ビバ！ボリビア

ボリビアでは
バスを降りたら待ちかまえる物売りと戦うことも
「チーノ（中国人）」と指さされることもなく
民族衣装を着て写真を強要しにくる人も
人のことを勝手に写メる人もおらず
とっても気楽な時を過ごした

立ち寄る先で土産物屋もあまりなく
「売ってくれてありがとう」な気持ちになり
「写真撮ってもいい？」と聞くとかなりの確率で断られ
村人に囲まれて身動きできないということもなく
とってものんびりしていた

隣のペルーって観光大国なのね
遺跡と土産物屋の記憶しかないや～
柄とかはアンデスな感じで似ているのに
雰囲気は全然違うんだねえ

行って帰ってくるのに時間はかかるけど
南米は楽しい！
ティワナク遺跡で「ビバ！ボリビア！」と叫び
現地ガイドに「イエ～！」とノッてもらった
ビールも美味しく飲めるしな（笑）



ボリビア旅行記終了です
やっときちんと（？）更新できるようになりました
勢いで次回からは
今更ながらコロンビア編の予定です

帰ってから日記（１０）

１月３日（月）

＜この日のスケジュール＞

・成田に着後解散


ロスアンゼルスは２日の朝だったのに
成田に戻ったら３日の午後
往きは２５日の午後に出て
２５日の早朝に着いたのでプラマイ０だけど
やっぱりヘンな感じ

ちなみに日本との時差は
ロスアンゼルスー１７時間
リマー１４時間
ボリビアー１３時間　である

ところで
ラパスの空港で買ったチョコレートは
ちっとも膨らんでなかった


標高の高いところ作られたものは
最初から膨らんでないんだ～
ホテルの人とかドライバーに○っとっとをあげたけど
もしかして風船みたいになっているのは
不気味だったのかしら・・・

それならもしかしてボリビア製品は
低地に降りると真空パックみたいになる？
「なる」「ならない」と意見が分かれたが




・・・なった！


ただし
なったのは４つのうち１つだけ

基本的にどこかしら空気が漏れてるらしい（笑）

高地実験はまだまだ奥が深そうだ
次の高地はどこだ！

帰ってから日記（９）

１月２日（日）

＜この日のスケジュール＞

・リマからロスアンゼルス経由で成田へ


乗り継ぎに７時間もあるとヒマだ
朝早くから観光していたので
夜中の便を待つのはぐったり

往きに目星をつけておいたリマの免税店で

パッケージにマチュピチュの絵が描かれている
チョコレートの新製品と
SUDOKUのブラックベルトを買ってみる
おつりは相変わらず飴であった

ビミョーにツボをはずしまくる
マッサージを受け
往きに飲み損ねたクスケーニャを飲む

おっとっ○ももうペッタンコだ

搭乗までウダウダとピスコサワーを飲んで
飛行機に乗った途端に爆睡
晩ご飯に気付かずビールを飲み損ねた（笑）

ロスアンゼルス空港ではそんなに時間はなかったけど
どうしても食べたかったものがあったので頑張る
往きの大韓航空で見たショートフィルムの
「麺ロード」に出てきたラグマンが非常に美味しそうで
絶対うどんを食べよう！と決意していたのであった

１０ドル近くしたけどフツー

免税店は激混みだったので何も買わず
とっとと搭乗口へ

往復日本人ＣＡに韓国語で話しかけられ
久しぶりに妙な気持になりながら
日本へと向かったのであった

コカ製品

ペルーを出るときに添乗員から
「コカは絶対持ち出さないでください」と
きつく言われた

コカの葉はもちろん
コカ茶などの関係商品もダメ
アメリカに入国できないから、と

ツアーだし
迷惑かけられないし
添乗員いい人だったし
アメリカと関わりたくなかったし
素直に言うことを聞いて
「コカはドラッグではない」Ｔシャツだけ買った

今回ボリビア旅行中
結局開けなかったコカキャンディー３袋と
ホテルのレストランでくすねたもらった
コカ茶のティーバッグ１つを勇気を出して
スーツケースに入れてみた

ラパスの空港の土産物屋で
チョコレートなどを買い込み

出国手続きを済ませた先にあった免税店で
思わず身もだえするコカ製品を発見！

コカ酒だあ～～～～

欲しい！欲しいぞぅ！
しかもパッケージもいい！
ミニチュアボトルの３本セットだ！

免税店で売っているのだから
問題ないじゃん～～～～

でも
アメリカ入国で難癖つけられたらヤだな

でもでも
これ絶対買い、だよな

ツアーの人としばし悩む

ミニチュアボトルだから
量的には手荷物でＯＫだ
手荷物はそれほど開けられないし
「液体の入ったビン」でもラベルまで読まれないし

スーツケースに入れておいて
勝手に開けられて抜かれるより
手荷物の方が無事な確率は高いぞ

もし手荷物検査でひっかかったら
その場で一気飲みしてやる～！
え～い買っちゃうぞぅ

免税店で散々うろうろした揚句
結局買うことに決めた頃には
搭乗ゲートがオープンし皆飛行機に乗ってしまった

免税店のお姉さんを急かし
大丈夫だからとなだめられ
禁断の「高地でダッシュ」をするハメに（笑）

ビリくらいの勢いながら
振り向きざま空港の写真まで撮り
ボリビアを後にしたのであった


その後
リマもＬＡも
拍子抜けするくらい何もなく
あんなに一人大騒ぎしたのが恥ずかしい程
ノ・プロブレマで日本に到着したその製品がこれ


とても嬉しかったので
しばらく眺めて過ごすことにした

豪雨で地滑り

ここ数週間続いた豪雨のため
ラパス南部で大規模な地滑りがおこり
４００棟もの家が倒壊したという

豪雨・・・
私が行ったときは
ボリビア１日目がちょっと曇り
２日目の昼にパラッとだけ降り
３日目には遠くの雷雨を見たくらいで
どんどん天気が良くなるという
いわゆる「異常気象」だった

お陰で「雨季の」ウユニ塩湖は
ど快晴となったわけだが
帰ってきたらずっとどしゃ降りだったんだね

ラパスは中心はもちろん
斜面にも家がびっしりで
よくもまあこんなところに家が建つもんだと
感心することしきりだった


低い土地ほど金持ちが住み
都会へ移ってきた人たちは
山の斜面をどんどん上へあがっていくのだ


ホテルから見える範囲でも
天気が悪ければ家並みが雲で隠れてしまう


そして同時に
地下水がどんどんしみ出てきており
ところどころ倒壊した家も見た

地盤がもともとゆるくなっている上に
空からの豪雨が続いては
それはもうひとたまりもないんだろう

極端すぎる天候の変化を異常気象というならば
その振り幅は年々大きく極端になっていく
自分の目で見た風景が無残に壊れてしまうのは
何倍も悲しいと思う

ペルーのアグアカリエンテス
インドのラダック
リビアは人の手によって・・・

人々が心穏やかに過ごせる日が
早く来ますように

ボリビア側から再び

「せっかくなのでチチカカ湖まで行って
　お昼ご飯を食べましょう」

ティワナク遺跡の見学が終わって
そう提案された
本来スケジュールにはなかったが
交渉成立したから、と

おお
チチカカ湖
地図で見ると近いのに
どうして寄らないのかと思ってたんだよ

もしガソリン値上げ騒ぎがなかったら
ツアー３日目ははティワナク遺跡の他
月の谷もラパス観光もおまけに
フォルクローレ観賞もする強行日程だったはず
しかも天気悪かったしね

スケジュール変更となり
お昼ご飯はお弁当になったおかげで
眩しいくらいのいい天気の中
うまいこといったわけである

チチカカ湖はペルーのツアーの時に行った

あちらがボリビアです、なんて言われて
「ヤッホー」とか手を振ったものだった

富士山の８合目で挫折し
高地には不安があった私が
意を決してチャレンジしたのがペルー

今にして思えばペルーはそんな高地ではない
チチカカ湖畔のプーノで軽い頭痛があり
パンパンのポテチの袋を撮り損ねたなんて
かわいらしい思い出の国だ

それが今や高地となると嬉々として
標高ドキュメント撮影道具を持ち歩く私

ビールだって全然ＯＫになってしまった（笑）

さすがにクルーズは無理だったが
ペルーまであと３キロ地点で


ラパスの日本料理屋さんが作ってくれた
完璧な日本のお弁当を呑気に食べ


道端に寝っ転がって
チチカカ湖をボリビア側からも堪能した


「雨季のウユニ塩湖を訪ねて」の締めくくりは
快晴のチチカカ湖だった・・・

元旦だからね・・・？

実はティワナク遺跡の見学は
危うく中止になるところだった

小さな博物館を最初に見て


いざ遺跡！と勇んで行ったら
なんと鍵が開いていないではないか
聞けば鍵番の人がまだ来てないと言う
大晦日のパーティーで夜更かししまだ起きてないと

元旦だからね、と納得している場合ではない
何しろガソリン値上げ騒ぎで
ティワナク遺跡の見学は後回しにされたのだから

どうして鍵持って帰るかな
合鍵とかないわけ？
暴れそうになったところへ
おじさんが糸のこを持ってきた

そして南京錠にあててキコキコ切り出したのである


って
おいっ
当たり前のように持ち出したところを見ると
鍵番が来ないのはよくあることなんだなっ？

文句は言っても
おじさんは一生懸命なので
とりあえず待つしかない

入り口の周りで
丸々としたカエルを発見し激写して少し和む



担当が代わってまだキコキコ


これ以上待たされると
フェンス乗り越えちゃうぞぅ

キコキコ

あとちょっとだ

って時に

お約束のように鍵登場・・・

８割方切れ目の入った南京錠であったが
あっさりと開けられてしまったのだった・・・
皆で大爆笑して入ったのはいうまでもない



いやあ
入れてホントによかった

帰ってから日記（８）

ティワナク遺跡の発掘は３０％程だそうだ

１月１日（土）

＜この日のスケジュール＞

・ティワナク観光
・飛行機でリマへ


ティワナクはボリビア最古のプレインカの遺跡である
標高は３９００ｍだけど
酷使されたおっと○とはお疲れのようだ（笑）


味わい深い橋を渡り遺跡内を見て回る


アカパナと呼ばれるピラミッド


モノリートといわれる石像


声が響くスピーカーのような穴


よくパンフレットに載ってる太陽の門


まだまだ謎は多い
発掘が進んでないまま放置されており
風雨に晒されて傷みがどんどん進んでいる

石組みの技術はインカに受け継がれたのだろう


半地下神殿前のおススメポイント

半地下神殿の壁には
たくさんの石の顔が埋め込まれていて
ちょっと不気味・・・

ウユニがメインのツアーのためか
時間的な制約があったせいか
まだよく解明されていない遺跡だからか
あんまり詳しく見て回れなかったのは残念

やっぱり石の遺跡が好きだ～～～

大晦日の夜

大晦日だけあって道が渋滞しており
チェックインの３０分後にはロビー集合
本当なら３日目の予定だった
フォルクローレ付きの夕食に行くためだ

いかにもな入り口のレストランで


初パッセーニャを飲んだ
ウユニで飲んでたウアリより薄いかな

こんなでっかいサンポーニャは初めて見た
低音用なんだね

ダンサーも登場
ミニスカに厚底ブーツってカルナバル仕様？

魔人も出てきたし・・・
何となくチベットっぽい気がするのは
高地つながりだからだろうか

衣裳替えしてきたダンサーにカモーンされ
席に戻るころには息も絶え絶え・・・
高地でのカモーンはきつかった

もう一つ別のグループは大分慣れていて
「ハクシュクダサイ」と言われてちょっとびっくり


その後Ｓ社恒例「ど○べえ」を
現地ガイド宅で食べることになり
招かれたお宅は強烈なまでにクリスマス

やっぱり気合いの入れ方が違う
ちなみに大統領のガソリン値上げ宣言は
この日撤回されたらしい

ツアーの３分の２は
カウントダウンの花火を見に出かけたけど
私は翌日のティワナク遺跡に全力投球したかったので
ホテルに戻ったけどそれでも寝たのは１時近く
部屋からでも花火はばっちり見られたし

標高３６５０ｍのラパスのホテル１１階にて
写真撮っただけで飲んでません（笑）

オルロのモニュメント

オルロはカルナバルで有名な町だそうだ
ブラジルはリオのカーニバル
ペルーはインカのインティ・ライミと並ぶ
南米三大祭りの一つで
こんなお面を被って「悪魔の踊り」を踊るという

（これはラパスのホテルに飾ってあったもの）

そんなオルロ町に魅力的な一角があった
通りに怪しげな像が並んでいる



そして中央には帽子・・・？

帽子を内側から見るといろんな絵柄になっている




帽子の前には
竜、蟻、蛙、そしてイグアナ？





楽しくてバスに戻るのが最後になってしまうくらい
くまなく写真を撮ってしまったけど
説明もなく「歩○方」にも載っていないので
よくわからない場所だった
何のモニュメントなんだろう・・・