今回は、2013年のパリ・ナンテール旅行記の続きで、パリ観光編の1回目だ。(前回の記事)
パリを訪れるのはこの時が2度目だったが、2度ともエッフェル塔やルーブル美術館などのメジャーな観光スポットには足を踏み入れなかった。だって、あんまり興味がないし、行列に並ぶのが面倒だったんですもの・・・行ったのはモスクや動物園など、私がどこの国に行っても訪れる場所で、後は単に街をウロウロしただけだ。パリは街並みが美しいので、それでも十分楽しめた。
というわけで、今回はパリモスクとアラブ世界研究所、そして動物園を訪れた時の話。全てカルチエ・ラタン(5区)にあるので回りやすい。
パリモスクは想像以上に大きく、礼拝者たちがひっきりなしに出入りしていた。イタリアではこういうモスクモスクしたモスク(?)を見たことがなかったので、「おお~、さすがフランス、ムスリム人口が多いのね~」と感心した。
聳えたつミナレット(塔)の周りをハトの群れが旋回していた。
入口のデザインが美しい。さすがパリだ。
側面で見かけた門。 研究所の入り口らしい。
広い中庭
モスク本体の礼拝スペースは、非ムスリムは立ち入り禁止だった。
入口付近にはモロッコ風のサロン・ド・テ(喫茶店)も併設されており、そこではミントティーが飲めて、タジンやクスクスなどの料理も味わえるという話だったが、なんとなく敷居が高くて(値段が高そうで)入らずに終わった。後から考えれば、お茶くらい飲めばよかったかも・・・
モスク同様、パリ観光で外せないスポット。それは「アラブ世界研究所」だ。(私見です)
アラブ世界研究所は、イスラム建築の様式を取り入れたモダンでハイテクな建物に入っている。ここは、アラブ世界に関する研究機関としてのみならず、アラブ文化の発信の地として世界的に名高い。この時も何か特別展が開催されていたが、私は入らず、入り口付近の物販コーナーを見ただけで終わった。
敷地の入り口。全体的に知的なオーラを発している気がする。
大中小の象のオブジェ。なんか意味ありげ
建物の壁面
カメラのレンズのように開閉して日光の量を調整する仕組みのあるメタリックな窓から構成されている。
建物の中の写真は1枚しか撮らなかった。
物販コーナーで見かけたパレスチナのナブルス産のオリーブ石鹸
次回は特別展にも入って、もっとじっくり館内を見て回りたいものだ。展望台にも上ってみたい。でも、いつになるやら・・・
最後は、植物園付属動物園。ここはパリの2つの動物園のうちの1つで、「世界最古の動物園」という触れ込みだが(ほんとなのか)、こじんまりとして人けがなく、広い植物園におまけののようにくっついている感じだった。
ライオンとカモさん。これは動物園の外だったカモ。
見た動物の中で一番物悲しい雰囲気だったロバさん。苔むしてる?
ロバさんのおうちも物悲しい雰囲気だった。
爬虫類・両生類館には毒々しい色のカエルさんたちがいた。
猛獣も一応いた。
ヤギさんはカモさんたちと同居
レッサーパンダはどこでみても可愛い。
というわけで、パリにはステキな観光スポットがたくさんあるようだ。(大雑把なまとめ方)
(参考)
二度目のパリならここに行きたい!「モスケ・ドゥ・パリ」に一目惚れ!
https://www.travel.co.jp/guide/article/12134/パリのモスク
アラブ世界研究所
https://www.linea.co.jp/info/detail/?iid=387&mo=
http://www.hitoriparis.com/kanko/mondearabe.html
パリ植物園付属動物園・メナジュリー
https://www.parisnavi.com/miru/298/
(続く)
ミナレットと鳩は絵になっていますね。
ただイスラーム建築というと、どうしても黄土色のイメージと半円の屋根のイメージが強く、イスラームぽく感じない。(まぁ、東京ジャーミィーも白ですね。)
ロバもヤギも、そしてピューマも、太ってますねぇ。運動不足? 中国の輸送機関の動力のロバは、もっと痩せぎすでした。イメージ違うわ。
あっ、ネコがいない。
では、また。
追)このペースで、執筆頑張ってくださいね。
モスクの建築様式は国や地方、宗派によって様々です。パリモスクはモロッコ式のスタイルだと思いますね。
パリの動物園には猫はいませんでした~ローマの動物園にはいたんですけど。檻の外に~
平戸ザビエル記念教会、日本離れしたグリーンのゴシック建築がステキですね~
私もZhenさんを見習って、なるべくがんばります~(˘ω˘)