外国で一時的個人的無目的に暮らすということは

猫と酒とアルジャジーラな日々

十条のクルド料理店「メソポタミア」でアラビア語会話をする

2018-04-15 15:43:03 | クルド

 

先日、久しぶりに十条(東京都北区)のクルド料理屋「メソポタミア」でご飯を食べた。何ヶ月ぶりだろう…このお店について以前書いた記事はこちら。ドバイレストランの元イケメンシェフはもうここで働いてはいませんが。(残念)

日曜日だったせいか客足は上々で、しかもイラク系クルド人の観光客の団体が入ってきたので満員に近い状態になって、お店の人たちは忙しそうだった。

 

 

ラフマジュンの単品(羊の挽肉ベースの具をのせた薄いピザっぽいやつ)と野菜の煮込み。ラフマジュンを友達とシェアしたら、料理人のファーティマさんが気を利かせて2つに切ってくれた。彼女の手作りのラフマジュンは香ばしくて美味しい。ここに来たらぜひ食べたい一品だ。

 

 

ジャガイモ・肉のシチューといんげん豆のシチュー。 じゃがいも・肉入りの方はスパイスが効いている。ワインはどこの国のか確かめなかったが、重めで私好みの味だった。ちなみに、ここの生ビールはアサヒ(心底残念)

 

私がワインを飲んで友達がビールを飲んだのだが、フェイスブックにこの写真をアップしたら、イタリア在住のウクライナ人の友達に「ワインとビールの両方を飲んだら、悪酔いするからやめた方がいい」と忠告された・・・彼女はウオッカ文化圏出身だけあって、アルコールに詳しいのだ。でも私、毎日各種のアルコールをちゃんぽんで飲んでるけど、飲み過ぎなければなんともないんですけど~(飲み過ぎるけど)

 

 

スウェーデン在住のイラク系クルド人の観光客の団体さん。ファーティマさんたちはトルコ出身のクルド人だが、トルコ以外の国出身のクルド人も集まってくるようだ。汎クルド主義的な色合いが濃いのだ。但し、トルコ系クルド人はクルマンジー方言を話すのに対し、このイラク系クルド人たちはソーラーニー方言の話者だそうで、注文を取る際、多少意思疎通に苦労している様子が見えた。

 

彼らは英語・スウェーデン語・クルド語・アラビア語を話すというので、隣に座ったフレンドリーな女性とアラビア語(標準語で話してくれた)で少しお喋りした。(そして、グループのボスっぽい男性に「え、彼女はアラビア語を話すのか、何人なんだ??」と驚かれた。100%日本人ですがな)。彼らは、日本に留学している息子を訪ねに来た家族とその親戚だかお友達だか(確かめそこねた)のグループで、すでに広島・大阪を回っており、東京の後は帰国だと言っていた。「スウェーデンはどうですか?」と聞いたら、「スウェーデンはまだ雪が降ってて、マイナス15度とかなのよ~」との返事で、あまり帰りたくなさそうな気配だった。マイナス15度のところに住むのは、私は無理かも・・・

 

会話も一段落したので、盛大に飲食する彼らとお別れして、付近のベトナム料理屋さんに移動した。商店街の脇道を入ったところにあるお店「ノンラー」。ここには以前昼間に入って、ワインだけ飲んだことがある。料理を頼まなくても嫌な顔一つされず、しかもベトナムワインが安かった。

 

デザートメニュー。お腹いっぱいだったので、料理のメニューは見なかった。(食べログはこちら

 

私は甘いものに興味がないので、黒米焼酎「ネプカム」をいただく。紹興酒系の味。体に良さそう

 

友達が頼んだ揚げバナナとアイスクリーム

 

こうやってクルド料理屋とベトナム料理屋をハシゴできるのも、東京ならでは。どちらもまた行きたいな~

 

(終わり)

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