　ではいきますよ～
　パ～キ～スタ～ン！」
「ジンダーバード（万歳）！」

バスの中でフラッグセレモニーのための
練習を何度か声を揃えてやった
インド側には人数で負けているので
皆で応援しましょう、と添乗員Nさんが言ったのだ


ラホールから車で３０分ほどのワガ国境では
毎日日没時に両国の国旗降納式が行われている
観客スタンドが作られていて
地元の人が応援合戦を繰り広げるのだとか

パキスタン側は気合が入っている
背の高いイケメン軍人を揃えているのだ
軍服も黒で強さをアピールしている
足をこれでもかと高くあげてポーズを決める


国旗のシャツを着た盛り上げ隊の中でも
名物なのがこのおじいちゃん


しばらく姿を見せなかったときは
皆が本気で心配したそうだ


放送もガンガンかかり
盛り上げ隊も走り回り
軍人たちは見栄を切り
私たちもこぶしを挙げて叫ぶ

ただ応援フレーズはもちろん
「ジンダーバード！」だけではなく
「アッラー○△☆※・・・・」とか
様々なバリエーションがあり難しかった

両国兵士がスルスルと国旗を降ろし

セレモニーもクライマックス


熱狂の中つつがなく式は終了し
イケメン軍人との写真タイムまであった
私は盛り上げ隊のおじいちゃんと撮りたくてダッシュ！
「パ～キ～スタ～ン！」「ジンダーバード！」と
こぶしを挙げた素敵なツーショット写真撮れた♪

国境で軍人と写真を撮る
地元の人とも撮る
インドとの国境でこんなことができるなんて
ちょっとは平和になったのかな

帰ってから日記（８）

バードシャヒ・モスクにて

１月２日（金）

＜この日のスケジュール＞
・ラホール・フォート
・バードシャヒ・モスク
・シャリマール庭園
・ワガ国境のフラッグセレモニー


昼食に珍しく中華料理を食べていたら
おなかが微妙に動いている気がした
「もしや」と思ってトイレにいったが
気のせいのようだった

世界遺産のシャリマール庭園に入って
ちょっとぐるっとなったので
現地ガイドに「後でトイレね」と
念のために言っておいた

が

夏に来たらさぞ涼しげだろうという
こんなものを見ていたら

・・・来た・・・っ！

ゲーリー襲来である
こんな急降下は初めてで焦る
切羽詰っている旨現地ガイドに伝え
現地ガイドもどこのトイレが一番近いか
咄嗟にはわからなくて焦る

ひょえ～～～
もうダメかも
絶体絶命のピ～～～ンチ
イヤな汗がでてきたよぅ

でもアッラーは私を見捨てなかった
すんでのところで有料トイレ発見！
ふう～～～～～間一髪である

どんどん食欲が落ちていて
固形物なんてほとんど食べてないのに
出るわ出るわ（ビロウな話ですみません）

一体何が原因だろう
午前中おっちゃんがくれた生ココナツか？


３時間かけて会いに来た
添乗員Nさんの友達一家に勧められて
ちょびっとなめた地元のスナックか？
さっきの中華の油か？それとも昨日の脳みそ？

危機を脱してふと我に返ると
トイレが大変なことになっていた
インドと同じしゃがむタイプの便器だが
サイズが合わないのか角度が悪いのか
ゲーリーなブツが後ろに・・・

水を何度も何度もかけ流し
第二の危機を脱して出てきたら
ずっと待っていたらしい地元の親子に
睨まれてしまった

なにはともあれ無事（？）バスに戻ると
「大変だったね」と言われてしまった
何と現地ガイドの説明マイクがオンのままで
私の緊急事態が全員のイヤホンガイドを通して
生中継されていたらしい（汗）

恥ずかしいやら気まずいやら
私のにはマイクはついていないので
リアルな音は伝わっていないのが
せめてもの救いであった・・・

教訓：ゴーサインがでちゃってから
　　　スト○パ飲んでももう遅い

愉快なパキスタニたち（６）

ハラッパーに向かう道に
人がたくさん集まっていた
家畜を扱う青空市場があるらしい

ロバが毛をかられていたりしたけど


人が多すぎて身動きもままならない


動物の写真なんてほとんどない
正面も両脇も振り返っても人・人・人
しかもみんなカメラ目線だ

荷車に乗った渋いおっちゃんも


ポーズを決めたおにいちゃんも


回りの人々も皆こっちを向いていて怖い・・・（笑）